日本語でも記事が出ていたのでご存知のかたも多いでしょうが、
「メキシコ市のビートル型タクシー、2008年で引退へ」だそうです。
ええ~~~!?
リンク張っておいて堂々とパクリ写真、スミマセン。
カルメンのタクシーは違うんで、自力で写真が撮れません。
でもシティではいつもお世話になるこのタクシー、
消えてしまうんですか。
次にシティに行ったとき、このタクシーがなかったら、
何に乗ったらいいかわからず、呆然と道端で立ち尽くす気がします
まあ、ドイツではとっくに生産されていないこの車、
でも昔話をさせていただけば、
私がガキンチョでドイツにいた30ン年前、
ドイツはこのケーファー(カブトムシ)の全盛期でした。
あっちを向いてもこっちを向いても、カブトムシカブトムシカブトムシ……。
それが、10何年か経って単独で留学に行ってみたら、
ないなあ、どこにも。
見事に消えてまして。
1991年だったか、メキシコに初めて来たとき、
貧乏な学生や貧乏なメキシコ人、いや普通に中流の人でも
このカブトムシを使っていて、懐かしかったです。
メキシコにはフォルクスワーゲンの工場があって、そこでは未だに
カブトムシを生産していると、ドイツの友人にも言われるほど
メキシコのカブトムシ生産は有名、てか世界で最後だったのかな?
そして最後の工場のプエブラがカブトムシ生産中止になったのが
2003年7月30日だった様子。
そのニュースは覚えてるんですが、正確にいつだったかはこちらの記事で確認。
てことは、これから減る一方なのだろうな、とは覚悟しました。
でもメキシコですからね、もう捨てるしかないような部品でも
何とか使っちゃったりして、修理して修理して、
まだ何年も使えたりするんだろうなと。
実際、2003年から3年半。
未だにシティを走っているタクシーだけで5万台。
しかし、車の登録の条件として2008年モデルでないとダメ、
ということになったらしくて(タクシーの話か?)
これはもうもしかして一斉に消えちゃうんでしょうか?
シティの流しのタクシーは危ないとか言いますが、
私は割と何度も、というかいつも乗ってます。
まあバスターミナルまでとか言って大きな荷物を持って乗ると、
どの道を通りましょうか?なんて訊いてくる。
渋滞状況を相談しつつも、ある程度シティを知っている様子を見せないと、
引っ張りまわされたりするかもしれませんが。
一度はメーターに細工してあるのに乗ったことあります。
ダンナと一緒だったんですが、私はまだスペイン語がわからないので、
メーターを眺めてたら、上がり方が異様に早い。
ドイツ語でダンナにそれを告げたら、途端に止まりました。すげえ。
あとで乗ったタクシーの運ちゃんによると、
ギアやハンドルの辺りにボタンがあって、それをポチポチと押すんだそうです。
用もないのにおかしなところを触るやつには要注意、と教えてもらいました。
また一度は、おかしくもない冗談を連発して、
無視して黙っていると、到着の少し前にメーターを切って吹っかけてきたヤツ。
切る直前まで見ていたし、何度も乗っているコースだったので、
そのことを指摘して通常通りしか払いませんでしたが、
これもあとでいろいろ教えてくれた運転手さんによると、
警察がいるところで止めさせて、警官に訴えると脅すといいんだそうです。
でも、それで警官が介入してきてタクシーにぼられるのは免れても、
今度はその警官に賄賂(お礼)を要求されそうな気もしますがね。
でも、数え切れないほど乗ったうちで、問題があったのは
この二回きりかな。
怖い話は人からはたくさん聞いてますけどね。
まあ、大学構内でタクシーに乗って大学本部に行ってと頼んだら、
それどこ、と言われてびっくり、
そのあとメトロのコピルコ駅まで、と言ったらまたまた
どう行けばいいの、と言われてがっくり、
なんてこともありましたが(でも似たようなことは日本でもあったな)。
ビートル車のタクシーはたいてい、助手席がないです。
後部座席だけで、三人までしか座れません。
助手席があったところには足拭きマットがあったりして、
小銭をその下に貯めてたりします。
ドアにはたいてい太いベルトがついていて、運転手さんはそれで開け閉め。
座席はボロボロで垢で黒ずんでいたりして、
床もゴミだらけの土だらけで何年掃除してないの、という感じ。
のがほとんど。
何度か知り合いのワンコを獣医さんに連れて行くのに付き合ったことがありますが、
そういうタクシーだとワンコだって問題なく一緒に乗れる。
スペースたっぷりだし、遠慮はいらないし(どうせ汚ない)。
カルメンのタクシーはニッサンのTsuruですが、
犬は乗せてくれないだろうなあ。
猫なら抱いて乗ったことありますが。
メキシコではボチョ、ボチートと呼ばれて愛されてきたフォルクスワーゲン、
消えてしまうのは本当に悲しいことです。
La Jornadaの記事もリンクしておきます。
それからウィキペディアの日本語ページにも、詳しい歴史、
そしてメキシコやブラジルで生産が続けられた話なども載ってたのでリンク。
「フォルクスワーゲン・タイプ1」
また、こちらにもビートルの歴史が載っていて、最後のところにメキシコや
その他どんな国で生産が続いたかが書かれてますね。
「第3話 ビートルの歴史(3) 世界中で愛されるクルマへ(5)」
そしてこちらが、生産終了のときのニュース(日本語)。
「フォルクスワーゲン・ビートル生産終了」
世界通算2152万9464台目としてラインオフされた最後のビートル(メキシコでは「ヴォチョ」と呼ばれた)は、
最高出力34kW(約46馬力)の1600ccエンジンを搭載した「ウルティマ・エディシオン(最終エディション)」。
ウルティマ・エディシオンは3000台限定モデルですでに完売しているが、
最後の1台は販売せず、ドイツ・ウォルフスブルクにあるフォルクスワーゲン本社に展示されることになっている。
だそうです。
「メキシコ市のビートル型タクシー、2008年で引退へ」だそうです。
ええ~~~!?
リンク張っておいて堂々とパクリ写真、スミマセン。
カルメンのタクシーは違うんで、自力で写真が撮れません。
でもシティではいつもお世話になるこのタクシー、
消えてしまうんですか。
次にシティに行ったとき、このタクシーがなかったら、
何に乗ったらいいかわからず、呆然と道端で立ち尽くす気がします
まあ、ドイツではとっくに生産されていないこの車、
でも昔話をさせていただけば、
私がガキンチョでドイツにいた30ン年前、
ドイツはこのケーファー(カブトムシ)の全盛期でした。
あっちを向いてもこっちを向いても、カブトムシカブトムシカブトムシ……。
それが、10何年か経って単独で留学に行ってみたら、
ないなあ、どこにも。
見事に消えてまして。
1991年だったか、メキシコに初めて来たとき、
貧乏な学生や貧乏なメキシコ人、いや普通に中流の人でも
このカブトムシを使っていて、懐かしかったです。
メキシコにはフォルクスワーゲンの工場があって、そこでは未だに
カブトムシを生産していると、ドイツの友人にも言われるほど
メキシコのカブトムシ生産は有名、てか世界で最後だったのかな?
そして最後の工場のプエブラがカブトムシ生産中止になったのが
2003年7月30日だった様子。
そのニュースは覚えてるんですが、正確にいつだったかはこちらの記事で確認。
てことは、これから減る一方なのだろうな、とは覚悟しました。
でもメキシコですからね、もう捨てるしかないような部品でも
何とか使っちゃったりして、修理して修理して、
まだ何年も使えたりするんだろうなと。
実際、2003年から3年半。
未だにシティを走っているタクシーだけで5万台。
しかし、車の登録の条件として2008年モデルでないとダメ、
ということになったらしくて(タクシーの話か?)
これはもうもしかして一斉に消えちゃうんでしょうか?
シティの流しのタクシーは危ないとか言いますが、
私は割と何度も、というかいつも乗ってます。
まあバスターミナルまでとか言って大きな荷物を持って乗ると、
どの道を通りましょうか?なんて訊いてくる。
渋滞状況を相談しつつも、ある程度シティを知っている様子を見せないと、
引っ張りまわされたりするかもしれませんが。
一度はメーターに細工してあるのに乗ったことあります。
ダンナと一緒だったんですが、私はまだスペイン語がわからないので、
メーターを眺めてたら、上がり方が異様に早い。
ドイツ語でダンナにそれを告げたら、途端に止まりました。すげえ。
あとで乗ったタクシーの運ちゃんによると、
ギアやハンドルの辺りにボタンがあって、それをポチポチと押すんだそうです。
用もないのにおかしなところを触るやつには要注意、と教えてもらいました。
また一度は、おかしくもない冗談を連発して、
無視して黙っていると、到着の少し前にメーターを切って吹っかけてきたヤツ。
切る直前まで見ていたし、何度も乗っているコースだったので、
そのことを指摘して通常通りしか払いませんでしたが、
これもあとでいろいろ教えてくれた運転手さんによると、
警察がいるところで止めさせて、警官に訴えると脅すといいんだそうです。
でも、それで警官が介入してきてタクシーにぼられるのは免れても、
今度はその警官に賄賂(お礼)を要求されそうな気もしますがね。
でも、数え切れないほど乗ったうちで、問題があったのは
この二回きりかな。
怖い話は人からはたくさん聞いてますけどね。
まあ、大学構内でタクシーに乗って大学本部に行ってと頼んだら、
それどこ、と言われてびっくり、
そのあとメトロのコピルコ駅まで、と言ったらまたまた
どう行けばいいの、と言われてがっくり、
なんてこともありましたが(でも似たようなことは日本でもあったな)。
ビートル車のタクシーはたいてい、助手席がないです。
後部座席だけで、三人までしか座れません。
助手席があったところには足拭きマットがあったりして、
小銭をその下に貯めてたりします。
ドアにはたいてい太いベルトがついていて、運転手さんはそれで開け閉め。
座席はボロボロで垢で黒ずんでいたりして、
床もゴミだらけの土だらけで何年掃除してないの、という感じ。
のがほとんど。
何度か知り合いのワンコを獣医さんに連れて行くのに付き合ったことがありますが、
そういうタクシーだとワンコだって問題なく一緒に乗れる。
スペースたっぷりだし、遠慮はいらないし(どうせ汚ない)。
カルメンのタクシーはニッサンのTsuruですが、
犬は乗せてくれないだろうなあ。
猫なら抱いて乗ったことありますが。
メキシコではボチョ、ボチートと呼ばれて愛されてきたフォルクスワーゲン、
消えてしまうのは本当に悲しいことです。
La Jornadaの記事もリンクしておきます。
それからウィキペディアの日本語ページにも、詳しい歴史、
そしてメキシコやブラジルで生産が続けられた話なども載ってたのでリンク。
「フォルクスワーゲン・タイプ1」
また、こちらにもビートルの歴史が載っていて、最後のところにメキシコや
その他どんな国で生産が続いたかが書かれてますね。
「第3話 ビートルの歴史(3) 世界中で愛されるクルマへ(5)」
そしてこちらが、生産終了のときのニュース(日本語)。
「フォルクスワーゲン・ビートル生産終了」
世界通算2152万9464台目としてラインオフされた最後のビートル(メキシコでは「ヴォチョ」と呼ばれた)は、
最高出力34kW(約46馬力)の1600ccエンジンを搭載した「ウルティマ・エディシオン(最終エディション)」。
ウルティマ・エディシオンは3000台限定モデルですでに完売しているが、
最後の1台は販売せず、ドイツ・ウォルフスブルクにあるフォルクスワーゲン本社に展示されることになっている。
だそうです。
けど、、シティーに行った事のない私は「ふーん」で終わってしまいましたが。。そんなに沢山のワーゲンタクシーが走ってたんですね!
カナダでも、2,3台見たことありましたよ!!
けど、かなり整備されていて多分観光者の記念撮影よう??みたいな感じで、いつも同じような場所に止められていて運転手はいない。。とゆう感じでした(笑)
他にも趣味でワーゲンにすごいデコレーションをして見物人にいつも囲まれてる車も見たことがあります。(これはタクシーではありませんでしたが。。)
なので、私の中ではワーゲン=観賞用というイメージです(笑)
確かに、どこかしらかわいらしさがただよう車ではありますよね☆
シティーでタクシーに乗る時はメーターをかならずチェックするように気をつけます・・・。
昨年は亀さんにいろいろとお世話になりました。
どうもありがとうございました!
日本とメキシコと離れてしまいましたが、
今年も宜しくお願いします
それにしてもビートル・・・
カンクンは普通のタクシーだったので、
ビートルタクシーがあるとは知りませんでした!
でも引退なんですね。
たくさんのビートルが走るメキシコに
最初は驚いたものでしたが、
少しずつなくなっていってしまうのは
なんだか寂しいです・・・。
当時乗用車を生産していたのは8社でビリからスタート
VWはダントツの生産量で我が社の数倍以上これを追い越したのはそれから二十数年経てからです
何処に行ってもカブト虫だらけで肩身の狭い思いをしていました
ビートルが好きで、Type1じゃないけどNEWビートル
に乗っています。妻の車もVWです。
VWに関する本なんかもついつい買ってしまいます。
そう、カンクンに初めて行った時に、まっ先に
ビートルのタクシーに乗りたい!って話しをしたら、
mayuさんが言われた通りカンクンには無いと・・・
それでも、いつかメキシコのどっかで乗れるさ!
と思っていたのですが、その最有力のメキシコシティーが無くなるんですか・・
かなりショックです。。。
ホントになくなってしまうんですね。
さびしいです。
DFといえばって感じでしたからね~
「このページは宝物だっ!!」ってブヒブヒ言いながら
読んでいましたばい^^;
VW好きにはたまらん内容の様子です。
なかなか興奮が収まらずに大変でございました^^;
でも・・・。
なんだかさみしいですねー・・・。
「世界中のカブトムシがなくなり続けても、
最後の1台になるまで部品はつくり続ける」って
VWの偉いお人は言うたらしいですが、そのプロフェッショナルな
一言にいたく感動したアタシでございました。
カナダでもありましたか~。
メキシコシティの風景と言えばこの緑のボチート、というくらい
シティを象徴する存在だったんですよ~。
でもカナダじゃやっぱり、現役の乗り物というより骨董品?
でもそうなんですよね、あの丸い姿、子供にもわかりやすく馴染みやすく、
ドイツ時代からなんだかすごく馴染んでたんです。
考えれば考えるほど、寂しくなります……。
でもタクシーに乗るときは要注意!なんですよ(笑。
>mayuさん
ご無沙汰してます、明けましておめでとうございます!
本当に、mayuさんがいらっしゃるうちに遊びに行けなかったのが残念ですが、
離れても今はネット時代、今年もどうかよろしくお願いします!
カンクーンもタクシーは普通でしたよねえ。
タクシーでなくともビートルはけっこうメキシコ中あると思いますが、
それももうどんどん消えていく一方なんでしょうね。
ホント、時代を感じてしまいますね……。
>忍者さん
あ~、ライバル社だったんですね、ごめんなさい
でも子供のころに馴染んだものだから、未だに懐かしいのです。
と言いつつ、うちの車はVWだったのは初代の中古ジェッタだけだったりしますが(笑。
でもVW、追い越されたんですね。
今、車でいいのはどこ?ってメキシコ人に訊くと、ニッサンとホンダ、って答が多いようです。
今なら大威張りでメキシコ中歩いてくださいな
>あやたろうさん旦那さん
あー、そう言えばあやたろうさんの車、そちらのブログで見ました。
VWにこだわりがあっての選択だったんですね。
ニュービートルはSFっぽくて好きです。ノスタルジーは感じませんけど
うーん、ビートルタクシーに乗るチャンス、どうでしょうねえ……。
できるだけ早くまたメキシコにいらして、今度はシティまで足を伸ばされることを
強くお薦めしておきます。あやたろうさんと結託してるわけではないですよ!?
もしかしたら、誰か知り合いとかの持ってるビートルに乗せてもらえるかもですから!
>toccotさん
toccotさんにとっても、メキシコシティと言えばあの緑のビートル、でしたか。
私もまだ実感がないんですが、今度シティに行ってあのタクシーがいなかったら、
本当に寂しい思いをするでしょうね……。
>あやたろうさん
>最後の1台になるまで部品はつくり続ける
おおおっ、そうなんですか!!
さすが、それぞプロの精神ですよね。
メキシコでは車の消耗が早いですが、それでもぼろっぼろのに乗ってる人も多いし、
個人のビートルはまだもうしばらく頑張ってくれるといいなと思ってます。
旦那さま、そんなにビートルお好きだったんですね~。
私もシティに行くことがあれば、ビートルの状況をしっかり見てこようと思いますが、
次のメキシコ旅行はぜひシティへどうぞ! まだ希望があるかもしれませんからね!
>カイマンさん
えええ~、あの小型バスのコンビって、VWのブランド名から来てたんですか!!
うちのダンナに訊いてみましたけど、そんなこと知らなかったそうです。
前に、乗り合いだからコンビネーションのコンビ、って誰かから聞いた覚えがあるんですが、
メキシコ人らしい嘘っぱちだったわけですね~(笑。
で、カルメンのコンビはどこのだろう、と過去記事を遡って写真をじっくり見ましたら
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/82/f5572b7793f6e4bbeb81797c78025f96.jpg
やっぱりニッサンでございました。
それでもコンビと呼んでしまう、私を許してください
オリンピックの年港湾ストでマンサニージョで陸揚げせざるを得ずよく通関のために通いました
未だ日本人が珍しく宮城県の鮪漁船が最後に給油の為に立ち寄る位で 草履履きステテコに手拭の鉢巻をした船員が日本人と皆思っていたので私はフィリッピン人と言われてました
タクシーで何処から来たかと尋ねられ 日本で自動車は作れるか?これはメキシコ製と我車を威張られました
嬉しいやら残念やら複雑な思いをさせれれました
まだ日本がそんな眼で見られていた時代で隔世の感がします
ちょうどあのときの大事件(三文化広場の)のドキュメント映画を
ダンナの同僚がコピーしてくれたとかで、見ようとしたんですが、
質が悪くて再生できず、残念でした。
大変な年だったようですが、忍者さんも苦労なされたのですね。
メキシコ人タクシー運転手さんの、ピントの外れた自慢も、
おかしいやらかわいいやらバカバカしいやら、といったところでしょうか。
今ではニッサン、ホンダ、三菱、マツダ、メキシコの車の半分が
日本の会社のものになっている気がします。