Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

Amelie 【43年目のぼく等】

2011年05月15日 | 大阪chouchou(福島・堂島・北梅田)

 初夏といってもいいような季節だし(そうなのか  )よくわかんないまま春が
     おわったのだろうかとかおもううちに、きょうはとても暑かった。

  夕方に、ようやく出かけるころはまだすこし暑い感じが残っていて、ぼくはジャケットを自転車のかごに
  いれて、ワイシャツとチノパンを穿いた、会社にいくときのカッコで坂をくだって そして登って。

       

  電車を1度だけ乗り継いで、淀屋橋で降りる。ちょうど改札をでたあたりで、おばらくんが電話。
  ANAのホテルの前あたりで合流と決めて、地上にでる。

       きょうは大学時代の友人、なかがわくんの結婚披露partyなのだ。
       彼は現役で入学していたので1歳下とはいえ、43歳。イケメンだっても、もう結婚しない
       ものだとみんな信じ切っていたので、今回の結婚にはたまげてしまっている。
       そして、ぼくらはきょう初めて奥さんを見ることになるのだ。


  

   ちょうど、夕方のこれから人通りが増えるであろう時間帯。もうひとりのしまうちくんは
    GOLF で遅れるらしく、携帯メールに渋滞でこまっている旨  途中経過がはいる。

   ジャケットにジーパン、とラフな格好のおばらくん。

   たしかに「本格的な店っぽいからジャケットがいいかも」と連絡してきたのは君だが
   下まで決めなかったものなあ…と苦笑いしながら歩く。

   きょうの店の場所は新地、店の名前は Amelie

   フランスの映画の名前の気どった感じの店なのだろうか。さすが新地だなあ…と、ふだん堂島や
   福島はあるけど、めったに新地でごはんを食べないぼくは、やや緊張しながら新地を歩く。

                          

    ふと、すでに入口に列ができている場所を探し当てる。ここがきょうのparty 会場のようだ。
    なかがわくんはMBSに勤めるだけにマスコミ関係者が多いのだろう。
    ここで、大学時代のたかだくん(彼もMBS)に出会う。きさくな感じと、すこしはにかんだような話し方は
    大学時代と変わらなくてほっとした。

          

    本日の主役。なかがわの顔が似ているから横が奥さんのイメージ

   なのだろう…そうなんだ…

                 

   まだ開会まで少し時間のある店内。OPENスペースが広がり、そこには関係者のかたが揃っている
   ようで、テーブルに徐々に新郎新婦の関係者が座っていく。
   OPENと言いながら、外は完全に見えないようになっていて、ここに座ると新地であることを忘れてしまう
   ほどだ。縦に長い構造の店内が、いまは人がいっぱいいるけれど、lunch time だとどうなるか見てみたく
   なる

                                  

   同じテーブルの人たちと少し挨拶を交わして、少し経つと

     そろそろ始まります 

    と、ちょっとした前説とともに、男性がひとりお知らせがてら前で発表をはじめる。

  

     関西では誰でも知っている司会者の名前をもじった名前を書いたプラカードを首から提げて
     いるので、物まねをするのかと思ったら普通に話をしていたので、なんなのだろうと思っていたら
     実はその司会者の息子さんらしかった。

     そこはかとなく…似ている 

                    

   そして、遂に主役入場。さっきぼくらがはいってきた入口から、バン  とばかりに入場。


          

  たしかに美男美女の入場だと、場が映える。

                                         

     まだ少し明るい外の緑にあたると、新婦のドレスのするするとなびくのや、2人の笑顔がよく
     に会って、店のイメージとあっている。ゴージャス、ということなのだろう

  
   席についた2人が少し挨拶をする。  照れた様子が、初々しいというより、さまになった感じ。

                

     新婦側のほうから会社の上司のかたがご挨拶。ヤナセの方でした。
     みんなすごいなあ…と感心しながら、きょうはすっかり傍観者

                               

   

      神妙に双方の年配の方の挨拶を聞く2人。なかがわくんのこんなまじめな姿を見るのは
      初めてだ。 不思議なものだ。43年とは言わないけど、つきあいが20年以上になる
      と、彼の外見がそのまま若々しいのも相まって、なんだか変わらない彼がおかしいとすら
      思える。不思議とぼくらは、外見は(しまうちくんの髪の毛の量以外は  )変わらずに
      いる。それはそれで、ステキなことなのかもしれない。

                       

   乾杯がおわり、ついにご歓談。   

                                

   カルパッチョなど、料理が並べられていく。テーブルが一緒になったご夫婦は親切で、まだ来る気配も
   ない、しまうちくんのために別皿に取り分けてくれている。そんな中、のんきに彼は

         料理とりわけといてな~

   と、今年45歳になろうかという男の小粋さのかけらもない文章でmail  を送ってくれる。

        

                  

         ケーキの時間。入刀のときに、司会が「写真を撮る方は前へどうぞ  」 と声をかけるのだが
     みんな食べるのとしゃべるので忙しく…あ。そっか若い人そんなにいないんだっけ…

        じゃあ、ぼくらが行かなきゃ…と前に出向いて写真を撮る。


    

    なかがわくん本人はカメラマンなだけに撮られるほうはなじまないと思いきや、たまに雑誌に写真が
    載ってたりするだけあって…


           まあ…絵になるね 

                                  

    2人の生い立ち、なれそめを知らせるビデオが始まる。
    これがすごかった。いきなりNEWS 仕立てで女子アナの読みと、テロップからスタートした。
   
      

    この女子アナさん、なかがわくん家まで訪問

      していました。ご苦労さまでした 

                                

   料理は進む。そして次の出し物。新婦の友人のラインダンス。なにかリミッタを振り切ったその
   ダンスはなんだか、とても暖かさとかっこよさを同居させていて、よかったです。

   いつも仲間が結婚するたびにみんなで披露するそうですが…
   最後はこんなポーズを。
  
                

          

    このあと、ほどなく、ようやくしまうちくん登場。もうpartyは後半戦。口をあんぐりあけて
    なんとか状況に追いつこうとしています

                                   

  ほどなく、しまうちくんが来たことでなかがわ夫婦にご挨拶にいきます。

               

     もうpartyは終盤。それでも、なかがわくんはぼくらの挨拶に喜んでくれて…
     しまうちくんの遅刻を笑顔で責めています

                                                            

       奥さんに、大学の友人であることを紹介し、彼はひとりずつの近況を確認して
       束の間の同窓会気分。
       こんな写真まで  撮るとはかなり気恥ずかしい感じがします。

       

       こうみると、新郎新婦が照明のせいだけでなく映えてます

                                      

    選り分けられたケーキがみんなのまわりに配られるころ、最後の主役の挨拶が始まります。

 

   大学の同窓生としてびっくりしたのが、「なかがわって、お礼の挨拶なんかできるようになったんだ」
   目頭熱くせんばかりのこの感情は、きっと彼には不要なものなんでしょうけれど 

                                           

   新郎新婦が退場し、ひと足先に出口で待ち受ける構図ができあがる。家族親族、現在の友人たちや
   同僚…それは優先すべき事柄であろうし、大学同期はお先に退場。

   まだ挨拶や名残惜しい酒の酌み交わしも続くなか、ぼくたちは出口に向かう。
   店の演出は心憎いほど抑えめで、けれど、その様子は新地なのだ。
   今度lunchに来てみようと改めて思いなおす。

                             

     最後の挨拶を交わす。おばら・しまうち両名は去年子どもができるという遅咲きのパパ
     でもあり、なかがわくんに、「ちびを連れて遊びにいく」というと新居に引っ越したばかりの彼は
     たじろいで「来るなあーっ  」と笑いながら言うのを、奥さんが「いえいえ、きてくださいね。
     彼がいなくっても  」とやさしくフォローをいれる。

     ほんの1年前まで、彼のまわりにいるのは男ばっかりだった。とにかくモテるが
     理想が高く、子どもみたい  とまわりの女の子にため息をつかれていた彼。
     (KYOKOさんですら、よく「なかがわくんもう少し大人だったらいいのに…」と言っていた)
     ぼくらは「なかがわはいったい、どんな女性を選ぶんだろう  」と不思議におもい、
     そしてここ数年は「ああ、そんな女性はいなかったんだ」と思い込んでいた。

     いま、こうして横についている奥さんをみて、きれいだけど落ち着いているその姿に
     ああ、きっと彼も最後はまじめにちゃんと考えたんだな…と…

              そんなふうに感じて、またねと手をふって挨拶を終えた。


                    

   Amelie。

   フランス映画のタイトルと同じこの店で、日曜日にpartyを開く理由をぼくたちはよく知らない。
   きっと新郎か新婦の業界上の都合なのかもしれない。

   それでも、このすてきできれいな夫婦のお披露目には、新地のこんなゴージャスな舞台が
   よく似合うのかもしれないなと…そんなふうに思う夜になった。

                                                     

★アメリ (Amelie)
  大阪市北区堂島浜1-4-27 堂島中町ビル1F
  06-6341-7782
  http://www.amelie-dojima.com/


            そういえば、この映画ってまだみてないよなあ…家にあったかなあ… 




宇多田ヒカル - 誰かの願いが叶うころ



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