か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

Le gibier était délicieux.

2019年04月04日 | 食・レシピ

佐賀県鏡山山頂から唐津市方面

山頂は平たく桜が満開だった。

 

、松浦小夜姫(まつらさよひめ)の像が立ち、傍らに昭和天皇が来たとき読んだ歌があった。小細工を弄せず簡潔に心のままに歌ってあり、いわゆる「天皇ぶり」が出た歌だ。

 

そのあと海浜館に向かった。明治末、政府はタイトル画像に見える松原に鉄道馬車を引き外国人専用ホテルを作った。上海に生まれたジャック・マイヨールJacques Mayol, 1927年4月1日- 2001年12月22日)は父親の休暇に伴って唐津に来た。夏はこの海岸に潜った。(『グラン・ブルー』(Le Grand Bleu))

現在は同名のレストランが後を引き継ぎ、だれでも利用できる。鏡山を下りると虹ノ松原があり、その真ん中に世間とは隔絶してこのレストランがある。そこには大勢の佐賀県民がいたので食事はやめた。

脊振の山奥にはジビエ料理の店がある。その料亭の前に一台の上品な高級イタ車が止まった。

ジビエで頭がいっぱいになっていた男は写真を撮ると早々に店の中に消えた。キーをつけっぱなしにして。食後本人はキーを紛失したと思い込み店はちょっとした騒ぎになった。迷惑な男だ。

 

部屋は真正面に滝がありシーンとして下界とは別世界。

半回転して入り口方向を撮った。件のイタ車が見える。

今の季節だから桜肉が良かったが、それは熊本まで行かないと本物はない。桜肉はまたいつか。現地に行かなくても肉自体あるにはあるが、やはり気持ちが乗らないと味も落ちると思う。牡丹は脊振、桜は阿蘇。

あれっというような量だったが、ジビエだもん、獲れないときは仕方がない。まてよ。これは燻製だ。少ない肉も近くで撮ると大きい。

僕は、穏やかに食事をした。食い終わった後でキーがないことに気が付いた。

 
 
   
   
   
   
   
 

 


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