ヘラルト・ダーフィット(Gérard David ,1450 – 1523年)の自画像を紹介したい。
実は、ネットで自画像を見て、あっ!と思った。出典がルーアン美術館《処女たちの中の処女(聖母)》(1509年)だったからだ。
http://mbarouen.fr/fr/oeuvres/la-vierge-entre-les-vierges
ルーアンで観た当時は気付きもしなかったのだが(汗)、ダーフィットは彼女たちに紛れて一番左上に居る(ズルくない?)(^^;
ちなみに、私がルーアンで撮った写真は…
右の黒い紐はデジカメの紐(^^;
当時のデジカメの性能もだが、自分のカメラマンとしての腕って酷いと思う(>_<)
でも、カラヴァッジョ《円柱のキリスト》だけは上手く撮れたのだった(^^;
実は女性の額なんですが、不思議な現象だとおもいました。アルチンボルドの絵で、さかさにしたら別の絵がみえるというような現象に似ておりますね。
アルチンボルドの果物籠もですが、見方次第で違って見えるというのも面白いですよね。
で、URLの絵も90度動かすと顔に見えるのですが、実はブリュッセルの王立美術館で撮ったものの、誰の何という作品なのか忘れてしまってます(汗)。もしかして、ご存知ありませんか?(^^;;
ブリュッセルの王立美術館で撮りました。
同様のものが2点並んでいました。
画家名がわからない古い絵は意外と検索しにくくて困ってしまいますね。
画家不明。
当時のメモだと、
Anonym, Paysage Anthropomoreple portrait d`homme(男の顔を風景にとけこませたもの) 2点、緑が強い画面 inv.10827, inv. 10828
所蔵番号は、どっちだったか、まあどっちかです(適当)
年代は16世紀半ばというところでしょう。
やはり16世紀半ばごろですかぁ...
なんとなくアルチンボルドの影響を感じたものでお尋ねしました。パティニール以来の風景画の伝統があるから、遊びが生まれるのもしれませんね(^^ゞ