電話をかけて下さったもう一方の友人について、今日はお話しします。
お名前は、頭文字をとって、Fさんとさせていただきますね。
このブログにも、度々登場していただいています。
我が家がこの地に安住し始め、十年後くらいにお引越しされてきた彼女一家。
私は積極性に欠ける所があるので、友達作りは苦手な方かもしれません。
でも何故か、転居するたびに良き一生の友に恵まれてきた人生でした。
Fさんも、まさにそのお一人。
お付き合いを始めたきっかけは、恐らく彼女が積極的に声をかけて下さったからでしょう。
その内に、すっかり仲良しに。
今では親友と言っていい、私には掛け替えのない友です。
私より一回りお若くて、聡明な心優しい方。
とても優秀な三人のお子様たちも、全員ご結婚。
ここ5~6年の間に、四人のお孫さんに恵まれた彼女。
そのお世話で、多忙な日々を、今はお暮らしです。
一方で、もっとお若い頃は、留学経験を生かして英語塾の先生、今は料理教室で指導もされています。
まだ、ご年齢は60代前半。
とても活動的な彼女が、私には眩しくさえ感じられてきます。
向かって右側がFさんです。左は真向いのお宅の奥様、Iさんです。
Fさんほどではありませんが、Iさんとも、長年、とても良いお付き合いをさせていただいています。
お住まいは、道路を挟んで目と鼻の先。
夫が亡くなり一人暮らしになってからも、彼女の家の灯りが私の心の支え。
そう言ってもいいほどに、私が心から信頼する友でした。
ところが、何とその彼女が、昨年の春、都心のマンションに転居されてしまったのです。
その話を初めて聞いた時は、信じられないほどのショックを受けました。
心の支柱が一本はずされたような寂しさと心もとなさ。
そう言っても過言ではありません。
娘達まで、「それは寂しくなるわね~」と言って、顔を曇らせたほどです。
その後はメールを交わしたり、直接会ってお話も幾度かしてきたので、固い絆は何も変わりありませんが。
その彼女が、最近また電話を下さり、長話。
とても楽しくて・・・。
賢明で研究熱心な彼女のお話は、いつも新鮮。
ためになることばかりです。
こんな世の中だけれど、お互いに気を付けて過ごしましょうね、と励まし合って、電話を切りました。
暗いご時世の時、今も変わらず彼女がそばにいてくれたら、どんなに心強かったことでしょう。
それが、かえすがえす残念でなりません。
追記
私と同じ世代の志村けんさんの訃報は、私も、とてもショックを受けました。
私はこの方の経歴は、ドリフターズのメンバーのお一人でいらしたことくらいしか知らないのですが、お人柄の優しさ、温かさが全身からにじみでているような、素敵な方でしたね。
そういえば、亡き夫も若い頃、「8時だよ全員集合」の番組は、くすくす笑いながら、とても愉しんでいました。
昨日の午前、亡くなられたことを知って、仰天。
慌てて妹に電話。
そして、私が抱いた思いも伝えました。
「きっと身を犠牲にしてまでも、コロナの怖さと命の大切さを、国民に伝えようとなさったのではないかしら」と。
その後、テレビの番組でも、同じような感想を述べている方が多かったようです。
志村けんさんの死を無駄にしないためにも、一層、コロナに負けない心がけで、頑張りましょうね。
どこまでもお優しかった志村けんさんのご冥福を、
心よりお祈り申し上げます。
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