一昨日の日曜日は、母の日でした。
母の日が近づくと、子供達の心は、日頃の無沙汰が気になり始め、多少落ち着かない気分にになり始めるものなのかもしれませんね~(笑)
親の期待を裏切っては可哀そう、と思ったりして・・・・・・(笑)
日頃の感謝を込めて、純粋な気持ちでこの日を迎える方達も無論多いでしょうが。
そう思うと、商略に載せられた心憎い演出日(?)の様な気がしないでもありません。
しかし、母の日には歴史的な由来がきちんとあるようです。
アメリカの南北戦争の直後辺りのお話しにさかのぼるようですが、ここでは説明は長くなるので割愛します。
その当時は、白いカーネンションがそのシンボルだったとの事。
白いカーネンションでも、とても素敵でしたのにね~
何故か日本では、白いカーネンションは、母を亡くした人が、胸に飾るもの、と決められていた時代がありました。
小学生の同級生のIさん。
美しい、憂いのある顔立ちで、とても賢い魅力的な人でしたが 、母の日には、いつも胸に白いカーネンションを。
その鮮烈な印象が、今も胸に刻まれたままです。
若い頃、私と妹、夢路は、子育てに追われ、郷里の母にご無沙汰が続くことがよくありました。
ですから母の日が近づくと、どちらからともなく、声がかかり、贈り物をしなくては、と慌てて渋谷のデパートに出かけたものです。
個別に贈ったことはほとんどなく、二人で一緒に選び、品物は衣類が多かったように思います。
品定めの優先権は私にあったのではなかったかしら。
一目ですぐ気に入ったものが見つかるととても安堵し、その後は二人でお茶の時間を共にし、のんびり過ごしました。
母にも思いを寄せ、おしゃべりが延々と続いたものです。
さて、この度の母の日の娘達からのプレゼントは・・・・・・
キャリアウーマンで、朝早く出勤、時に夜遅く帰宅といったハードな仕事をこなしながら、家事と育児にも専念する娘達。
贈り物を選ぶ時間的ゆとりなどないでしょうに、毎年気を遣ってくれ、申し訳ない気がしています。
恐らく、感謝の気持ちより、ママの期待を裏切らないように、との優しさの方が優るのかもしれないけれど。
そんなに期待しているわけではありませんが・・・・・・
受け取ると、やはり素直に嬉しく、幸せな気分になれます。
今年の次女からの贈り物は、下にアップした写真の二品でした。
可愛い包装紙に包まれた山梨の銘菓は、大型連休に義父母さまの別荘で過ごした時のお土産との事。
ですから母の日の贈り物は、クリスタルポプリと小さなハンドタオルのお洒落なセットのようです。
何故か、私がお昼寝中に、次女のお婿さんが届けてくれ、主人が受け取りました。
面白いミスマッチですね~(笑)
母の日は、孫のK君が、地域の少年野球クラブに入部して、午後から本格的練習に臨む最初の日だったようです。
恐らく、かれんちゃんも抱えてグランドに行く前に、いろいろ家事をこなさないといけなかったのでしょう。
お礼の電話をかけた時は、今グランドに着いたところなの、との返事が返ってきました。
私は、心からお礼を述べました。
とてもとても嬉しいプレゼントだったのです。
実は数年前から、お手洗いに置くポプリを探していました。
お洒落なポプリケースが空っぽになり、詰め替え用が欲しくて仕方なかった私ですが。
デパートで心当たりのお店をすべて当たっても、見付けることができませんでした。
店員さんの話しでは、ポプリは今は余り製品化されず、違う芳香剤が販売されるようになっているとのこと。
その一つが、先日私がお誕生日に自分で選び、長女からもらったものなのですが。
ポプリのナチュラルさと優しい雰囲気が好きな私は、少々残念に思いつつ、その代用品として購入した経緯があります。
ですから何よりの贈り物で、喜びひとしおでした。
クリスタルから、どうしてこのような芳しい匂いが放たれるのでしょうね~
不思議に思いながら、さっそくポプリケースに、それを詰めました。
ありがとう!Mちゃん。
日々の暮らしの潤いとして、この香りを楽しませてもらいますね。
さて長女のMちゃんからは、母の日には携帯に着信のお知らせが。
電話をくれたようでしたが気が付かず、出先から戻り、夜八時過ぎに折り返しの電話をしましたが、通じませんでした。
Mちゃんも二児の立派なお母さんですものね~
恐らく母の日は、日頃の炊事から解放され、外食を家族で共に楽しんででもいたのでしょうか。
翌朝、出勤途上に電話をくれ、「プレゼトを贈るのが遅れてごめんね、いつもと同じものだけど、今日届くから」と。
詫びる程のことでもありませんのに・・・・・・(笑)
翌日、友人とのお食事会で私が留守の間に、届いていました。
私が望んで以来、ここ数年、ずっと同じスターバックスの詰め合わせ。
夢のない実用的な贈り物と言えるかもしれないけれど、私には次女の贈り物と同様、なくてなならない暮らしの潤いの一つなんです。
スターバックスのコーヒーは美味しいだけでなく、飲むと、とても元気が湧いてきて、相性が抜群。
プレス用とコーヒーメーカー用にお豆を挽いてもらい、ほとんど毎日飲んでいます。
新鮮さを少しでも欠けば、そのお豆は惜しげなく捨て、店頭には常に新しい物が販売されているとの事ですから、信頼も厚くて。
長女、Mちゃんの嗜好で、私が普段使用しないお豆を選んで贈ってくれますから、それも楽しみの一つになっています。
昨日は愛宕山方面に出かけ、オフィス街の高層ビルの最上階のとてもおしゃれなイタリアンレストランで、友人とのお食事会がありました。
そして、さらに今日から週末までぎっしりと予定が詰まっています。
体力に自信がない私には、悲鳴を上げそうな過密スケジュールですが。
私の元気の基であるスターバックスのコーヒーを何度でも頂いて、何とか切りぬけましょう。
Mちゃんも、本当にありがとう。
毎日明るく元気に暮らす事が子孝行だと思い、良き日々を、今後も紡いでいくつもりでいます。