今日(4月11日)は忙しい日で、来客やら少人数での会議打合せが午後にあり、「充実した日」になりました。
もちろん来客はマスクをしてもらい、座るときも対面にならないようにしていました。
打合せの方は地元の集会所で行いましたが、参加者は4人限定で、マスク着用はもちろん手消毒して入室や「3密」回避徹底しました。
「密閉」回避のために窓を開け、換気扇を回していると、今日は寒い日で弱りました。
※コロナウィル問題の感想を最後に書いています。
そんなことで、今日の庭の散策は夕方になってしまいました。
少し暗い方がヤマブキの黄色が濃く感じ、いい雰囲気でした。
庭は、ヤマブキの黄色と赤いツツジの花が咲き乱れる季節になってきました。
ヤマブキのトンネル
アプローチのツツジ
門前のフリージアは盛期を過ぎましたが、庭の中ではこれから咲き出します。
今咲いている花茎の後ろにはたくさんの花茎が伸びています。見えるでしょうか。
あと1週間もしないうちに見事なフリージア畑が出現するでしょう。楽しみです。
カサブランカの茎も伸びてきました。
ギボウシの葉が開き出しました。
庭のアメリカハナミズキ。
畑のハナミズキは、この木から挿し木で増やした言わば子どもですが、花芽の数は圧倒的に畑の方がたくさんできています。
陽当りと栄養のせいでしょうか。
でも、花数が少ない分、ひとつひとつの花のサイズは大きいように思えます。
私達はすでに2月末から10人を超える会議の中止や、少人数で集まる際にもマスク着用などを義務付け、できる限り外出しないよう心掛けてきましたが、これには「高齢者と基礎疾患を有する人が重篤化する危険性が高い」との情報があったことが大きいと思います。私たちの地域は高齢化率が高いのです。
その反面、「若者は症状が出にくい」などの誤ったメッセージが流されたことが、今になって大都会での感染の広がりにつながったように思います。
データを集め科学的に分析し、楽観論を戒め、最悪の場合を想定し、必要な準備を組織的に行うことが必要と思いますが、2月からこれまでの流れを見ていると、すべてできていないように思います。
特に最悪なのが、この間他の先進国並みにPCR検査を速やかに行うための条件整備を怠りながら、それを指摘されると他国のやり方の批判や「日本の独自のやり方で医療崩壊を防ぐ」などと、政府寄りの「専門家」がそろって世論操作に走るという不誠実さ。
安倍首相は今になって「PCR検査をドライブスルーでも」と発言し、検査能力を1日2万件にあげると言っているが、たぶん首相の下にはPCR検査について偏った情報しか上がっていなかったのだと思う。
せめてこの1カ月をPCR検査能力を高めるために本気で条件整備を行っていたら、この段階になってなお「PCR検査で保健所は限界」などの状況は脱せていたのではないのか。「PCR検査拡大否定」を韓国のドライブスルー検査を貶めるようなデマ宣伝をテレビで行ってきた自称「専門医」やコメンテーター、さらに厚生労働省のツイッターの責任は極めて大きいと思う。
ともにノーベル医学・生理学賞授賞者である山中伸弥京大IPS細胞研究所長と本庶佑京大特別教授は、それぞれの立場からPCR検査の拡充を訴えられています。
日本の英知を集めてコロナウィルスと闘うために、古い「専門家」のマンネリ発想でなく、一流の研究者の科学的発想と分析、新進気鋭の研究者の最新の知見、そして何より現場で診察にあたる一流の医師の意見を取り入れた本当の「英知を結集した対策」が今ほど強く求められていることはありません。
最後に、安倍首相が言明した「マスクの調達」も「PCR検査の拡充」ももう1カ月以上滞っています。
文書の改ざんなど、首相を守るためには(自分の地位を守るためには)直ちに違法行為にまで手を出す官僚たちが、国民の命を守る行動はこれほど遅らせる。
国民の命を守るための首相の言明が実行されない、この国の官僚機構はどうなってしまったのか。
だんだん人生行路師匠の「ボヤキ漫才」になってきましたね。//以上