Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

Chalon 【Another Sky】

2011年01月13日 | 中国つれづれ。

 帰国する日も晴天だった。

         13時すぎの便なので家を出るのは余裕がある。
         片付けはあらかた済んでいたし、ちょっとした衣服とパソコンなどの機器を
         直すと、あとはすることがないくらいだった。

         いつも早朝のCAに乗っている身としてはJALはちょっと遅い便すぎる
         くらいだ。

    

         浦東空港にはタクシーで向かう。
         特に渋滞もなく、トラブルなく順調に空港に到着した。

         KYOKOさんに帰る旨、連絡をいれた。

         check inもそれほど時間がかからず、パスポートと持ち物検査が少し並んだ
         程度で、すべて準備完了になった。


      

          第一ターミナル。
          やはり第二と比較すると人の数が多く、にぎやかだ。

          ふと横をみるとCI:China Airlineの飛行機が停まっている。
          もう飛び始めて2年以上経過している。台湾と大陸はEPAも成立していま
          一番連携が強化されている時代にきている。
          むしろ対中国大陸市場としては日本を凌駕する勢いのはず。
          なのに日本でそれほど大きく取り上げられていない。


  

         日本で報道されるとするなら、その航路がまだ紛争領域である厦門上空を迂回して
         香港ルートのため時間がかかっていることとか、そんな隅をついて報道されるのが
         オチかもしれない。今回いろんなことで中国市場における日本の後手の踏み具合を
         またまた深く感じて、さみしくなることも多かった。

         こうして飛行機が「JALよりも近い搭乗口に設置されている」ことは今後
         海峡両岸にとってどうなるのか、まだまだ興味深いところではある。

         それらは、今後のアジア情勢に大きく影響するのに、日本人とっては
         きっと別の空の話なのかもしれない


Traveling Notes~ Another Sky


        残り時間はあと40分と少し。
        機内食はでるんじゃないか、という気もしたが時間をもてあますことも
        あって、Chalonに入ってカレーライスとコーラを注文した。

        コーラを飲むのは日本ではほとんどない。
        大陸が乾燥しているせいか、普通に飲みたくなるのだ。


                     

         そういう意味では、ぼくの当分最後のコーラってことになる


     

            注文したのはカレーライスはすぐ来たけれど、コーラはなかなか来なかった

            まあ店員が忘れてはいなかったよと示す、ほぼぎりぎりのタイミングでやってきた。


         

   それを飲みながら、帰国したあとのことを少し想像した。
   休暇は2週間。実はまだあと5日ほど残している。きっと帰国直後の虚脱感が襲ってくるような
   気がして、あけておいたのだ。

   さて、どんな日々を過ごすことになるだろうか。

   日本での2011年が始まることになった。
   感傷に耽る間もなく、隣に座ったカップル+女性という変なグループ3人が強烈に
   中国語でやりとりをけたたましく始めたので、ぼくはもういいやと席をたった。
   やれやれと腰をあげて、搭乗口に向かうとそこは「急きょ変更しました」の貼り紙1枚だけ貼って
   あって、ぼくは焦って走ることになった。

   2011年がこんな走り続ける年じゃありませんように。   



最新の画像もっと見る