花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

「新発見!天正遣欧少年使節 伊東マンショの肖像」公開とシンポジウム。

2016-05-13 23:48:14 | NEWS

今日、東京国立博物館「黒田清輝展」を観たのだが、会場出口で興味あるチラシを発見! なんと、東博で「新発見!天正遣欧少年使節 伊東マンショの肖像」が特別公開され、それを機に、イタリア文化会館で「イタリアと日本、初めての出会い」と題したシンポジウムが開催される。

東京国立博物館 特別公開「新発見!天正遣欧少年使節 伊東マンショの肖像」

・月日:2016年5月17日(火)~7月10日(日)

・会場:東京国立博物館 本館7室

ドメニコ・ティントレット《伊東マンショの肖像》(1585年)トリヴルツィオ財団(ミラノ)

若桑みどり著『クアトロ・ラッガツィ』は天正遣欧使節を扱っており、読み応えのある歴史物語であった。この少年使節の一人である伊東マンショの肖像画がイタリアで発見され、東京国立博物館で公開されるという。当時のヴェネツィア共和国元老院がヤコボ・ティントレットに発注し、その息子ドメニコ・テントレットが完成させたらしい。 

イタリア文化会館 シンポジウム「イタリアと日本、初めての出会い」

・月日:2016年5月18日(水)

・時間:15:00~18:00(会場:14:30)

・場所:イタリア文化会館 アニェッリホール 

残念ながら聴講できないので、聴講された方は内容・ご感想等、教えて頂けると嬉しいです(^^ゞ



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
伊東マンショ (やすこさん)
2016-05-19 22:47:01
素晴らしいシンポジウムでした。心に染み込むようなお話ばかりで、詳しくは機会を見て。イエズス会とヴェネチア共和国の関係によって、マンショの肖像画は飾られないことになったといういきさつ、ティントレットの工房にずっと置かれていたが、フィレンツエの銀行家一家に渡り、嫁いだ娘さんがミラノの財閥に持って行ったものであった・・・他4時間に及ぶ素晴らしい美術史家にとっては
垂涎の内容でした。
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やすこさんさん (花耀亭)
2016-05-20 00:31:20
はじめまして、ようこそです♪
わーっ、やはり素晴らしいシンポジウムだったのですね!!イエズス会とヴェネチア共和国の関係も、なるほど!です。
絵画の来歴はまるでミステリー小説のようなワクワク感がありますが、マンショの絵も数奇な経緯をたどったのですねぇ。美術史家の皆さんにとっても垂涎の内容だったとは!!
やすこさんさん、本当に聴講したかったので、貴重な書き込みを頂き嬉しいです(感涙)。ありがとうございました!!! 詳細続報も楽しみにしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします<m(__)m>
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