今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

ガーデナーさんに申し訳ない浮気

2012-09-26 07:01:26 | ガーデニング

秋の香りが、私達の心に、新たな生気と潤いを与えてくれるこの頃、さぁ~ガーデニングに力を入れなければ、と思いはするものの・・・・・・

色々迷いも出ている私です。

悩みも色々・・・・・・

        

 

首を痛めて、ガーデニングの作業が大層辛くなり始めたのは、去年の初夏のころ。

実は、その数カ月前に、もっと本格的にガーデニングに取り組みたい、と思い始めていました。

恐らくそのモチベーションを高めてくれたのは、ブログだったように思います。

 

日頃は、家庭でのんびりとマイペースで暮らす生活スタイルを、一番好む私です。

めったにお出かけはしません。

ブログを綴るには、あまりに書く材料が乏しく、不安に感じていました。

 

そんな心境でいる時に、もっとガーデニングに力を入れよう。

わが庭に美しい花が咲き乱れ、幾分でもイングリッシュガーデンの趣になれば、その植物たちや情景を文章にし、写真にも載せることができる。

そんな打算もあって、始めた私です。

少々不純な動機ですね~

             

 

ところが、今はそれが、私の老後の何物にも替え難い趣味となって、私の心を潤してくれています。

定期的にお庭の手入れに来て下さる、ガーデナーのHさんのお陰に因るところが、大きいのですが。

ガーデナーさんに、お庭の花壇の世話を依頼すること等、かっては考えもしなかった事でした。

細々なりに、自分でお花屋さんを巡り、草花を購入していました。

そして、カラーコーデイネイトやレイアウトを、あれやこれやと迷いあぐねながら、植え付けを楽しんでいたものです。

 

ところが、昨年の六月ごろ、突然襲った、頸椎のだるさと息苦しさ。

前かがみの姿勢が、体に一番悪いことが分かりました。

この体では、とてもガーデニングは無理、と悟り、私が抱くイングリッシュガーデンへの夢は、一気に萎んででしまったのです。

そして突然思いついたのが、ガーデナーさんを雇うこと。

            

        

 

我が家のお庭のハード面は大変充実しているため、このまま手をかけることなく放置するのはもったいない、といった思いもありました。

初孫のR君が誕生する前に、高島屋のガーデンアイランドで、とても雰囲気のある素敵なお庭を作って頂きました。

その後、かなり荒れ、当時の美しさからは程遠いい状態になり果てましたが、面影は、まだ十分残っています。

 

もう一度、あの美しさを再現したい、との思いから、三越のチェルシーガーデンに庭のメンテナンスの依頼をしました。

それから、一年半が経過しようとしています。

年四回で、作業代は、一回、二万四千円。

それにお花代を入れ、予算は一回につき五万円ということでお願いした私です。

ところが、去年は、台風15号の被害に遭ったりして、この予算が二倍以上と、大幅に上回る事に。

初期投資は増えても仕方がない、との思いは最初からありました。

次第に減額していけばよい、と。

そのために宿根草を多くもしました。

しかし、自然災害その他で、想定外の予算オーバーは、大変気になるところでした。

 

          

 

さて一年半が経過した我が家の庭。

もちろんガーデナーさんにお願いする前とは、まるで光景が違って見えるほどの素敵な変貌です。

お花畑といったイメージではなく、できるだけナチュラルな雰囲気にしてほしいとの私の願望も叶っています。

その上、我が家をお訪ね下さる度に、爽やかな風に乗って妖精が舞い降りてきたかのような嬉しさを、私に味あわせて下さったHさん。

娘に、その感想を述べると、「ママの言う意味は、よく分かるわ。今時珍しい清純な雰囲気のする素敵な方だもの」と、共感してくれます。

ですのに、私の心に、迷いが出てきてしまいました。

何故なら、作業代が、さらに値上がりしたからです。

 

              

 

その時点で、近所の私がよく立ち寄るお花屋さんで、お庭の手入れをして貰えるか尋ねたところ、二店ともOKでした。

何と一店は、作業代が、1日で5~6千円とのこと。

この安さには、いかんせん惹かれてしまった私です。

センスはお花屋さんの店頭の風景や、ネットのホームページである程度確認しています。

 

次女が、話してくれました。

花のアレンジやレイアウトは、アートの世界よ。

必ずしも、専門の方が上手とは限らない。

個人のセンスと才能に尽きるわね~

広報で働き、イベントの際などに、その業種の方とも時々接触があるらしく、その言葉に実感がこもっていました。

 

          

 

今までお願いしていたHさんは、私好みのセンスを身に付けられた方でした。

しかし、何かもう一つ物足りないものが・・・・・・

それは、作業代が私の予算の半分をしめ、回ごとに植え付ける草花の充実度にかけた面があったのでしょう。

けれど、これ以上予算を増やすことはできません。

ですのに、作業代が更に値上がり。

戸惑い、悩みました。

たとえ、値上がりしても、宿根草が多い我が庭です。

もう一周歳月が巡れば、お花にもっと経費をかけられるようになるのかもしれません。

ですのに、5~6千円の格安の作業代に目がくらんでしまった私です。

作業代が5分の1になれば・・・・・・草花やカラーリーフがもっと充実し、私の思い描く花壇が実現するかもしれない、との思いが抑えがたくなってしまったのです。

 

            

 

とにもかくにも、そのお花屋さんに一度我が家のお庭を見て頂き、お話しを伺ってみようと思いました。

一昨日、早速、お会いしたところ、玄関に見えた方が、独特の雰囲気で、一瞬びっくり。

まるで若いターシャー・テュダーさんが見えたかのよう。

ドレスエプロンをかけ、網の帽子で髪を束ねられた、その余りのカントリーぽさは、今どき見かけない女性の雰囲気です。

でもお話しさせて頂くと、自分のセンスに、とても自信を持っておられるようでした。。

渋めの草花がお好きとか・・・・・・・

私の話とも、植物の趣味が、よくかみ合います。

 

作業代は、私が期待したほどは安くないといった印象でしたが、お店が近いメリットは、はかり知れません。

お話しで、それがよく分かりました。

とにかく試しに、1年間新しいガーデナーさんにお願いしてみようか、と今は思っています。

 

最後となったお茶の時間に、Hさんに、結婚祝いをお渡しした私でしたが・・・・・・

若い方へのプレゼントは、本当に難しくて。

迷いに迷って、ドイツ製の実にシンプルな1枚ガラスのお皿、中皿と大皿を二枚、差し上げました。

 

とてもとても喜んで下さったHさん。

彼女の輝いたチャーミングなお顔が、今も思い出されて仕方がありません。

この時は、お断りのお話は一切していません。

そのつもりも、私にはありませんでした。

 

             

 

未だに、罪悪感にさいなまれ、申し訳ない気持ちでいっぱいの私。

我が家の庭は、どうも水はけがよくないらしく、カラミンサも他の草花も描いたイメージ通りには咲いてくれない、と首を傾げておられたHさん。

そのご苦労が、これから報われ、実ってくるところだったのかもしれませんのに・・・・・・

この浮気は、やはり、一度だけかもしれない、と思ったりもするかれん桜です。

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