三泊四日で、我が家に滞在した孫達。
長女のアメリカ出張からの帰国に合わせ、旦那さまが散歩がてら、都心の娘宅に孫達を送り届けました。
孫が去った後の静まり返った我が家で、私は脱力感に襲われ何もする気が起きず、家事も放りだし、昨夜は疲れを癒すべく早々と床に就きました。
今日は、またいつもの生活に戻り、また新たなリズムで再スタート、といったところです。
あと数日で69歳になる身には、かなり大変なお務めでしたが、孫可愛さで、何とか元気に乗り切ることができました。
今日、更新の記事は、孫達が滞在中の早朝、数十分のみ、数日かけてボツボツ書き綴ったものです。
それをまとめて投稿します。
昨日も、忙しい暮らしながら30分、必ずブログ日記を綴る事を実行した私でした。
今朝も、3人の孫達の安らかな寝顔を確認後、身支度、軽い朝食をとりあえず済ませ、PCの前に向かっています。
30分なんて、一本指のスローペースでキーボードを打つ私には、あっという間。
大した事も綴れないで終わってしまいますが・・・・・・
起きがけの未だすっきりしない頭には、適度な運動になっています。
小雨がそぼ降る、花冷えの1日だった27日。
長女家の孫達二人が我が家に到着したのは、なんと夜の帳も下りた8時前。
それまで、二人の行動がよく読みとれず、ハラハラし通しで、幾度、K君に電話をかけたことか。
出張に立つ前に詳しいことを何も伝えてくれなかったママとパパに、少々、不満を抱いた私でした。
中2になるお兄ちゃんが付いていれば、心配するほどのことでは全くないのかもしれないけれど、大切な孫の事。
預かる身の私は、そうも言っておられませんでした。
私は日が暮れる前に到着するものと思っていましたが・・・・・・
さっちゃんは、学童の最終日で、遠足の日。
お兄ちゃんは、「さっちゃんが、おばあちゃんの家には明日行くなんて言っていた」と、突然言い出す始末。
「パパは、今日から大阪に出張だから、こちらに来ないとお食事も食べれないわよ。万一地震でも来たら、大変な事になるからね」
と言って、説得。(これは、私の聞き間違いで出張は、金曜日からだったのですが)
お兄ちゃんは、「分かっているよ」と素直に応えるものの、さっちゃんの行動が心配で、学童保育へ、五時頃、電話まで入れてしまいました。
さっちゃんの話では、「一人では帰れないから、お家に着くのは6時半。だから7時ごろ家を出る」との事。
そんなに遅くと、少々びっくりし、不安になった私です。
けれど、対処のし応がなく、電車に乗車する時、乗り換え時に連絡を入れるように伝え、夫に、先に我が家に来て軽く夕食を済ませたK君と一緒に、駅まで迎えに行ってもらうことにしました。
そして我が家に無事に着いた二人。
R君が話すには、乗り換えのホームで、駅員さんが心配して
「大丈夫?」
と声をかけてきたとのこと。
「あなた達、家出少年とその妹と、勘違いされたのかもしれないわね」
と、笑いながら応えた私です。
「そうかも」
と言って、R君も苦笑いしていました。
小さなことですが、とても印象的なお話しで、子供たちへの目くばせを怠らない駅員さんの優しさに触れた思いがし、嬉しくなりました。
長女家の子供達が到着したところで、全員揃って遅い夕食。
K君は、すでに腹ごしらえしていましたが、改めてまた一緒に食べはじめました。
主菜は、たらコロッケです。
それにブロッコリーと人参のハーブドレッシング、切干大根の煮物、豚汁、青豆ごはん。
たらコロッケは、先日次女家に届けたところ大変好評でしたので、R君とさっちゃんにも、是非食べさせたいとのババ心でした。
育ち盛りながら、標準より背丈が低いR君を気にして、料理の献立には、栄養重視で、つい熱が入りますが。
いつも料理ブログに載せる献立と、然程変わりありませんね~
182センチあるパパと異なり背が低いR君ですが、今回会うと、また一回り大きくなっていて驚きました。
最近は会う度に、そのような印象を受けますから、この調子ですと、私の身長を超すのは間近い事でしょう。
早く大きくな~れ、といった祈るような気持ちで、孫達の成長を見守っている私です。
夕食後、私が今回、孫達を迎えるに当たり、これ以上の妙案はない、と自負して止まなかったR君用のお部屋に彼を案内しました。
とてもとても気に言ってくれ、
「至れり尽くせりだね」
と私の気遣いに恐縮した様子。
私は、見かけに寄らず大人びたR君の口調に、笑ってしまいました。
何かと世話をしようとすると、「おばあちゃん、ありがとう。でもいいよ、いいよ、その位、自分でできるから」といって遠慮するR君。
でも永遠の恋人ですものね。
ついほっておけなくて、大サービスしてあげたくなってしまいます。(笑)
さて、このお部屋。
実は妹のさっちゃんの心も掴んででしまったようです。
夜遅くなり、お兄ちゃん用の部屋に入り、
「私もここで寝たい」
と一瞬駄々をこねたさっちゃん。
無論説得し、下の和室で私とK君と一緒に寝るように言いました。
ところが、真夜中に突然目を覚まし、お布団の上に起き上がり、寝ぼけまなこで大きな声を張り上げて、又言いました。
「お兄ちゃんの部屋で寝た~い」と。
夢にまで、その部屋が現われるほど、さっちゃんの心をを魅了して止まなかったのでしょうか?(笑)
二人の様子を見て、思ったことがありました。
今度ママに会ったなら、今は二人共用の部屋になっている12畳の子供部屋をそろそろ仕切り、各自専用の個室を作ってやりなさい、と改めて忠告しようと。
既に幾度も、言い伝えてきたことですが。
自分専用のお部屋が持てれば、自己管理能力が更に身に付き、成長の糧と弾みにになるに違いありません。
親たちもそうしてやりたい、と思いながら、共働きの多忙な生活で、ついなおざりになっているのでしょう。
フルタイムで働きながら子育てをする娘達。
致し方のないことですが、育児に、私ほどのきめ細やかさはないな~と感じます。
何~んて、生意気な事を言っている私も、若い頃は日々反省の連続で、育児書を読みあさり、試行錯誤しながらの子育てでした。(笑)
この点を私ならもっと厳しくしつけて改善するのだけれどと、孫達の成長を見つめながら、思うことはいろいろありますが・・・・・・
私は好奇心と探求心をつぶさないように、遊びにおいては、余程危険な事、他人へ迷惑をかけることでない限り、めったに注意はしませんでした。
けれど一方、他人だけでなく、親、祖父母など目上の人達への言葉遣い、家でのお行儀はかなり厳しくしつけたものでした
しかし、世代の相違で、若夫婦達の育児観は、私と少なからず異なって当然ですものね。
子供達の育児を尊重し、干渉しすぎず、距離を置いて、そっと見守る方針を出来るだけ貫こうと思います。
孫達が思春期になり、時に家を出て、息抜きしたいと思うこともあるでしょう。
その時にはいつでも、私のお部屋が開放できるように、準備を怠らないようにしておきましょう。
R君に、「気分転換したくなったら、おばあちゃんの家にいつ来てもいいからね。歓迎するわよ」と言いました。
すると、
「土、日以外は無理だよ」
と言い、でもまんざらでもない、嬉しそうな顔をしていました。
次回はもう少し、我が家に滞在中の子供達の様子を綴り、春休み孫預かり奮闘記を終わりにしたいと思います。
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