7月の祇園祭の頃に美しく咲いたヒオウギ（檜扇）の花の記憶が薄れた頃、真黒な実が姿を現します。
光を反射し濡れたような漆黒をした実で、古来からヌバタマと呼ばれているそうです。
収穫したヌバタマを鉢に埋めて増やそうとするのですがうまくいきません。ところが撒いたことのない場所から株が育ったりして、不思議な植物です。
魔よけの花らしいのでたくさん増やせたらいいのですが・・・・。
真紅のつるバラ、ウルメール・ムンスター
一気に満開となった金木犀
赤ハギも盛期を過ぎ、寂しさが増す季節になってきました。
先週とうってかわり暑さがもどっています。衣替えが目前なのに・・・・。やはり異常気象ですね。
庭の植物は日照時間の減少と先週までの気温の下がり具合で、すっかり秋の装いとなっています。
鳥が運んできたピラカンサにまばらについた実にも、赤い色のものが出始めました。
見上げればヒメリンゴの実も赤く色づいています。
庭を歩くと金木犀の香りが少し感じられ、観察してみると黄色い花がもう一斉に開花する寸前です。
美しい秋のバラ 「グラハムトーマス」
ピラカンサの実
ヒメリンゴ 今年は実付きが悪いようです。
金木犀
プレクトランサス・モナラベンダーの花もたくさん開花しています。
秋の訪れを告げる赤ハギにたくさん花が咲きだしました。一週間前にはポツリとしか咲いていなかったのに。
まだ枝によってムラがあり、まったく咲いていない枝もたくさんあります。
秋の本格化とともに満開になり、見事な花姿を見せてくれます。
酔芙蓉も咲きだしました。置き場所のせいかよその酔芙蓉は８月から咲くのに、我が家のは毎年この時期になってからです。
２種類あり、鉢植えのが一重咲き、地植えのが八重咲きですが、どちらも同じ時期に咲きだします。
秋の花は確かに華やかですが、夕暮れが早いせいか少し寂しさを伴うように感じます。年齢のせいでしょうか。
一重の酔芙蓉 午後になり「酔い」がまわってきたようです。
八重の酔芙蓉。
朝夕めっきり涼しくなり、夜には美しい虫の音が聞こえるようになりました。
今日の午前中は用事があり家にいたのですが、少し自由になる時間があったので庭を散策しました。
どこからともなく芳香がするので見上げると、つるバラの「ブルームーン」にいくつも花が咲いています。
この「ブルームーン」には「つるタイプ」と「木立タイプ」があり、「つるタイプ」は四季咲き（返り咲き）、「木立タイプ」は一季咲きだそうです。
我が家にあるのは「つるタイプ」だけで、１本の苗木から挿し木で数本に増やしています。地植えも試したのですが、環境（土壌や日照など）を選ぶようで
ことごとく失敗しました。鉢植えの方は順調に大きくなり、初夏から晩秋まで繰り返し花を咲かせてくれます。
花は淡いブルーで、レモンのような強い芳香を持っています。姿も美しく、たいへん気に入っています。
イングリッシュローズの「グラハム・トーマス」など、ほかのバラにも花が咲きだしました。
秋に咲くバラの花は、数が少ない分、花色も深く、姿も美しいように感じます。
また庭の散策が楽しみな季節になってきました。
ブルームーン」（つるバラ）
「グラハムトーマス」（イングリッシュローズ）
「ロイヤルサンセット」（つるバラ）
「スイートマザーズディ」（ポリアンサ）
「マダム・アルフレッド・キャリエール」（つるバラ）
「スイート・ジュリエット」（イングリッシュローズ）
「バフ・ニューティ」（つるバラ）
昨夜一つだけ花を咲かせた月下美人が、今夜はいっぺんに１０個もの花を咲かせました。
ひとつの株に４つ、もう一つの株には６つ咲いています。ひとつ咲いただけでも芳香が漂うのに、これだけ咲くと庭中に芳香が広がっています。
今夜は久しぶりに月下美人の話題で盛り上がりました。
暗闇に浮き立つ純白の花姿。驚くほどの美しさです。
三つ子のような花 １枚の葉から２個ずつできているのでやはり大きさは小ぶりです。１つはまだつぼみのままです。
手前の株に６つ、左奥の株に４つ咲いています。
奥にある株。こちらか見えるのが２つ。向こう側にも２つ咲いています。
８月下旬に目立ちだした月下美人のつぼみがぐんぐん大きくなり、今夜そのうちの一つが開花しました。
大きな株が２株あるのですが、それぞれ７つと５つ、つぼみが大きく育っています。
この間、挿し木で増やした子株を何人かの知り合いの方にあげたのですが、やっぱり同じように２つ、３つと
つぼみが大きくなっていると聞きました。やはり親子なのでしょう。
まだ庭の花は「夏枯れ」状態なので、この時期に咲く月下美人の花は貴重です。
つぼみの数が多いので、数日間は楽しめそうです。
まだ満開ではありません。
今日の昼間の様子
つぼみが密集すぎてもったいなく感じます。
プレクトランサス・モナラベンダーも花数も増えてきました。
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