Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

manufactualismにおけるcreativityの精神

2009年11月07日 | こんなことがあるんだ。へえ
 化物語第13話を観た。

  ここにも以前書いたけれど、西尾維新がメディアミックス不可能な作品をと
  意気込んで全精力つぎ込んだという作品が今回アニメ化されたわけで、
  (こういうとき原作者はどう思うものなのだろうか? 
  12話までは通常放送(MBS)で夜中に放映されていた。

  12話?全13話を1クールとしている今の放送形態で、夜中の都合はある
  かもしれないけれど、12話っていったいなんだ??

  でも12話は結構すてきな場面で終わる。なので

  「ああ、ここで最終回なんだ」

  と思っていたのだが、それは原作を読んでいないせいで(読んでいる最中
  だけれど、まだまだたどりつきそうにないのだ)、実際はまだまだ続きが
  あるらしい。

  ということで13話~15話までが公式HPからのネット配信になるとのこと。
  なんだ…エヴァンゲリオンが25話と26話が制作時間が足りないで絵コンテ
  で放映しちゃったみたいなのと同じで

  まにあわなかったんだ 

  と思って、ある意味同情していた。

       

  当初10月28日放映開始と書いていたけれど、あっという間に11月2日に訂正
  2日朝に確認したら、まだ編集作業中ですとのこと。

  おーおー、むちゃくちゃ大変そうだ…

  ITやさんでシステム構築の大変さは理解できるので、同業ではないにしろ
  同種の感覚をもって眺めていた。
  その後はstuff blogで進行状況を報告するようだ。

  仕事でも最近障害発生時は社内SNSで情報共有している。ほんとよく似ている

  でも結局観ないうちに忘れてしまっていた。

  だって13話を観たいわけで、結果があればいいんだもん。ヲタじゃないし 

    

  てなわけで今朝まで、すっかり忘れていた。こういうのってまだ視聴できるもの
  なんだろうか?

  と思って公式HPをみてみるとちゃんと観ることができた。 

  当初50万アクセスとかあったそうだけれど、いまならサクサク観ることが
  できた。あと出しじゃんけんというのはえてして得するものだ。
  「残りものには」…のほうが、よりやさしい物言いだろうか?

  13話はいつもに増してできはよかったと思う。丁寧な色遣いはかわらないし
  いいんじゃないだろうか?びっくりしたのは

  13話の視聴期間に「14話配信まで」とあることだ 

  あはは  言いたいことはとてもよくわかる。納期を提示したくないんだ。

  こういうのって許されてるのが…どうなのだろう。

    

  manufactualismに裏打ちされた世界で、ぼくたちITシステム構築は没個性的
  なシステムをユーザ特性をご満足させるためにカスタマイズしながら、それでも
  進行を標準化して生産性をあげ、結果として作業は没個性的になっていく。
  でもそれが大量生産、機能濃度をあげるための作戦なのであって、正しい
  ものづくりなのだ。

  ドラクエ、FF(もう何作までいったのだっけ?)、そしてこういうアニメ作品は
  違うのだ。少しずつ違っているが、最終たどりつく先がぜんぜん、もう悲観
  しちゃうほど違う。

  manufactualismに裏打ちされた世界で、没個性的なユーザに対する嗜好を
  好意的に裏切り続けながら、全体満足度を高めるために標準化部分の
  styleやlevelは維持し、その結果として作業は個性的かつ個人のcreativityに
  大きく依存されていく。でもそれが、稀少価値を生み出していく作戦なので
  あって、正しいものづくり( かどうかともかく礼賛されないまでも )受け入れ
  られているのだ。

  creativityというのは重要だ。
  それは大小にかかわらず、だ。自分にもちゃんとあるんだと思いたいけどね

    

化物語 OPメドレー


  13話の構成にオープニングがなかったのでいれてみました。
  STAPLEって結構この話に重要な意味あるんだね

     


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