アメリカでは、ほとんど上映されない香港映画が、何故かほとんど前宣伝もなく、近所の映画館で上映された。
元のタイトルは「逆戦」。ジェイ・チョウとニコラス・ツェーの2代スターの共演らしいが、残念ながら僕はどちらも知らない。
ティ・ロン、チョウ・ユンファなら知っているのだが。
ジェイ・チョウってジョン・チョーに名前も顔も微妙に似てる
ニコラス・ツェーは、僕の友人のイツキ君に似てる
兄弟の父親
細菌学の権威のためにテロ組織に誘拐される科学者
細菌テロで金儲けを企てる悪役
こいつもテロ組織のボス
ジェイ演じる警察の特殊部隊員の飛は、テロとの銃撃戦で余命数週間を宣告される。
母親の元に帰ると、昔父親と別れた時に、置き去りにしたもう一人の息子、阿陽をさがして欲しいと頼まれる。
その阿陽は、小さいころからマフィアの組織の一員になり、今は細菌兵器を作るテロリスト組織の依頼で、細菌学の科学者の誘拐を計画していた。
そのテロ組織は、飛が銃撃された時に戦っていた相手だった。
血を分けた兄弟の葛藤と、テロ組織、悪徳警官の三つ巴の戦いがはじまる。
初っ端から、科学者を護送する特殊部隊とテロ組織とでカーアクションと銃撃戦がはじまる
その銃撃戦で飛は、恋人を失う
一方、兄の阿陽は、有罪の判決を受けた裁判所から逃走する。 飛んでるよ。
最初から最後まで、香港作品独特の力ずくのアクションが、これでもかと続き、2時間の上映後はぐったり。
でもCGではなく、生身の人間がやっているアクションは、見ごたえがある。
何人、スタントマンが怪我したのだろう。
早い展開の中で、結構ストーリーの雑なところもあり、微妙なポジションの脇役2人が都合良くというか、悪くというか、車に轢かれて命を落としてる。
1作のなかで、いいタイミングで2人も車に轢かれるなんて。
そのかわりに、主人公の2人は、銃で撃たれても、高い所から落下しても、車で衝突しても、なんで生きてるの?というくらいに死なない。
まあ、最後は細かいことを気にせずに、大味のアクションを楽しむ作品。
これからは、アメリカでもっと香港作品が上映されますように... 星は /5
香港作品お決まりロープを使った追跡シーン
ヘリ同士のレース
銃撃戦シーンもも半端じゃない
この人の、鼻水を垂らしながらの泣きの演技もすごかった
もう一つ泣きのシーン
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