ノパールあれこれ

シティの北にあるトゥーラという遺跡に行ったんですが、
そこは遺跡ももちろんながら、サボテンやその他の植物が見事なところでした。
そこで、遺跡はまた今度にして、
今日はサボテン、それもノパールと呼ばれるウチワサボテンを紹介します。

実はすでにNANAOさんがトゥーラのサボテン特集をやっておられるので、
そちらと合わせて見ていただくといっそうおいしい、じゃなくて面白いかも。

しかしまずはこちらを。



これはモンテレイからの帰路途中にあったウチワサボテンです。
花も実もついていない、すっきりタイプ。
これも１０月だったはずですが、北のほうは花実の時期が違うのでしょう。

それからこちら。



これは１月にカンペチェ州の南部で見かけたウチワサボテンの花です。
これは以前にも別の写真で紹介したことがあって、
こちらに、まだ最初のころで不器用にでかい写真を載せてます。

でも、この花がやがてトゥナと呼ばれるあのおいしい果実になるんですよね。
ほら。



これはこないだ行ったテオティワカンで写したものです。
スーパーなどで普通に売っているのは緑色のトゥナが多いですが、
たまに赤いのも売ってます。

が、トゥーラでは、
テオティワカンのこのサボテンと同じようなのが
これでもか！というくらいびっしりと
あっちにもこっちにも。

これでお天気がよかったら、青空に映えていっそう綺麗だったでしょうけど……。
まあしょうがないです。
何ならプリントアウトして塗り絵で楽しんでください（？）。



あら、でもトゥーラのノパールの花は黄色いです。
そして、実は赤い。
うーん。
種類が違うのでしょうね。



トゥーラでびっしりの赤トゥナ。



こちらはほんのりと赤く染まる少女のようなトゥナ。
花冠のようにも見えます。
棘だらけですけどね……。



熟れきって割れた実には、ミツバチが。
拡大して見てくださいね。

そしてトゥーラの遺跡の片隅に、行こうかどうしようかと
友人と迷いながら足を向けた先に、
こんな別嬪さんがいました。



向こうのほうに見えているのは（電線と民家が邪魔ですが）
礼拝堂跡だそうです。
これを見に行くかどうしようかと迷っていたんですが、
ほとんど人の来ないところらしくて、
サボテンたちも実に伸び伸びと綺麗でした。



さらに近付いてみれば、ド迫力の礼拝堂跡と、サボテンたち。

◆

もちろんここトゥーラにはウチワサボテンばかりでなく、
他にも多種のサボテンやその他の植物があって、
すっかり堪能しました。
ヘタな植物園よりよかったかも。

というわけで、これまた何回かに分けてお見せしていくつもりです。