今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

元気を出すために~押し迫った3月2日にお雛様の飾り付け

2020-03-07 07:02:54 | 暮らし

一人暮らしのせいでしょうか。

コロナ感染拡大の暗いニュースを、毎日耳にしていると、憂鬱になってしまいそう。

心の糸が張り詰めっ放し。

そんな感じです。

何だか心細く、妹につい電話をかけてしまいます。

 

この度の出来事は、局地的に起きる自然災害とは異なり、国民全員、いえ人類が、同等のレベルで背負う災難と重苦しさ。

相手は目に見えない敵。

何だかSF小説の世界の出来事のようにさえ、思えてきますが。

現実に起きていることなのですよね。

 

最近は、NHKのニュース以外観ないように心がけていますが。

新型コロナウイルス騒動に、私は心を奪われてしまって・・・。

今年はお雛様を飾るのはもう止そう、と思っていました。

でも、こんな時だからこそ、お雛様を飾りたい。

突然そう思い直し、二階の納戸から、雛道具を階下に運び始めました。

ひな祭りが目前の3月2日のことです。

 

 

飾っても、これではすぐ片付けないといけなくなりますが。

私の実家では、ひな祭りは旧暦の4月3日でした。

この日は、私のお誕生日。

ですから旧暦で祝えば、まだひと月近く飾れると自分を納得させました

 

 

雛人形の飾り付けの作業は、半日がかり。

大変な苦労です。

ひな壇の組み立ての際は、毎年のことですが、思うようにいかず、泣きたくなるほど。

どうしたことか、止めねじが数個見当たらなくて、紐で固定したり、と。

二時間近くかけて、七段の組み立てが、やっと終了。

 

このお雛様は、次女宅のものです。
かれんちゃんの初節句に、私が贈りましたが、選んだのは次女です。
お内裏様とお雛様の位置が、我が家とは逆ですね。
どちらも間違いではないようです。

 

でも緋毛氈をかけ、雛人形やお道具を飾る段階になると、心が華やぐようで、ウキウキしてきました。

タイムスリップして、雅な公家社会に招かれたよう。

しばらく、今の苦労をすっかり忘れることができました。

飾って良かった!と心から思えた私です

 

 

我が家のお雛様は、長女が誕生した翌年に、母が贈ってくれました。

郷里の老舗デパートの売り場に三人で出かけ、壁際にずらっと並んだ七段のお雛様を見て、私が一目ぼれした物。

お顔立ちとお衣装の色に惹かれてしまいました。

もうその時から50年近く経過し、経年劣化もみられますけれど。

今でも十分、懐かしい想い出と共に、私の心を満たし、いにしえにいざなってくれます。

 

ひな祭りの数日後、次女宅にお料理を数品持参しました
次女は在宅勤務中。
美味しい桜餅をご馳走になり、邪魔をしないように、早々に退散。

 

しばらくこのお雛様を日々眺めて、今の重苦しい空気を忘れて過ごしたい。

今は、しみじみとそう思っています。

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