昨日あたりから大きく膨らんできた月下美人のつぼみが、今夜7時過ぎに3つが同時に開花しました。
室内側のガーデンルームの扉を開けると家中に甘い芳香が漂い、まさに桃源郷にいる気分です。
ガーデンルームの灯りをつけて写真撮影していると、嬉しい発見が二つありました。
ひとつはカマキリの赤ちゃんです。月下美人の葉の上でしきりに首を振ってダンスしていました。
2月ごろまでガーデンルーム内にいたカマキリの子供のような気がして、たいへん感激しました。
もうひとつは、挿し木で増やした別の月下美人の株に花芽を発見したことです。たったひとつですが、毎日花芽を探していたので大感激でした!
5月下旬から畑づくりも始めました。自宅から徒歩5分程度の街中にある住宅地跡に畑の土を入れてもらい、約25坪の畑ができました。
畝をつくろうと耕してみると、石ころだらけでたいへんでしたが、サツマイモ、スイートコーン、インゲン豆などが順調に育っています。
スイートコーンは、買った苗が10本、種から育てた苗が約30本植わっています。買った苗の方は、背丈はまだ低いのですが、茎が太くなり、上には穂が見えだしています。
サツマイモのツル苗は5月下旬に植えたのですが、ちょうど雨の降らない日が続いた頃で、毎日夕方水やりに通いました。その甲斐あって枯れることなく根づき、いまでは新しいつるをグングン伸ばしています。
野菜以外に、果樹やハーブも植えています。
ベランダが手狭になっていたこともあり、コンテナで育てていたオリーブ2本と山椒の木1本を畑に移しました。他に、プルーン2本も植えています。
ベランダのようには目が行き届かないので、あまり手のかかるものは栽培する気はありません。
後は、8月下旬にニンニクとジャガイモ、秋にタマネギをを植えつける予定です。
今年の冬、初めて外のガーデンルームで冬を越した月下美人。
オイルヒーターで最低温度が5℃を下回らないように気をつかった甲斐があり、無事に冬を越してくれました。
春先には、鉢が狭くなってきたのでより大きい陶器の鉢に植替えたのですが、5月になると小さな花芽がたくさんできました。
最初にできたのは、まだ気温が低かったせいか育たず枯れてしまいましたが、遅れて出てきたのは順調に大きくなっています。
昨年までは、7月に小さな花芽ができ、それが8月中旬に咲いたのですが、今年はひと月半も早く花芽ができました。
しかも、これまでは2個程度だったのに、今回は6個の花芽が順調に大きくなっています。
株が充実してきたのでしょうね。
まだまだたくさん咲くそうですが、ひとつの花の豪華さから言って6個も咲けば十分すぎます。
そう言えば、月下美人と同種のクジャクサボテンもガーデンルーム内で冬を越したのですが、例年は2~3個の花しか咲かないのに、今年は5個も次々と咲きました。
冬でもよく太陽光があたるガーデンルーム内での冬越しがよい影響を与えているのかもしれません。
今ある6個のつぼみはほぼ同じ大きさなので、うまくいけば同時にいくつかが咲く可能性があります。
たった一つ咲くだけでも、家じゅうに甘い芳香が漂い、桃源郷のような雰囲気になります。
今回はもっとすごいことになりそうです。
おそらく開花は6月末~7月上旬になると思われます。