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2009年に150万円という超低予算で制作され、最終的に200億円の興収をだしたオカルトスリラー「パラノーマル・アクティビティ」の続編。
今回の舞台は、あのオリジナルで悪霊にとりつかれて恋人のミカを殺したケイティの姉、クリスティの家庭。
時は、まだミカが死ぬ60日前。
クリスティと夫のダンの間に男の子ハンターが生まれる。
病院から家に戻ってきたハンターを、ダンの前妻との子供でティーンのアリ、家政婦のマーチン、そして愛犬のアビーが、優しく迎えた。
ケイティも新しい甥っ子の誕生のお祝いに駆けつけた。
ハンターがヨチヨチが出来るようになる頃、この家に泥棒が入り家中をメチャクチャに荒らされた。盗まれた物はケイティがクリスティに贈ったネックレスだけだったが、ダンは用心の為に防犯カメラを家のいたる所に据え付けた。
この頃から、家中で奇怪な現象が起こるようになる。
一晩中稼働している、プールの掃除機が朝になるとデッキに上がっている。
しっかりフックに下げられているフライパンが何度も落ちてくる。
どこからか物音が聞こえる。
ドアや窓が開いている。
家政婦のマーチンはいち早く悪霊の霊を感じ、お祓いをするが、それを信じないダンが首にしてしまう。
クリスティもアリも、悪霊の仕業と恐れるが、ダンはガンとして突っぱねる。
ハンターと愛犬アビーは明らかに目に見えない何かを感じ取っている。
どうも、その悪霊とケイティとクリスティ家族の関係は、高祖母(ひいおばあちゃんのお母さん)の時代までさかのぼり、高祖父母以来はじめて生まれた男の子のハンターをターゲットにしているらしい...
僕は、前作でこの作品の怖さは、観客が自分でつくる恐怖と言っている。
監督は、上手く映像(光と影)と音と間で、観客が自分で次にくる恐怖を想像で作らせていた。
今回も、その手法は上手く使われている。
防犯カメラで広角で鮮明に家の至る所を写すため、もっと効果的になっている。
そして、子供部屋の鏡も部屋の奥行き深めて、見ていてどこに何が出てくるのか必死に探してしまう。
但し、音の使い方は前作と違う。
何度も音で驚かされる。ある場面はドリフターズのコントのようなシーンなのだが、椅子から飛び上がるような驚きが味わえる。
そして犬と子供がこの作品にもう一つリアリティを与えている。
前作同様ハンディーカムのシーンが大半で、そこに映る役者はみんな自然の演技だが、特に犬の演技が素晴らしい。
子供もどうやって撮影したのかと思うくらい自然だ。
ちょっと家政婦さんがオーバー気味なことを除いては。
ストーリーも最後でしっかり前作につながり、そしてケイティがまたまたキーになる。
ミカの出番は、お茶を濁すくらいで、2人の人気の差を見たような気がした。
前作のミカの最後。
前作最後のケイティ
クリスティとハンター
ケイティと甥っ子のハンター
ケイティとアリ
悪魔祓いをするマーチン
この写真、どこかで見たことがあるでしょう
ハンターのベットに立っているのは
トリビア
予告編の最後のシーン、子供の部屋、子供のベットにハンターはいないが、鏡のベットには柵につかまっているハンターが見える。
オフィシャルサイトの予告編を早送りするとシークレットイメージが出てくる。
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