杭州到着後、タクシーで西湖沿いのシャングリラホテルへ。
前回も宿泊して非常に対応がよかったことで、メンバーズカードも
入ったし、ネットで予約もしてうきうきと来たわけですが、今回は
そこにけちがついてしまいました。
①杭州の人の多さ、タクシーの応対
まず驚いたのは観光客の多さ。そういえば晴れて観光地へ
出かけるのは今回が実質初めてかもしれないと思えるほど
で、杭州駅でタクシーに乗り、「シャングリラ」と言った途端に
タクシーの運転手にはいやーな顔をされました。これは次の
日も同じ現象があったので、よっぽどいやなのかもしれません。
ようは渋滞がひどいのです。
タクシーの運ちゃんは交通規制があって入れないんだとか
（じゃあ遠まわりでいいから別のルートで入れと地図を指し
ながら指示すると、観念して走りました）
言い訳をするわけです。最後は通常どおりの道を通ってました。
規制があると言われていたので警官に会うたびにヒヤヒヤし
ましたが何も言われません。
行けるんやんか・・・だましやがったな
②ホテルについて。シャングリラからの移動方法
ホテルについてもまだ10時すぎ。家を7時前に出たわけですから
3時間で着いてます。新幹線はすごい！というか杭州は近い！
メンバーズカードを持っているからか、もっていなくてもそうなのか
10時でもチェックインできました。でも最初ネットでは西棟の湖側
と予約したのに、東棟の山側でした。部屋は悪くなかったけどね
こういうちょっとした気遣いのなさは今回よくぶち当たりました。
自転車は朝のうちに二人乗り式のものはレンタルされていて、
一人のりばかり。ようやく一台発見、あと一台も発見したものの、
従業員のだと言われ断念。ホテルで借りるのを諦め他の場所も
探すものの見つからず、やむなく元のホテルのところでレンタル。
頼み込むと従業員用の自転車も貸してもらえました。
「でもくれぐれもなくさないでね。人のだから」
従業員の言うとおりに慎重に運転していきました。２×２で運転
しながら自転車で人だらけの西湖をサイクリングするのは悪くない
気分でした。
③昼ごはんの場所の様子
ばたばたして疲れておなかもすいたので、タクシーでホテルに着く
までに見ていた湖沿いのレストランを順に物色、昼なので西洋食
の店を選びました（先頭写真）。このとき、ここは階段であがった
高台にあったので自転車を置くのを躊躇したのですが、二台同士を
くくりつければ大丈夫かと思い、鍵をかけて上がってご飯をたべて
しまいました。
洋食にありがちなスローフード、なんだか宝石売場のような落ち
着かないディスプレイの部屋で、人がいないので落ち着いたけど、
テーブルでご飯を済ませて下りてくると・・・
やられた！ない！しかも気をつけろと言われた従業員用
ではなく一般用のレンタルサイクルが。。
あーあ。でも従業員用でなくてよかった。あっち盗まれてたら大変
だったね。でもホテルまで一台で大変だねえ
と、まだすこしのんきな気分で語りながら、僕は３往復してホテル
まで家族を送りました。。
このとき奥さんは、きちんと保安や公安も呼んでみたのですが、
警察組織である公安さえ。。
まあしかたないなあ・・
とのんきな対応。鍵を破られてるんだし・・・という感じでした。
その頃まわりは・・・
こんないちゃつくでぶカップルやら・・・
（結婚写真ですね）
こんな感じの人の波・・波・・・
④ホテルの対応
ホテルに説明してペナルティ費用はあるかと聞くとないという
返事。安心してあとの説明をして、あと自転車に乗るかどうか
という話すらしていると
「あー、弁償してもらわないといけないけどそれは
ルームチャージでいい？」
ときかれました。（最初わからなくて奥さんが聞き返してやっとわか
ったという変な事態）
僕：なんだそりゃ？なんで弁償なの？
従業員：ホテルは保険に入ってないんだ。だからなくした人に弁償して
もらうルールになってるんだよ。今なら20%オフでいいよ
僕：？？？なんで払わないといけないんだ？保険に入っていないのは
僕のせいじゃないし。それに今なら20%オフってなんだ？
ということで平行線というよりねじれの位置というぐらいの話のかみあわ
なさ。ホテルの経理（マネージャクラスでしょうか）と話することに。
しかしここでも上とほぼ同様の会話。最後は「ホテルの経営のことも
考えてもらわないと・・」まで言われてもう激怒。そんなの関係あるか？
と思いながらも冷静になって（奥さんはキレちゃいましたけど）
そういえば日本人スタッフを見てないなあ。日本人と話をしたいと言うと
では夜に呼びますので討議しましょうということになりました。
⑤だから船で
ということで自転車を借りるわけでもなく、歩いてすぐの船着場まで
行って、そこから船で西湖見物することにしました。
ここは夜にチャン・イーモウ（張芸謀）監督プロデュースのショーがある
（桂林にもあったらしい。類似品かな？儲けてるなあ彼も）らしく予約
していたのですが、夕方まだ時間があるので船に。
なかなか癒してくれます。向こうに杭州市街地が見えるのも
いとおかし。ようやくいい気分になったのですが・・この船。西湖の
あちこちで止まり、途中で降りたもので今度は次に乗る人で混雑。。
かなり迷った末に湖を一周する勢いで船を乗り換え、ようやく
たどりついたときにはまたヘトヘトでした。子供はもう心が折れて
いたので夕食を早めにとることにしました。
続く・・今日は長い
