今回は、19年ぶりに帰って来た「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」
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旧ソ連が台頭してきた1957年の冷戦時代。考古学者・インディ(ハリソン・フォード)は、ヒーリングのパワーや宇宙の神秘を紐解く力を持つという<クリスタル・スカル>を探し求めていた。
言い伝えによれば、アマゾンの伝説の都市から盗み出されたこのクリスタル・スカルを神殿に戻した者は神秘のパワーを手にすることができるというのだ。しかし、インディは伝説を信じるロシア軍の指揮官・スパルコ(ケイト・ブランシェット)の捕われの身に...(Cinemacafeより)
ここの所、「ロッキー」、「ランボー」と懐かしい大キャラクターが帰って来た中で、待ちに待ったインディ・ジョーンズ博士の登場だ。
監督はもちろんスティーヴン・スピルバーグ、エグゼクティブ・プロデューサーと脚本にジョージ・ルーカスの名前があり、主演ハリソン・フォードの最強チームが再結成された。
それに、スティーヴン・スピルバーグお気に入りの若手俳優で「トランス・フォーマー」で一気に人気の出た、シャイア・ラブーフがジョーンズ博士の相棒(ネタばれ反転 息子)として出演している。
ストーリーは、冒頭でいきなりクライマックスにも使えるようなアクションシーンが登場して、ファンに大サービスしている。
先ず、ジョーンズ博士の登場の仕方がカッコいい。
トレードマークの帽子を拾う人のシルエットがだんだんハッキリしてきて、「俺がインディ・ジョーンズだ」という颯爽の登場。
その時にはソ連軍に捕まっているのだが、捕虜としても威張っている。
前作までは、悪者はドイツだったが、今回からは冷戦後を繁栄させている。
実は、当初の脚本の候補の中にナチスの残党を悪役に設定したものがあったが、スピルバーグが採用しなかった。
スピルバーグがユダヤ系なのは、よく知られているが、ナチスの取り扱い関してはかなり複雑な事があるのだろう。
ちなみに、スピルバーグがお気に入りのシャイア・ラブーフも母親がユダヤ系だ。
閑話休題
そして冒頭の場面からすぐに、ジープ、トラックを使ってのカーアクションがはじまる。
この時、いくつか衰えた体力についての面白いセリフがあり、19年という月日を観客と上手く共有させている。
そこからは、旧作に負けない大掛かりなアクションがこれでもか、これでもかと出てくる。
もうこれは、説明の必要が無いので省略。
ただ、それぞれのアクションシーンが他の作品を連想させるので、それを考えながら観るのがお勧め。
この作品のタイトルにもなっているシャレコウベが、何か「エイリアン」に似ていると思っていたら、本当に宇宙人が出てきた。
最後は、「未知との遭遇」?
前作をリアルタイムで知らない若い人たちにはもちろん、長い事待っていたファンの期待を裏切らない作品になっていて、大満足。
もう1度シリーズを通して観てみるか。
トリビア
この企画は、2004年にジョージ・ルーカスがフランク・ダラボンの脚本を採用しなかったために一時棚上げになった。
その脚本には、インディ・ジョーンズの父親と兄弟がストーリーに絡んでいて、父親はもちろんショーン・コネリーで、兄弟役はケビン・コスナーが考えられていた。(このバージョンも観て見たい)
スピルバーグは、全作を通してコミックブック的なカメラワークに固執した。
今回のカメラマンは「シンドラーのリスト」以来、スピルバーグと仕事をしているが、彼にも徹底的に、このコミック手法を強要した。
スピルバーグはショーン・コネリーにも出演を依頼したが、引退している彼はオファーを辞退した。
ハリソン・フォードは、ジョークで彼自身が十分年寄りになっていて自分の父親の役でも出来るので、ショーン・コネリーがいなくても大丈夫とコメントした。
夕食のシーンでシャイア・ラブーフを殴る女性はスピルバーグの実の娘
撮影初日のスピルバーグとルーカス
ハリソン・フォードのインタビュー アクション撮影方法をオールドスクールウェイと表現している
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旧ソ連が台頭してきた1957年の冷戦時代。考古学者・インディ(ハリソン・フォード)は、ヒーリングのパワーや宇宙の神秘を紐解く力を持つという<クリスタル・スカル>を探し求めていた。
言い伝えによれば、アマゾンの伝説の都市から盗み出されたこのクリスタル・スカルを神殿に戻した者は神秘のパワーを手にすることができるというのだ。しかし、インディは伝説を信じるロシア軍の指揮官・スパルコ(ケイト・ブランシェット)の捕われの身に...(Cinemacafeより)
ここの所、「ロッキー」、「ランボー」と懐かしい大キャラクターが帰って来た中で、待ちに待ったインディ・ジョーンズ博士の登場だ。
監督はもちろんスティーヴン・スピルバーグ、エグゼクティブ・プロデューサーと脚本にジョージ・ルーカスの名前があり、主演ハリソン・フォードの最強チームが再結成された。
それに、スティーヴン・スピルバーグお気に入りの若手俳優で「トランス・フォーマー」で一気に人気の出た、シャイア・ラブーフがジョーンズ博士の相棒(ネタばれ反転 息子)として出演している。
ストーリーは、冒頭でいきなりクライマックスにも使えるようなアクションシーンが登場して、ファンに大サービスしている。
先ず、ジョーンズ博士の登場の仕方がカッコいい。
トレードマークの帽子を拾う人のシルエットがだんだんハッキリしてきて、「俺がインディ・ジョーンズだ」という颯爽の登場。
その時にはソ連軍に捕まっているのだが、捕虜としても威張っている。
前作までは、悪者はドイツだったが、今回からは冷戦後を繁栄させている。
実は、当初の脚本の候補の中にナチスの残党を悪役に設定したものがあったが、スピルバーグが採用しなかった。
スピルバーグがユダヤ系なのは、よく知られているが、ナチスの取り扱い関してはかなり複雑な事があるのだろう。
ちなみに、スピルバーグがお気に入りのシャイア・ラブーフも母親がユダヤ系だ。
閑話休題
そして冒頭の場面からすぐに、ジープ、トラックを使ってのカーアクションがはじまる。
この時、いくつか衰えた体力についての面白いセリフがあり、19年という月日を観客と上手く共有させている。
そこからは、旧作に負けない大掛かりなアクションがこれでもか、これでもかと出てくる。
もうこれは、説明の必要が無いので省略。
ただ、それぞれのアクションシーンが他の作品を連想させるので、それを考えながら観るのがお勧め。
この作品のタイトルにもなっているシャレコウベが、何か「エイリアン」に似ていると思っていたら、本当に宇宙人が出てきた。
最後は、「未知との遭遇」?
前作をリアルタイムで知らない若い人たちにはもちろん、長い事待っていたファンの期待を裏切らない作品になっていて、大満足。
もう1度シリーズを通して観てみるか。
トリビア
この企画は、2004年にジョージ・ルーカスがフランク・ダラボンの脚本を採用しなかったために一時棚上げになった。
その脚本には、インディ・ジョーンズの父親と兄弟がストーリーに絡んでいて、父親はもちろんショーン・コネリーで、兄弟役はケビン・コスナーが考えられていた。(このバージョンも観て見たい)
スピルバーグは、全作を通してコミックブック的なカメラワークに固執した。
今回のカメラマンは「シンドラーのリスト」以来、スピルバーグと仕事をしているが、彼にも徹底的に、このコミック手法を強要した。
スピルバーグはショーン・コネリーにも出演を依頼したが、引退している彼はオファーを辞退した。
ハリソン・フォードは、ジョークで彼自身が十分年寄りになっていて自分の父親の役でも出来るので、ショーン・コネリーがいなくても大丈夫とコメントした。
夕食のシーンでシャイア・ラブーフを殴る女性はスピルバーグの実の娘
撮影初日のスピルバーグとルーカス
ハリソン・フォードのインタビュー アクション撮影方法をオールドスクールウェイと表現している