日中は、まだ残暑きびしい毎日ですが、朝の空気の感触は、、すっかり秋の気配。
季節の変わり目は、五感を澄まして暮らすと、一番楽しい時期かもしれませんね~
繊細な季節の移ろいを味わい楽しめるのは、まさに私達、日本人の特権。
もっともっと、享受しなければ、と思いつつ・・・・・・・
実際は、日常の家事のあわただしさに埋もれ、そんな情緒あふれる暮らしとは、少々かけ離れた生活を送っている私です。
心の持ち様一つで、変えられる日頃の暮らし方。
反省を生かし、自然にもっと親しんだ素敵な暮らしを心掛けたい、と願いますが。
散歩をほとんどしない私にとり、お庭が自然と馴染める掛け替えのない場所。
この癒しの場に、一層、力を注ぎたいものです。
しかし、料理にかなり時間を要する私。
料理、その他の家事、ブログ、ガーデニングと、すべてを満足にこなすには、時間が足りないのが現実です。
海を隔てた遠い国、イギリスで開かれているパラオリンピックも、残すところ数日になりましたね。
日本選手の活躍が、連日、新聞で報道されています。
オリンピック参加、という栄光を勝ち取るまでに、その方達が歩んだ苦難の道が紹介された記事が多いですが。
それを読む度に、胸迫る思いがし、自分の弱さを恥じ入らずにはおられません
徒然なるままの出だしの、今日の日記の記述となりましたが・・・・・・
さて、本日書きたいと思っていることは、先日お約束した次のお話の残り1件です。
「思わぬ救世主となるやもしれない、私の病の対処法を発見できた昨日。
もう一つ、我が家に思わぬ来訪者があり、私とK君の感動は、相当なものでした。
この、思いがけない二つの嬉しい出来事は、次回のお楽しみと、致しますね。」
私の病の対処法は、昨日ご紹介させていただきました。
今日は、その後の私と孫のK君が、感動してやまなかった思いがけない我が家への来訪者についてお話し致しましょう。
その来訪者とは、娘も驚いたほど、大きくて立派な体をしたカブトムシ。
残念ながら、すでに死んでいましたが、そのカブトムシを、夫とK君が、我が家のベランダで見付けました。
それを手にして、意気揚々と、階下にいた私に見せに来たK君。
それを目にした私の驚きと感動が、いかに大きかったかは、語るまでもありません。
まるで鎧をまとったような黒光りをした小さな物体。
美しい造形を見る思いがし、最初は、精巧なおもちゃに過ぎない、と思いました。
しかし、本物と聞き、またびっくり。
何故ベランダに?どうしてこんなに高いところに?(我が家の二階は、三階の位置に相当します)、と疑問が押し寄せ、私はK君に矢継ぎ早に質問しました。
その質問に、目をキラキラ輝かせ、実に丁寧に分かりやすくす答えてくれるくれK君。
私は、小1の孫のお話しに納得し、ただただ感心して聞き入るばかりでした。
カブトムシの足には、爪があり、そのつめを溝にひっかけながら、高いところに上ることができるそうです
私の家の壁は、でこぼこしているから、そこにつめをかけながら、登ってきたのかもしれない、と。
或いは4枚の羽根もあるので、飛んできたのかもしれないよ、と。
先につのがあるでしょ。
くわがたと闘う時には、この角で、クワガタを捉えて投げつけるんだよ。
「クワガタとカブトムシの、どちらが強いの?」との私の質問には、もちろんカブトムシだよ、と答えてくれました。
体には、前腹、中腹、後ろ腹の三つがあること、その他実に多くの知識を私に提供してくれたK君です。
「K君は凄いわね~カブトムシ博士になれるわね~」と、大いに褒め尽くしてあげました。
K君は、益々顔が輝いて、嬉しさいっぱいで、興奮気味。
最後に私は、次のように語りかけてやりました。
「なぜ、カブトムシは、おばあちゃんの家のベランダにいたのかしら。
それもK君が遊びに来た日に訪ねてきて、死んでしまうなんて。
何だか、とても不思議な偶然ね~」と。
K君も、分からない、といった表情で、じっとカブトムシを手にとって、見つめていました。
さらに続けて、私は話しました。
「ねぇ~K君、さっきK君は、~公園の森にカブトムシは棲んでいる、と言っていたでしょ。
そこから、飛んできて我が家の庭に下り、つめで壁をよじ登って、ベランダに辿り着いたのかもしれないわね~
きっとk君に会いたい一心で、頑張ったのではないかしら。
そしてたどり着いたと同時に、安心し、精根尽き果てて、死んでしまったのかもしれないわよ。
チョット可哀そうだけれど、でも、K君に会え、天国で喜んでいると思うわ。きっと」
と言いました。
それに対する、k君の返答が余りに可愛くて、私の胸が熱くなりました。
純真な心は、子供時代だけで終わらせたくないけれど、今の私の心は果たして?
長い人生にまみれて汚れ、悲しいかな、遠い記憶・・・・・・・
最後に、K君の言葉をご紹介し、今日の日記を終わることに致します。
「おばあちゃん、僕この間、その公園に行った時、カブトムシを捕まえたんだよ。でも、、逃がしてやたんだ~
そのカブトムシが、僕に会いに来たのかもしれないね♪」
我が家のお夕食
豚しゃぶと香味野菜のおろし和え・いり鶏・焼きなす・冷ややっこ・とうがんの吉野冷やし汁
豚しゃぶのポン酢おろし和えは、作り方がとても簡単で、大変美味しい夏向きのお料理です。
いり鶏は、少々手間がかかりますが、これ又美味しく、心からお薦めの1品です。
宜しければ、ぜひお試しくださいね。
おろし和えのレシピは、昨日の料理ブログに載せました。
いり鶏は、今日のページに掲載するつもりでいます。
お立ち寄り下さいまして、有難うございました。
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