10日ほど前に、ナメクジを紹介しましたが、
その後どうなったのかわかりました。
ナメちゃんのほうは(とのちに判明)ある日、
掃除のおばさんに見つかって塩かけられちゃいました。
洗面所にまで遠征していたようです。
やはり湿気を求めていたんでしょうなあ。
「やっつけておきましたから!」
と胸を張るおばさんの肩越しに覗くと、半分くらいになった哀れな姿。
この時点では、ナメちゃんかヌメちゃんかわかりませんでした。
あ~あ、ヤっちゃったのね、と言う私に、おばさん、
「でもこれ、肌に吸い付くとやっかいなんですよぅ」と言う。
あのさ、それ、もしかしてヒルと間違えとらん?
血を吸うヤツ。
でも残念、ヒルは環形動物(ミミズの仲間)、ナメクジは軟体動物(貝の仲間)、
全然違いますから!
◆
それが数日前のこと。
そして昨日の夕方です。
ヌメちゃんを発見。
居間の食器棚の前をお散歩中。
こないだの、クーラーに頭突っ込んでガチガチになっていたのとは
だいぶ様子が違ってリラックスしてるので、
もしかしたら違う種類のナメクジかも、と思いました。
それで、あんた、ちょっとこっち向いてごらん?
とひっくり返しますと、うひゃっ、と縮んでこのとおり。
ね、こないだのと同じ子でしょ。
裏もちゃんと確認しました。同じです。
引っ込めた目を、ちょっとだけ出して見てます。
それから、そろっと目を伸ばして、
右を確認。
左を確認。
安全運転。
うん、大丈夫そうだ。
と動こうとしたところに、
床に座り込んで何やらやっている私に気付いたワンコが
「なにやってんの~? あれ、あんた、だぁれ?」
ワンコが顔を寄せた時点で、ヌメちゃんの両目はピュッと引っ込みました。
けっこうちゃんと見えてるんだなあ。
こらこら、ワンコ、食うんじゃないぞ、と
片手で押さえつつも、異種間遭遇の証拠写真。
ところがですね、ワンコ、匂いをかいで確認したら……
くるっと向きを変えて、どっこいしょ。
こらこら、君は何をやっておるのかね?
ヌメちゃん、いきなりぶっとい毛むくじゃらの尻尾を頭からかぶされて、困惑。
尻尾の端っこにヌメちゃんが見えてます。
◆
このときのワンコの態度に、思い出すことがありました。
まだワンコがうちに来て間もなくて、ちっちゃい仔犬だったころ。
当時の掃除のおばさんは、今のとは別の人で、子連れでした。
クリスティアンという男の子を、はじめのころは背中にくくりつけて仕事。
半年ほどすると、歩き回るようになり、まあ適当にその辺で遊んでいたわけですが、
ワンコが来てからは、子供とワンコとニャンコの三つ巴で
いやはや、壮絶なおもちゃ争奪戦。
ニャンコはおもちゃになることのほうが多かったですが、反撃するおもちゃね。
特にクリスティアンとワンコの争いは深刻、ってか、
あんたら仲良く並んで玄関から外を眺めてるかと思ったら、
次の瞬間にはミカンの袋を取り合ってギャアスカ喧嘩してるし、も~!
そんな感じのある日、遊び疲れたワンコが床にドテッと寝ておりました。
クリスティアンが近付いてきて、指をくわえて思案げにそれを見下ろし……
くるっと向きを変えてワンコを後ろ手に押さえながらお尻を載せようと。
ワンコはびっくりして飛び起きようとして果たせず、きゃう~ん!
こらこら、それは椅子じゃないんだからさぁ、
とクリスティアンを立たせながらも、爆笑してしまった私とおばさん。
いや、子供にしたらちょうどいい高さで柔らかいクッションに見えたんでしょうか。
◆
ナメクジにお尻を載せようとしたワンコの動きは、
このときのクリスティアンと同じでした。
まあ、ナメクジ小さすぎて狙いは外れてましたが。
こら、のけ、写真撮ってるんだから邪魔するな!
とワンコを押しのけてみましたが、
ヌメちゃんはすっかり萎縮。
私が転がしたときはすぐに目が出てきたのに、
もう目の痕跡も見せずに泣いちゃってます。
おまけに、ワンコの毛だらけ。
しばらく見てたんですが、泣き止まないので、
ええい、しょうがないな、とつまんで、玄関から前庭にぽい投げ。
ハイ、サヨウナラ。
おうちの中は危険がいっぱい(おばさんとか猫とか犬とか)なんだから、
もう入ってこないでね。
というわけで、一件落着です。
その後どうなったのかわかりました。
ナメちゃんのほうは(とのちに判明)ある日、
掃除のおばさんに見つかって塩かけられちゃいました。
洗面所にまで遠征していたようです。
やはり湿気を求めていたんでしょうなあ。
「やっつけておきましたから!」
と胸を張るおばさんの肩越しに覗くと、半分くらいになった哀れな姿。
この時点では、ナメちゃんかヌメちゃんかわかりませんでした。
あ~あ、ヤっちゃったのね、と言う私に、おばさん、
「でもこれ、肌に吸い付くとやっかいなんですよぅ」と言う。
あのさ、それ、もしかしてヒルと間違えとらん?
血を吸うヤツ。
でも残念、ヒルは環形動物(ミミズの仲間)、ナメクジは軟体動物(貝の仲間)、
全然違いますから!
◆
それが数日前のこと。
そして昨日の夕方です。
ヌメちゃんを発見。
居間の食器棚の前をお散歩中。
こないだの、クーラーに頭突っ込んでガチガチになっていたのとは
だいぶ様子が違ってリラックスしてるので、
もしかしたら違う種類のナメクジかも、と思いました。
それで、あんた、ちょっとこっち向いてごらん?
とひっくり返しますと、うひゃっ、と縮んでこのとおり。
ね、こないだのと同じ子でしょ。
裏もちゃんと確認しました。同じです。
引っ込めた目を、ちょっとだけ出して見てます。
それから、そろっと目を伸ばして、
右を確認。
左を確認。
安全運転。
うん、大丈夫そうだ。
と動こうとしたところに、
床に座り込んで何やらやっている私に気付いたワンコが
「なにやってんの~? あれ、あんた、だぁれ?」
ワンコが顔を寄せた時点で、ヌメちゃんの両目はピュッと引っ込みました。
けっこうちゃんと見えてるんだなあ。
こらこら、ワンコ、食うんじゃないぞ、と
片手で押さえつつも、異種間遭遇の証拠写真。
ところがですね、ワンコ、匂いをかいで確認したら……
くるっと向きを変えて、どっこいしょ。
こらこら、君は何をやっておるのかね?
ヌメちゃん、いきなりぶっとい毛むくじゃらの尻尾を頭からかぶされて、困惑。
尻尾の端っこにヌメちゃんが見えてます。
◆
このときのワンコの態度に、思い出すことがありました。
まだワンコがうちに来て間もなくて、ちっちゃい仔犬だったころ。
当時の掃除のおばさんは、今のとは別の人で、子連れでした。
クリスティアンという男の子を、はじめのころは背中にくくりつけて仕事。
半年ほどすると、歩き回るようになり、まあ適当にその辺で遊んでいたわけですが、
ワンコが来てからは、子供とワンコとニャンコの三つ巴で
いやはや、壮絶なおもちゃ争奪戦。
ニャンコはおもちゃになることのほうが多かったですが、反撃するおもちゃね。
特にクリスティアンとワンコの争いは深刻、ってか、
あんたら仲良く並んで玄関から外を眺めてるかと思ったら、
次の瞬間にはミカンの袋を取り合ってギャアスカ喧嘩してるし、も~!
そんな感じのある日、遊び疲れたワンコが床にドテッと寝ておりました。
クリスティアンが近付いてきて、指をくわえて思案げにそれを見下ろし……
くるっと向きを変えてワンコを後ろ手に押さえながらお尻を載せようと。
ワンコはびっくりして飛び起きようとして果たせず、きゃう~ん!
こらこら、それは椅子じゃないんだからさぁ、
とクリスティアンを立たせながらも、爆笑してしまった私とおばさん。
いや、子供にしたらちょうどいい高さで柔らかいクッションに見えたんでしょうか。
◆
ナメクジにお尻を載せようとしたワンコの動きは、
このときのクリスティアンと同じでした。
まあ、ナメクジ小さすぎて狙いは外れてましたが。
こら、のけ、写真撮ってるんだから邪魔するな!
とワンコを押しのけてみましたが、
ヌメちゃんはすっかり萎縮。
私が転がしたときはすぐに目が出てきたのに、
もう目の痕跡も見せずに泣いちゃってます。
おまけに、ワンコの毛だらけ。
しばらく見てたんですが、泣き止まないので、
ええい、しょうがないな、とつまんで、玄関から前庭にぽい投げ。
ハイ、サヨウナラ。
おうちの中は危険がいっぱい(おばさんとか猫とか犬とか)なんだから、
もう入ってこないでね。
というわけで、一件落着です。
名前くらいは聞いたことありますかね?
いつ見たか忘れたんですけど「ナメクジとカタツムリはどちらが早いか」を決めるために100m走(だっだと思うんですけど自信ない)させるっていう実にくだらない企画があったんですよ。
収録に丸1日かけて、あ~バカだな~。
なんの得にもならない、国民から失笑を買うだけの企画をよく一生懸命やりました!褒めてやる!っていう感想のみ(笑)
なめくじって何食べて生きてるんでしょうね。
私の知り合いが子供だった頃
庭に毛虫がいるのを見て、
さっきいたのと同じ毛虫だ、
顔が一緒だからわかる、気の良さそうな表情だ、
と言ったことがありますが
なぜか突然そんなことを思い出しました。
その毛虫をそっとつまんで、
コラ、つぶされないようにあっちで遊べ
と移動させていました。
って誰にも指摘されませんでした!?
あとから気がついて焦ったけど。
そのままにしておこうっと。
>のりさん
いるんですよ~。
でもこの10年間で家の中まで入ってきたのは初めてですので、ご安心を~?
それに、噛まないし血も吸わないし、無害ですって!
>ユースケさん
トリビアの泉、知ってます~。
実際には見たことないけど、いろいろ話に聞いたり、本も見たことあります!
で、ナメクジとカタツムリ、どっちが早かったんでしょうか?
すご~~く気になる(笑。
でも100mも走らせるの、どれくらい時間がかかるんだろうか?
そういう、おバカな役にも立たないことって、実は(実は?)けっこう好きです、ハイ。
ナメクジは、カタツムリと一緒で草とか食べてるんじゃないですかね?
ざらざらの棘が生えた舌があって、それで草とか野菜の表面を削って食べますよ、カタツムリだったら。
ナメクジも従兄弟だから似たようなもんと推察。
>マルさん
その「知り合い」ってもしかして私も知ってる人。
でも似てるようで私とはだいぶん違うねえ。
私は「ポイ捨て」だもんね~。
いや、人はいろいろです……?
もう入っちゃダメだよ
裏ひっくり返して、同じ子かどうか
確かめてる亀さん
ナメの裏には、人間の指紋のようなものがついておるのか
ナメちゃんに腰掛けようとした
ワンコちゃん、毛だらけになったナメちゃん
なごめる風景です
ナメにとっては災難でしたね
文章に独特のリズムがあります。
でもそうそう、入ってきちゃダメよん♪
私やワンコならまだいいけど、
ニャンに見つかったら悪気はなくても怪我させられるしね。
それに何と言っても、食べるものがない。
外のほうが空気だっていいに決まってます……?
でも私はいっとき遊んでもらって、楽しみましたけどね