今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

過去の二度の夏を振りかえって・・・・・・

2012-09-04 07:47:54 | 病気

昨日の朝の気温は、25.5℃。湿度は79%。

今朝は、26.9℃。湿度は79%。

私の生活の場、キッチン兼ファミリールームの気温と湿度です。

まだ湿度が高く、さわやかな気候とはまいりませんが。

秋に大きく一歩近づいた感じで、心からホッとした気分でいます。

          

                     お部屋の模様替えを、ささやかながら楽しんでいます。絵画の配置換えもしました。

 

秋の虫の弦弾きも、日増しに、大きくなっていくことでしょう。

炎暑の夏を毛嫌いしそうな気分にさえなりましたが、夏去って秋を迎えるこの時期になると、自然の移ろいに、感慨もひとしお。

去り行く夏に、一抹の寂しさも、覚えます。

 

昨年の猛暑は、頚椎の病の発症と夫の入院で、我が人生一番の難局と思われたのですが、今年はもっと辛かったですね~

恐らく、去年は、自分のことより夫のことが心配で、自身の辛さを乗り越える気丈さと気力が備わっていたのかもしれません。

しかし、いかに辛かったとはいえ、久方ぶりに穏やかに暮らせた夏でもありました。

この二年間、真夏は、夫の手術と入院で厳しい局面に向かわざるを得ませんでしたから。

今夏はその点が、大違いです。

 

私の病は、もう一年以上になりますが、相変わらず、一進一退。

それに比べ、夫は、肝臓がんで、数度にわたる大手術をしたにもかかわらず、回復はすこぶる順調。

今年の初め、新薬の投与で一週間ほど入院しましたが、その効果が絶大で、今はC型肝炎の菌はほとんど消えています。

肝臓も、もとの大きさに戻り、肝機能数値も、今では正常です。

あともう一歩で全快、といったところまでこぎつけることができました。

その喜びは、たとえようがなく、今では過去の苦労も、悪夢に過ぎなかったようにさえ感じられます。

 

思い起こすに、一昨年、インターフェロンの治療で、一度はC型肝炎の菌が消滅寸前でしたが、年末にがんの再発の告知を又受けた私達。

その治療のために、インターフェロンの投与は中断。

昨年は一昨年に引き続き、真夏の最中に、二度目、三度目と、二回も手術に臨みました。

執刀下さった医師は、名医との名声が高い先生。

工夫を凝らした独特の手術法により助けて頂き、そのご恩は、海より深く山より高し、といった思いでいます。。

若い担当医の「さすがM先生です。私には、とても思いつかない事でした」との言葉が、印象深く、心に刻まれています。

 

夫には、ときどき恩着せがましく、私は次のように言います。

「あなたの言う通りに、近所の総合病院で手術をしていたら、助かっていなかったかも知れないわね~

渋るあなたに、私が選んだ病院に、強引に転院してもらって本当によかった。

M先生とT先生のお陰で命拾いできた、としみじみ思うわ。

私の決断も良かったでしょう?」

 

そんな私の言葉にも、夫は全くのポーカーフェース。

こんな時、「お前に感謝しているよ」との一言があれば、私はどんなにか尽くしがいがあることでしょう。

照れ屋さんで、優しい言葉など、ほとんどかけてくれたことがない旦那様。

でも、心の中では、きっと感謝してくれているに違いない、と、勝手に思うことにしています。(笑)

 

執刀医ではなく、夫の日頃の担当医の青年医師のT先生も、私が理想とする医師像そのものです。

もし中1のR君が、パパの望み通り、お医者さんになるのなら、この先生のようなドクターになって欲しいと、心から願っています。

そんな素晴らしい先生にもかかわらず、口の悪い夫は、私が賛辞の同意を求めると、「すぐ手術を勧める」と言って、終わりでした。

そんな人ですから、私がいかに尽くそうと、ありがとう何て、言ってくれるわけがありません。(笑)

 

手術をしなければ、どうなっていたでしょう。

夫の、そんな物言いに、私の頭の中はクエっションマークが一杯??????

インターフェロンを中断し、ほとんど消滅しかけた菌が、一度、元の木阿弥になったことが、よほど口惜しかったのでしょうか。

夫のこのような物言いや態度は、もう慣れっこですから、傷つきもしませんけれどね。

私は余りに理解不能な夫の態度に面食らった時は、男性は、女性とは本質的に全く異なる生き者、と思うようにしています。(笑)

 

私は、努力し頑張るのは、他人のためではなく自分の心の充足と納得のため、といった思いが常にあります。

家族とて、同じです。

もちろん、娘や孫達は、大きな愛情に裏打ちはされていますけれど。

夫も・・・・・・付け足したみたいですね~(笑)

そう思えば、すべてが無償の愛となり、心も純粋でいられますもの。

他人のため、と思った途端に、見返りを期待したくなったりしますものね~

人の心には(私には)、そんな甘えと弱さがあります。

 

とは言っても、夫が感謝の言葉一つ述べてくれませんと、ストレス発散で、愚痴の一言二言を吐き出す事も、よくありますよ。

弱い心、そして私の場合は弱い体力との自分の闘いは、一生続く、と覚悟して生きていくしかありません。

ですからブログで、きれいごとばかり述べた後は、いつも後ろめたく気恥かしい気持ちにもなります。

 

さて、今日はこんなことを綴るつもりでは、全くありませんでした。

昨日の続編で、思いがけない嬉しい出来事をお知らせする予定だったのですが。

それなりに文章がまとまってしまいましたので、そのお話は次回に回させていただきます。

 

一昨日は、たくさんの応援を頂戴し、誠にありがとうございました。

恐らく、孫、かれんの写真に、応援のひと押しをして下さったのでしょう。

温かなお気持ちが嬉しく、心より感謝申し上げます。

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