メキシコの隅っこ

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カテマコ:メキシコのお地蔵さま

2005-10-20 11:15:09 | 風景
カテマコからの細いガタガタの山道を辿っていくと、
車に驚いた馬が数頭たてがみをなびかせて走るジャングルを抜けて
ナンシヤガNanciyagaというところへ出ます。
自然保護区で、車から降りるとすごい動物の吠え声がするんだが、
これがまたちっちゃなクモザル。
枝を揺らして駆け抜けていく。

入り口があって、さらに徒歩で山道を登っていくと、
土産物の店やちょっとした食事のできるところがあり、
そこからガイドがついて、ぐるっと案内してくれるという仕組み。
ジャングルの中につけられた道を回りながら、
アステカの石カレンダーやら、オルメカ文明の頭部偶像やら
トトナカ文明も混じっているらしい。
いや正直言って、訳がわかりません。

焼けた木(プラスチック製)が前に立つ小さな小屋があって、
ガイドの兄ちゃんが誇らしげに
ここでショーン・コネリー主演の映画撮影があったのだと説明。
『Curandero de la selva(ジャングルの祈祷師?)』というらしいけど
知らないなあ、そんな映画。

この辺は良質の泥の産地らしく、黒い泥を顔に塗ってお肌を綺麗にしてくれる。
大きな木の葉で作ったひしゃくで水を飲ませてくれる。
そしてジャングルの中の小屋にいるクランデーロに
おまじないで身体浄化というのもしてもらった。
お香を焚いて煙を体中にかけながら、いい香りのする小枝の束で
全身を痛いほどビシバシと叩いてくれるのだ。
浄化されたかどうかはよくわからないけど、
とにかくこんなジャングルの中を歩くだけで気分はよくなるよね。

そして、ジャングルのところどころにお地蔵さまが、
ではないのだけど、そうとしか見えない偶像が、
花を添えられてたたずんでいる。
メキシコのお地蔵さまは女性もいるのであった。

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3 コメント

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Unknown (さんかく)
2005-10-20 14:57:43
メキシコのお地蔵さんて色っぽいですね。

むっちり太って胸を隠して横すわり。

ちょっと顔が怖くて短足だけど

けっこうイケてる。

日本にもこんなのがそこらへんに座っていたら

人がもっと拝むだろうに。
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Unknown (四角)
2005-10-20 22:40:46
一つ質問があります。

kamegomatamagoというのはどういう意味でしょうか?

漢字にすると亀護摩卵?それとも亀子又孫?

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名前の由来 ()
2005-10-20 23:58:18
さんかくさん、四角さん、いらっしゃいませ~。

きっと双子の姉妹なんだろうな~と想像してみたり(笑。いや、三つ子か。



お地蔵さま、本当は女神さまなんです。

長い髪を両手で梳いていらっしゃる。

確かに色っぽいですな。



で、kamegomatamagoですが。

いや、いつもの亀で済ませようとすると、どうとかでダメだって言われたんで。

しかし「亀子又孫」と読まれるとは予想してなかった(笑。

最初の構想では自己紹介に



私はいったい何なのでしょう。

自分でもよくわからないのです。

のんびり日向ぼっこをするカメでもあり、

風にそよそよと揺れるゴマ草でもあり、

未来を内包するタマゴでもあり(たい)。

なーんちって。ただの語呂合わせです。



と書いてたんですけどね。

早口言葉みたいなもんです(?)。

まああんまり意味はないので、気にしないように!

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