デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~

2009-05-18 | 映画
今回は、ジュリア・ロバーツとクライヴ・オーウェン競演の大企業と産業スパイの騙しあいを描いた「Duplicity デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~





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トイレタリー業界最大手の老舗メーカーB&R社と躍進めざましい新興企業エクイクロム社はシェアトップをめぐり、ライバル心むき出しの熾烈なせめぎ合いを繰り広げていた。そんな中、B&RのCEOタリーが画期的な新製品を発売するという衝撃の情報をキャッチしたエクイクロムのCEOガーシックは、目前に控えた株主総会の前にその情報と技術を盗用し、エクイクロムの製品として先行発表を目論む。また、かねてよりB&Rの動向をチェックしている産業スパイ・チームへ、新たに元MI6の諜報員レイ・コヴァルが加わることに。レイはB&R新製品の詳細を調べるうち、元CIAの諜報員クレア・ステインウィックと再会する。レイとの間に浅からぬ過去を持つクレアはB&R側に雇われていた。だが、実は彼女もガーシックに送り込まれたエクイクロムの潜入スパイだった...(Allcinemaより)

     
     相変わらず顔の大きいクライヴ・オーウェン。

     
     こちらは、相変わらず大きな口のジュリア・ロバーツ。

     
     いつも印象に残る脇役のポール・ジアマッティ。

     
     あんたは悪代官か?

またまた邦題にけちをつけてしまうが、何とかして欲しい。
何で、副題で内容を説明しようとするの? それも、小学校一年生の作文みたいな内容で。
主題の「デュプリシティ」もたぶんほとんどの人が何のことか意味がわからないだろうし。

主演は、いまかなり勢いのあるクライヴ・オーウェンと、まだまだハリウッドの女王様の位置をキープしようとするジュリア・ロバーツ。
それに共に癖のあるトム・ウィルキンソンとポール・ジアマッティが脇をかためる。

監督は、「ジェイソン・ボーン」シリーズの脚本を手がけ、最近ではジョージ・クルーニー主演の「フィクサー 」を監督したトニー・ギルロイ。

     
     この作品のスチールは、やたら向かい合って見つめあうのが多い。

     
     これも

軽い謎解き物のストーリーだが、作品中の時間がずらされているので、なかなか内容を追いかけるのに苦労をする。
途中で眠くなってしまったほどだ。

ジュリア・ロバーツとクライヴ・オーウェンのキャラクターから、おしゃれに、スマートに、会話とストーリーが進む。
その一方で、トム・ウィルキンソンとポール・ジアマッティのこってりとした、ののしりあい、騙しあいが続く。

     
     これも

     
     これも

脚本家の監督なので、ストーリーはしっかりしていて謎解きもそつない。
それぞれの役者もぜんぜん悪くない。
でも、何故かあまり印象に残らない、ちょっと薄っぺらというか、安っぽい作品になっていると思うのは、自分だけか。
何か、変なラブコメみたいにしたのが、敗因かな。

     
     これも

     
     これはちょっと変形バージョン

     
     これは、大きな変形バージョン


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