ユトレヒト中央博物館で「ユトレヒト、カラヴァッジョ、そしてヨーロッパ」展が開催される。
https://www.centraalmuseum.nl/en/exhibitions/utrecht-caravaggio-and-europe
「Utrecht, Caravaggio and Europe」展
・会 期:2018年12月16日(日)~2019年3月24日(日)
・会 場:ユトレヒト中央博物館(Centraal Museum Utrecht)
ローマでカラヴァッジョの影響を受けたユトレヒト派を中心に、イタリア及びヨーロッパ各国のカラヴァッジェスキ作品も展示する展覧会のようだ。
「1600年から1630年のローマをユトレヒトに招集。イタリアの画家Caravaggio、Bartolomeo Manfredi、Cecco da Caravaggio、Giovanni Antonio Galli(Lo Spadarino)、Giovanni Serodine、Orazio Borgianni、Orazio Gentileschi、Spaniard、更にこの展覧会には、スペインの Jusepe de Ribera、フランスのNicolasRégnier、Nicolas Tournier、Simon Vouet、Valentin de Boulogne、そしてフランドルの Gerard SeghersとTheodoor Romboutsが含まれます」(ユトレヒト中央博物館サイトより)
ちなみに、なんとオベリン(オーバリン)(Oberlin)からテル・ブリュッヘン《聖イレーネに介抱される聖セバスティアヌス》も展示されるようだ。私的にはワシントン・ナショナル・ギャラリーで既に観ているけれどね。
ヘンドリック・テル・ブリュッヘン《聖イレーネに介抱される聖セバスティアヌス》 (1625年) オベリン大学アレン記念芸術美術館
この展覧会、できたら観たいけど、来年だなぁ
ユトレヒト派の画家達の作品に、かなり酷い形容詞で書いているのに驚きました。
テルブリュッヘンなんか童顔の可愛い顔もあるのに、そこまでいわなくても。。
>Ter Brugghen even has the questionable honour of having painted the ugliest but also the most realistic baby in seventeenth century art.
醜い赤ちゃんって、もしかしてアムステルダムの《マギの礼拝》幼子イエスの描写でしょうかね??
https://www.rijksmuseum.nl/en/my/collections/162623--ton-brink/hendrick-ter-brugghen/objecten#/SK-A-4188,0
私的にはそんなに酷いとは思えませんが(贔屓目?(^^;)、カラヴァッジョも《聖母の死》が水死体をモデルにしたと当時批判されましたし、やはりカラヴァッジョ譲りのリアリズムなのだと思います(^^ゞ
私見ですが、テル・ブリュッヘンの面白さは北方的伝統を身に纏っていることで、画面からドイツ・ゴシックや初期フランドル絵画の影響を感じることが多々あります。特にドイツ絵画は醜いですしね(^^;;
ユトレヒトって人の名前だと思っていました(笑)
またまたやっちゃった〜