花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

仙台さくら野「有賀幹夫写真展-忌野清志郎」

2011-01-09 02:36:39 | 展覧会
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
今年も勝手気ままな感想文を書き綴ってまいりますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、今年初めの展覧会鑑賞は仙台さくら野「有賀幹夫写真展-KING OF ROCK’N ROLL 忌野清志郎 NAUGHTY BOY」だった。


 会場入口のボード壁

年末にNHKで忌野清志郎の特集番組(再放送)を見、原宿ラフォーレでの清志郎絵画作品を思い出しながら、無性に清志郎の声を聴きたくなった。清志郎風に歌う若者ミュージシャンもいるが、あの声は誰にもまねることはできない。そんな想いを胸に帰省したら、なんと仙台のデパートで清志郎の写真展をやるとのこと!

有賀幹夫は清志郎ファンであり、かつ、ストーンズのオフィシャル・フォトグラファーだそうだ。展示作品は‘86年のライヴ写真から始まった。RCサクセションからソロ・バンドへと、清志郎自身の時代の変遷も写し出される。ステージの上、オフの姿...懐かしかったり、珍しかったり。そして、会場にはRCの曲が流れ、清志郎のライヴ映像上映コーナーまで併設され、思わず「あの頃」へと時間が遡る。

展示作品で一番カッコ良かったのはステージでの清志ちゃんの後ろ姿!微笑ましかったのは「COVERS」録音スタジオでの梅津さんと子供たち。ああこのカメラマンだったのね、と思ったのはミック・ジャガーと清志ちゃんのツーショット。それ以上に息ピッタリなのはやはり清志ちゃんとチャボのツーショット。その横にリンコさんが居て、後ろに新田さん、キーボードロボットのG2が居れば、日本最強のロックンロールバンドなのさ♪

でもね、少々残念だったのは展示作品数が少ないのと(美術展と比べて)、有賀さんのコメントが多すぎること(笑)。もちろん、ありがたい解説や共感するコメントも多々。特に日比谷野音での「ヒッピーに捧ぐ」はやはり皆の心に深く刻まれていることを確認。

「僕が伝えたいこと、それは忌野清志郎だけがミック・ジャガーのとなりに位置すべき偉大なバンドマンだっていうことなんだ、悪いけど….」(有賀幹夫)

それは新年早々会場に足を運んだいかにもバンドやってます風若者たちや、私を含めファン歴長いです風中高年の皆さんにも十分に伝ったと思う。いや、皆さん既にわかってますって、悪いけど...(^^: