か ら け ん


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捨てる給食持ち帰って何が悪いか 

2019年12月27日 | 教育

おまいら少し頭がへんだな。どうせ捨てる給食を持ち帰って何が悪い。

そもそも給食と言いつつそれは冷えた牛乳とパンだ。今どきの子供がそんなもん食うはずない。

定時制高校だ。夜中に冷えたパンと牛乳。これほどみじめなものはない。なんとか改善しようとすると、変化を嫌う同僚たちは反対する。業者も、おかみ相手の美味しい商売だから反対する。絶対売れて絶対売れ残りが出ないパンと牛乳。これが食ったらうまくないが、売ったらとてもおいしい商売だ。

ぼくもこの先生以上に持ち帰った。何十年も前の話だが、いまだに続いているとは驚きだ。ぼくは全日制の高校に勤めつつ定時制でも教えていた。

全部で100個の牛乳と当時は食パン200枚が提供されていた。数十年の間に変化したのは食パンが菓子パンになったことだけ。当時ですら80%は残った。

 

バカでも少しは考えろよ。生徒のパンを奪ったのではない。残りだ。食うはずのない冷たいパンと牛乳を前例主義のぼんくら公務員どもがことなかれ主義でダラダラ悪弊をつづけただけなのに。

コンビニもない時代、ぼくは持ち帰り、いろいろ工夫して料理のレパートリーを増やした。女子生徒はたくさん持ち帰るが、男子はほとんど見向きもしなかった。生徒の9割は男子。そのあとに残ったものをぼくが持ち帰るのだ。

冷え切った教室で、夜中に焼きもしない生の食パンを牛乳で流し込む。どういう気持ちか、考えろ。

業者も感謝する。残りが多いことがばれるといつ予算削減になるかわからないからだ。

教員も作り笑顔をして感謝する。教育行政のお役人様のおかげでこんなにたくさん生徒は食べています。勤労学生は感謝しています、と。

 

この先生を処分するなら僕を懲戒免職にしろ。

 

校長が低学年女子児童の髪をつかんで引きずり回しても懲戒処分は停職3か月。子供は恐怖で学校に来れなくなった。

総務省においてはもっとひどい。事務方最高職位の事務次官が、重要機密たる行政処分内容を処分対象の日本郵便幹部に漏らしても配置転換のみ。守秘義務違反は懲戒免職が通常だった。上級国民は人を轢き殺しても逮捕されないし、上級国民は機密漏洩しても処分がない。

警察がヤクの売人にガサ入れの時期を教えるのとどこが違うか。捨てるパンを食ったら処分か。

下級教員は余ったパンも食えない。

もはや国家の体をなしてない。

 

これを非難する国民はどこまで僻んだ性格をしているのか。それでも人間か。迷惑な劣等感は捨てろ。

せめて少なくとも人を不愉快にしないバカでいなさい。

 


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