エクスペンダブルズ / Expendables

2010-09-07 | 映画






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豪華アクション俳優の共演で話題の作品。
スターローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ローク、ドルフ・ラングレン。
元プロフットボール選手のテリー・クルーズ。
元プロ格闘家・レスラーのランディ・クートゥアとスティーブ・オースチン。
それにカメオなのか、客寄せパンダなのか、ブルース・ウィリスとアーノルド・シュワルツネッガー。
新旧のアクションスター達の同窓会的ノリの作品。
そしてスターローン監督、脚本、主演となれば、とても分かりやすい勧善懲悪のストーリーで、男臭いアクション作品としては、ハズレなし。

ただ、これだけ出演者が多いのに、それぞれのキャラがとても分かりやすいのも、スターローンの手腕だろう。
アクションの合間、合間に、中だるみしないように、キャラを語るエピソードが上手く演出されている。

ストーリーは、「ロッキー」のテイストが入った、「ランボー5」。タイトル違うけれど「ランボー5 特殊部隊」と副題をつければこの作品になるような気がするのだけど。
実際、スターローンは「ランボー5」の制作を発表していた。
彼自身が、ミッキー・ロークを主要キャストにして、人身売買と麻薬王に誘拐された娘を救うストーリーとか、特殊部隊と共に殺人マシーンを狩るストーリーとか語っていた。
結局、2010年に入り「ランボー5」は制作中止と発表されたが、この作品は「ランボー5」をバックボーンに撮影されたのだろう。
そしてもう一つ彼が意識したのは、西部劇だと思う。
数々のヘビーなマシンガンの戦闘シーンの最後を、早撃ちで締めくくってる。

スターローンは、相変わらず鍛えた体を見せてくれるが、明らかに人工的な矯正が入った顔が少し痛々しい。
シュワルツェネッガーは、何かおじいさんになっちゃった。
それと対照的に、キレのあるジェイソン・ステイサム、ジェット・リーとアクションが、時代の流れを象徴していた。

エクスペンダブルズ - goo 映画
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こうして見ると普通の表情なのだが。時々無理やり若くしている整形の影響がみうけられる。


B級作品からビックタイトルまで守備範囲が広いジェイソン・ステイサム


さんざんチビと馬鹿にされたジェット・リー


その体格とひょうきんな表情の差がいいテリー・クルーズ


スターローン作品以外は見かけないドルフ・ラングレン


歩き方がヨボヨボしていたように見えたが


ミッキー・ロークの役は固定してしまったな。


この人は自然な老け方してる



トリビア
ジャン=クロード・ヴァン・ダム、50セント、フォレスト・ウィテカー、カート・ラッセルが、キャストやカメオのオファーを受けたがスケジュールや役柄が合わないという理由で実現しなかった。
ユニークな理由としては、スティーヴン・セガールは、プロデューサーと仲が悪い為、ウェズリー・スナイプスは、税金のトラブルである期間、海外の仕事は裁判所の許可がいるというので実現しなかった。

撮影中、スターローンは14のケガを負った。
歯を折る、足首の捻挫、そして首の損傷では金属を挿入する手術を受けるほどの大怪我だった。

スタントマンは一切使われていない。
ワイヤーも合成のためのグリーンスクリーンも使われていない。


迷セリフ
Paine: Who sent you?
Barney Ross: Your hairdresser.
(Paineは丸坊主)

Trench: Hey, how about dinner?
Barney Ross: Yeah, when?
Trench: In a thousand years?
Barney Ross: Too soon.
Mr. Church: What's his fucking problem?
Barney Ross: He wants to be president.
(Trench役はシュワルツェネッガー)

Hale Caesar: Great, they got a small army. What have we got?
Hale Caesar: Four and a half men.
Yin Yang: Not so funny.

Trench: Have you been sick? You've lost weight.
Barney Ross: Whatever I've lost you've found, pal.
(今度中年太りの友人に会ったときに使おう)


撮影現場のユーチューブ発見