ここ数年、「小説を読んだことがない」と豪語していた私
ましてや、本屋で購入してまで読むことは10年以上もなかった私が・・・
何に血迷ったか、今年の直木賞と本屋大賞をダブル受賞した
恩田 陸の“蜜蜂と遠雷”というタイトルの本を購入した
あらすじは、ピアノコンクールを舞台とした若者達の青春小説である

もう30年前になるだろうか・・
学生時代から現在までクラシックギター音楽が好きな私が
ピアノ曲やピアノコンチェルトに2~3年、はまったことがあり
購入は、その時に聞いた懐かしい曲名が小説の中に出てくることが1つの要因でありました
久々に、夢中になって読ませてもらいました
小説の中で、主人公の1人「風間 塵」が弾いた曲目の中で
一次予選の最後に弾いた、バラキレフの「イスラメイ」
三次予選の最初に弾いた、サティの「あなたが欲しい」の2曲が
今まで、聞いたことのない作曲者と題名が登場し気になっていたので
You Tubeで演奏風景を見ながらヘッドホンをして聞いてみた
★ バラキレフ 「イスラメイ」
ロシアの作曲者で1869年に東洋的幻想曲として発表された10分弱の曲です
さっそく、You Tubeで検索し
「小塩 真愛」さんの演奏で、昨日今日で5回聴きました(なかなかの名演でした)
聴けば聴くほど、いい曲でした
どこか東洋的というか日本風を感じる箇所もあるが、東洋的とあまり感じず聴けました
イスラメイの冒頭の部分です (難曲で手の小さい人はなおさらのようです)

★ サティ 「あなたが欲しい」
曲を聴いていて、「んっ? これがクラシック? コンテストで弾かれる曲?」
・・ と思ったので調べてみると
フランスのエリック・サティが1900年シャンソンの曲として作ったようで
CMにも使われているようで、耳障りの良い心地よい曲なので
クラシックはちょっと・・という人、ピアノ演奏でぜひ聴いててみてください
聴いた後、作者は小説の中でこの曲をどう表現しているのか・・と思い
改めて、この部分を読み返すと
「シンプルなメロディーは、たちまちコンサート会場をパリの街角に変えてしまった」
とあり、私もパリのイメージは同感でした
パリの雰囲気を感じると 「エコール・ド・パリ」 パリ派の画家たちを想像し
思わずネットで、シャガール、モジリアーニの絵を検索し、見てしまいました
歳をとってもミーハーなことに影響される単純な私です
★ ラフマニノフ 「ピアノ協奏曲第2番」
小説の終盤は、勝ち抜いてきた6名の本選が描かれています
本選は、オーケストラとの共演のコンチェルトです
小説の中の3人の主人公達の演目には書かれていませんが・・
私自身、無性にラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」を聴きたくなりました
これもまた、You Tubeで検索し、BBCがライブ放送した
全盲の辻井伸行の演奏で、目を閉じヘッドホンをして聴きいりました
演奏終了後辻井さんがピアノに左手を添え観衆に頭を下げるシーンで
指揮者が辻井に近寄り抱き合うシーンを見て涙してしまいました
歳をとってもちょっとしたシーンに涙する単純な私です
ましてや、本屋で購入してまで読むことは10年以上もなかった私が・・・
何に血迷ったか、今年の直木賞と本屋大賞をダブル受賞した
恩田 陸の“蜜蜂と遠雷”というタイトルの本を購入した
あらすじは、ピアノコンクールを舞台とした若者達の青春小説である

もう30年前になるだろうか・・
学生時代から現在までクラシックギター音楽が好きな私が
ピアノ曲やピアノコンチェルトに2~3年、はまったことがあり
購入は、その時に聞いた懐かしい曲名が小説の中に出てくることが1つの要因でありました
久々に、夢中になって読ませてもらいました
小説の中で、主人公の1人「風間 塵」が弾いた曲目の中で
一次予選の最後に弾いた、バラキレフの「イスラメイ」
三次予選の最初に弾いた、サティの「あなたが欲しい」の2曲が
今まで、聞いたことのない作曲者と題名が登場し気になっていたので
You Tubeで演奏風景を見ながらヘッドホンをして聞いてみた
★ バラキレフ 「イスラメイ」
ロシアの作曲者で1869年に東洋的幻想曲として発表された10分弱の曲です
さっそく、You Tubeで検索し
「小塩 真愛」さんの演奏で、昨日今日で5回聴きました(なかなかの名演でした)
聴けば聴くほど、いい曲でした
どこか東洋的というか日本風を感じる箇所もあるが、東洋的とあまり感じず聴けました
イスラメイの冒頭の部分です (難曲で手の小さい人はなおさらのようです)

★ サティ 「あなたが欲しい」
曲を聴いていて、「んっ? これがクラシック? コンテストで弾かれる曲?」
・・ と思ったので調べてみると
フランスのエリック・サティが1900年シャンソンの曲として作ったようで
CMにも使われているようで、耳障りの良い心地よい曲なので
クラシックはちょっと・・という人、ピアノ演奏でぜひ聴いててみてください
聴いた後、作者は小説の中でこの曲をどう表現しているのか・・と思い
改めて、この部分を読み返すと
「シンプルなメロディーは、たちまちコンサート会場をパリの街角に変えてしまった」
とあり、私もパリのイメージは同感でした
パリの雰囲気を感じると 「エコール・ド・パリ」 パリ派の画家たちを想像し
思わずネットで、シャガール、モジリアーニの絵を検索し、見てしまいました
歳をとってもミーハーなことに影響される単純な私です
★ ラフマニノフ 「ピアノ協奏曲第2番」
小説の終盤は、勝ち抜いてきた6名の本選が描かれています
本選は、オーケストラとの共演のコンチェルトです
小説の中の3人の主人公達の演目には書かれていませんが・・
私自身、無性にラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」を聴きたくなりました
これもまた、You Tubeで検索し、BBCがライブ放送した
全盲の辻井伸行の演奏で、目を閉じヘッドホンをして聴きいりました
演奏終了後辻井さんがピアノに左手を添え観衆に頭を下げるシーンで
指揮者が辻井に近寄り抱き合うシーンを見て涙してしまいました
歳をとってもちょっとしたシーンに涙する単純な私です