か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

西鉄電車で GO!

2022年01月06日 | キャンプ
試行だが、西鉄電車が昼間の特急に限り自転車を持ち込めるようにした。(自転車はタダ)これが極めて好評で西鉄も本気で実施したい意向のようだ。

試行期間中2回、この制度を利用してキャンプ飯に行った。

乗り込むときはエレベーターが鬼門だ。まさか階段はいけないし、エスカレーターも無理だ。だが僕の自転車はランドナー。大きいのだ。

エレベータには対角線上に自転車を置かなくては入らない。ほかのお客さんに申し訳ない。


常々は自分中心に生きているが、完全遊びで乗るのだ。気が引ける。


田舎の駅は跨線橋(線路をまたぐ乗客用通路)がない。ホームの端に遮断機がある。そこを通るので同一平面上を行けばすむ。

そこがなぜか特急が止まる大善寺駅。降りた。


前輪の荷台にビトンが見える。その中は食料。二個の水筒とコップが見えている。残りは苦労して小型のザックに入るようにした。リサイクルショップで購入。この世界ではなかなかのメーカー品だがほつれがあるとかで300円。ほつれは縫えばよい。

一方でビトンは自転車の2倍以上の価格。実用性は極めて高く逸品だ。「厭きたから要らない」というのをもらった。

300円(ザック)だったり30万(ビトン)だったり、日本は大丈夫かい?



自転車キャンプを始めたのは一年前。そのころは7キロあった荷物。減らした。ザックの中身の重さは1.35キロ。

難民か家出人のような荷物を抱えていくのは好みではない。

アラヤ号は麦踏を待つ田園を進み、

無料で直火もバーベキュウもOKという公園に到着。偶然。

そこにアイテムを展開。


みそ汁はわかめが多すぎた。男子厨房を遠ざく、とか。なんという誤った家庭教育を受けたのか。いまだに料理の勘所がわからない。

さんざん農道を回って、帰りは花畑駅へ。


日本のカレンダーには月曜から始まるものがある。働いたのちに休むという考え。

世界の常識では、まず休んだ後(日曜)しかたなくなって働く(月~金)、疲れて休む(土曜)という考え。

さらにEUでは大企業において水曜を休みにするところも多い。それでも最低賃金は4000円/時だ。電車に自転車を持ち込めるのは戦前からの常識だ。

背後から貧困というナイフを突きつけられて狂ったように働いて、いったい日本って、なに?


わが町に降りた。


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