昨日はずっと家にいた。11月分の経費帳に忘れていたのをつけ足し、とってもおいしそうなリンゴのお歳暮が届き、そのお礼をメールでして、あとはコタツで本読んで、テレビ見て、ネットもして、夕方ちょこっと部屋を片付けて、午前中一度だけ玄関の外へ出ただけ。夫は例によって趣味のスピーカー工作を自分の工作室でしていた模様。
こんな日って、ああ何もしなかったつまらない日と以前なら思ったけど、今はそんな日こそありがたいと思う。
ドイツから帰って24日経つけど、その間に孫とお嫁さんが5回、長男が1回来た。次男は離れて暮らしているけど、元気でやっているし、メールにもきちんと返事が来る。三男は先日の誕生日にお祝いを少し送ってやった。義母も母もおかげさまで元気でいてくれる。
忘れてた・・・自分と夫も元気だし。元気なのを忘れているのが一番元気だということでしょう。感謝しなければ。
こんなことはわざわざ書くことでもないけど、そんなことが続くことこそがありがたいのだときょうは思った。きょうはちょっとしたことを知ったので。
健康、仲のいい家族、必要なだけのお金とそれをもたらしてくれる仕事。それだけあれば充分。なくした時にそのありがたさが身に染みると思う。
亡くなることで連想したけど、故勘三郎さんが5歳くらいの時、映画に出ていたのを憶えている。黒柳徹子さんと共演していたような記憶が。とてもしっかりしていて、明るくかわいい子だった。謹んでご冥福をお祈りします。
テレビである歌舞伎役者が「勘三郎さんはいつも私をお手本にしてくれていました」と自分の業績を得々と語っていた。いつもあんな言い方をする人なので嫌な予感がしたけど、やっぱり。人が亡くなってそのコメントはないだろ。
私もついそんな言い方することが・・・ないはずだけど、気を付けたいなと思った。
勘三郎さんはこんぴらの金丸座にも出演していたけど、本当にあの小屋が好きだったのだろうか。ある歌舞伎役者は「救急車の音が聞こたりしてやりにくい」と言っていたけど。あの方なら、きっとそのことも楽しさに変えていたのではないかと思う。合掌。
金丸座 今年8月