今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

弥生、そして雛祭り

2013-03-02 05:50:03 | 暮らし

昨日から三月、弥生の月となりました。

関東地方には、春一番も吹きました。

何時になく厳しい今冬の寒さでしたから、ことさらの嬉しさを、私は隠せません。

 

「やよい」

何て柔らかな心和む響きでしょう。

弥生の由来は、ウィキペディアによると、草木がいよいよ生い茂る月、「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」が詰まって「、やよひ」となったそうです。

他に、花月(かげつ)、花見月(はなみづき)、夢見月、桜月、その他の別名もあるようです。

旧暦の名称ゆえ、ひと月のずれがあり、今の季節への違和感は多少はありますが、心にしっくりくる美しい呼び名ばかりですね~

 

          

 

一方、別れの季節でもある、やよい。

別れを惜しむ愛惜と新たなスタートへのの希望が若者たちの心を捉えて離さない月。

心模様が深くなる月、と言えば宜しいのでしょうか。

私にも、そんな時代が度々ありました。

改めて、人生の節目の年を思い起こし、かみしめてみるのも良いのかもしれません。

 

さらに弥生といえば、この柔らかな別名に一番似合う、ひな祭りの行事を忘れることができません。

既に、雛壇を飾られ、雅な雰囲気が漂っておられるお宅も、多いに違いありません。

私は一昨年、かれんにひな人形を贈ったばかりですが、今年も女児のお孫さんのご誕生で、そうされたご祖父母さまもいらっしゃることでしょう。

お孫さん達が初節句を迎えられた皆さまには、心よりお祝いを申し上げます。

 

          

 

さて我が家ですが、今年は七段飾りのひな人形を飾り付ける予定でいました。

去年は、旦那さまに、「1年おきでいいじゃないか」と言って、組み立てを断られてしまい、しぶしぶそれを了承した私です。

ですから、今年は飾る年になっていたのですが・・・・・

思わぬ出来事に心が少々奪われ、、ひな人形一式を出すのが、つい遅くなってしまいました。

4、5日前になって、やっと夫に、段飾りの組み立てをお願いした私です。

ところが、伝統的な風雅を味わう感性など、まるでない旦那さま。

あれやこれやの屁理屈を口にし、今年も組み立てを断ってきました。

 

          

 

その時の夫の屁理屈をご紹介しましょう。(笑)

「もう数日しかない。」

「二年くらい出さなくてもいいじゃないか」

「かれんはまだ分からない」

「長い間出さない時期があった」

私の問いかけの言葉は省略しましたが、こんな具合です。

私は、ブログに載せてやる、とばかりに、すぐ後にメモしておきました。(笑)

 

横着極まりない旦那さまで、本当にどうしようもありません。

それなら、私が一人で頑張ってすべての作業を引き受け、飾りつければ良いだけのことですが。

そこまでの気力はわいてこない、同様に横着者の私です。(笑)

と言うことで、飾り付けを完成することは叶いませんでしたが、せめて内裏雛だけでも、と思い、出して飾りました。

 

         

他のお人形は、箱の中ですすり泣いているかもしれない、とさすがに申し訳ない気持ちに。

せめて虫干しのために、飾らなくても箱から出し、新鮮な空気に当ててあげるつもりでいます。

 

最後に、あるブロガーさまが載せておられた、雛祭り行事についてのお言葉を、ご紹介させていただきます。

二週間ほど前位に拝読し、感銘を受け、コピペさせて頂いていました。

娘達にも、ぜひ読んでもらいたい、と思いましたので。

あざみさま、ごめんなさい。

お断りもしないで、ここに拝借させて頂きます。

 

古くから女児の情操教育に欠かせない大切な役割を持っています。
親子でお雛様を飾ったりお仕舞いすることで
季節の慣わしを覚えたり、大切な物を丁寧に扱う気持や
作法を育み、又幼少から美しいものを眺める事で素晴らしい
美的感覚が養われるのである。

自分のお雛様を眺める事で家族からの愛情を感じ
優しい心を育てます。

そのような環境で育てば素晴らしい女性になって
良縁に結び付くものであり、お雛様を飾る意義がそこにあります。

 

この記述通りですね~

娘達にも、なんとなく飾り付けて終わりにするのではなく、この行事を、娘の情操教育の一環として、大切に扱ってほしい、としみじみ思いました。

 

         

 

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