暗くなった道を、4人で歩く。晩ごはんは済んだのだろうか。
昼に休憩していた人たちは再び活気をとりもどして歩き、そして店は
営業している。
幼稚園にいくかいかないかくらいの子どもたちは、みんなで騒ぎながら遊んで
いる。彼らにとって、夜遊ぶのは冒険ではなくて日常の一部なのだろう。
大きな道に近づくと、それなりに通りの人はさらに増え、昼間や夕方と
変わらない人波になる。
クリーニング屋さん、食堂、散髪屋さん。。みんな活気がある。
こういう下町には永楽家電がなぜか似合う きっと最初に少し住んでいた
ホテルのそばにあった量販店だからだろう。
そしてこの角が大きな道があって、タクシーに乗り込む。
KYOKOさんが静安寺にいくように告げる。
打って変わって、またきれいなホテルで休憩しようということだった。