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フェリーの中
FIATは今までのぼくのクルマの中で最も疲れない車だ。1000年前から椅子に座って生活する国と100年前まで椅子を知らない国とを比較するのは、最初から勝負がついている話でありそんな比較は意地悪だ。
これもフェリーの中
福岡から熊本長洲港に行くときはわざわざ有料の高速を通る必要はない。みんな80㎞/hourで走る5号線を下り筑後川の堤防から有明海沿岸高規格道を走る。そこは、90㎞/hour.
古賀誠先生のおかげだ。新幹線の駅ができ、高速のインターができアクセス用の道路は有明海を一周する計画でほどなく完成する。およそ見渡しても人工物がないところに一大インフラ施設ができた。
貧乏な地方は中央からお恵みをいただくしかない。九州の田舎では、いまだに議員の評価は中央とのパイプという誤った考えが主流だ。
頭が悪いとわかるはずもないが、厚顔無恥にも自民党の主張はこうだ。
補助金、交付金、国庫支出金(現在は名称を変え実態を隠ぺいしているが本質は同じだ)を国から多く分けてもらえるにはどうするか。自民党が当選しなければならない。つまり自民は正義である。
節操がない。ときの権力者に盲従するのが地方議員の務めだと。議員の本心は違おうが無学の民はそれで大宰府が良くなるならと見境のない行動をとる。
バカには輪留めが必要だ
土人が酋長を選ぶ時ですら酋長の統率力とか人望とか経験とかまっとうな理由で選出する。だから選挙カーから名前の連呼のみをするのは土人以下の民度だ。個々の争点について意見を言うより、名前を連呼して私は国からお金を持ってきます、中央とのパイプがあるんです、といった方が当選に近づく。
どこが民主主義でどこが地方自治か。
あまり利用されてない
当選のためには仕方がないというが、イギリスでは名前を連呼する選挙運動をしたら必ず落選する。住民はバカ扱いされたと思うのだ。日本ではなーーんにも考えないバカが、聞いた名前を条件反射で記入する。
どこが民主主義でどこが地方自治か。
料金2000円 映画より楽しい
沿岸道路の終点はほぼ長洲港だ。有明フェリー。クレジットカードを出したらこれなんですかといわれた。一番最後に駆け付けた僕の手続きが手間取るのを見てフェリーが待っててくれた。このゆるーいシステムは好きだ。
カモメパンはうまくないパンだと思ったらカモメの餌だった
ぼくをのぞき込むカモメがいた。ぼくの方もカカモメにガンを飛ばした。ぼくはそんなにおかしいことを言っているか、お前学校行ってないな、と思った。ネトウヨカモメかも。
船室。少女が本を読んでいた。スマホゲームじゃなくて本を。
次回は食事編