Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

2010年開幕戦 【every little thing every precious thing】

2010年03月26日 | 大阪chouchou(その他の場所)

  2010年。今年もプロ野球の季節はやってきた。

 わたしを野球につれてって  というわけではなく、今回はホントに偶然に
 ここに来ることになった。

 一緒に仕事をしている人の中に熱狂的なトラファンの人がいて、開幕戦の
 チケット募集したときに、手をあげなかったこと
 
 この日程ではおそらく予定が入るだろうと想定していて、無理だろうと
 思っていたことと、開幕先発の安藤よりも能見や岩田のほうがいいなと思って
 いてそれほど興味をもてなかったことがあげられる。

 ところが偶然が続き、予定は入らず。そして募集は「行かない人は名乗りを
 あげる」という状況だったらしく、そのままぼくは「行く」ひとのほうにカウント
 されていたというわけだ。

 いまとなっては「うれしい誤算」と言うべきだろう。
 おもわず阪神の開幕戦に行けることになった。

 きょうは17時に業務を終了し、こそっと会社を出発。
 上司と同僚が一度に消えるのだ。少し隠れていきたい気分にもなる  

  

 「春はセンバツから」。という言葉は春の高校野球の謳い文句だが、ようは
 タイガースは穂無で開幕を迎えられないということを示している。
 それでもいまはスカイマークスタジアムや、ここ京セラドームがあり、フラン
 チャイズ地域で開幕にすることが可能になった。

           

  昨年は甲子園にいった。
  ここドームで野球をみるのは実は初めてだったりする
  (ぼくは仕事できた展示会やら、仮面ライダー555ショーやらそんなのでしか
  大阪ドームには来たことがないのだった 

  少しの記憶をたどって、いやたどらなくても人の波でそのまま入ることができる

            

   本日はベイスターズ。国旗とNPB旗と両球団の旗がはためく。これだけ
   ポールが余っていたら、所属する選手の旗をぜんぶ揚げてもいいんじゃ
   ないかと思うんだけど、そこまでは国際化ってわけではないんだなあ

  

   試合開始は18時すぎ。腹ごしらえは座席でするとして、それは売店で買って
   おかないと。なか卯がちゃんとあった。牛丼だ

           

  通路を歩いていると、いつのまにか国歌斉唱も始球式も終わっていることが
  わかった。

    あ。まにあってない 

  開幕から見ることのできるぼくたちは幸せだ。それなら少しくらいゆっくりした
  って、いいわけだろう。楽しみはゆっくりのんびりと。

  開幕だからか、ぼくらが入場口でプレゼントをもらった。
  黄色いブランケットだった  タイガースカラーで、寒い時にも使えると
  いうことか。

   ドームだから寒くないと思うんだけど 

            

  先発の安藤はピリッとしなかった。5イニングで3失点。ちょっと困った出来栄え
  で、しかもリードされていた。開幕戦の緊張?彼は今年3年連続だし、たしか
  ダイエットしてすっきりした形で迎えていたはず。

       

   今年もだめなんだろか?   少しくらいムードになってきそうな時間帯。
   

 

  スタンドがドッと湧く瞬間。新顔の城島がバッターボックスに。
  阪神ファンは矢野が大好きだ。  控えとはいえWBCにも選ばれたベテラン
  は守りも野村監督直々の育成で素晴らしく、バッティングも強い。

  昨年は怪我をした矢野のおかげで正捕手になった狩野だって、ずいぶん
  がんばった。今年はこの2人の新旧交代の争いかと思っていたら、あっという
  間に横入りのように現れたのが城島だ。
  WBCの正捕手にしてマリナーズ帰りのバリメジャー

  どれだけのことをしてくれるんだ 

     

  スタンドがわく。こうやって電光掲示板で紹介するメジャー風な状況は
  甲子園ではむりだ。ドームでのデビューはかえって彼のためにはよかった
  といえるのかもしれない。

               

  

   結果は打点をあげてくれた  

   しかも後続にもいい影響。桜井広大がHR

            

   ライトスタンドが、球場全体が大騒ぎ。城島すごい

   5,6回での逆転は理想的。さらにさらに新井が打った打球は…天井できえた

      

  あれれ?天井のかざりのような円形の部分に吸い込まれてしまった。
  東京ドームならHR。大阪ドームは
  なんと二塁打でした。ここはローカルルールらしい…

  新井は一本ホームラン損した気分だろうな

  

   7回を迎える。みんな風船の用意。当然ぼくも事前に買っておいて
   膨らませる。きょうは勝ちそうだから9回のあとの分も置いておく必要ありだ

      

   事前に膨らませておいておくタイミングが難しい。あまり早く膨らませて
   おくと、表の守りが長すぎると、疲れて指を離してしまったり 割れてしまったり
   するのだ。1アウト1塁。微妙にまだ膨らませないでいるとダブルプレイで
   一気にチェンジになってしまった。

   こういうときが困る。一気に二本膨らませて準備する。

              

      

  

   でもまあ、買っているときはうれしいもの。びゅーんとドームの中に
   風船が飛び交う。外は寒い春の夜でもここはあったか。

  

   そろそろタイガースファンは点差が気になってくる。今年は打線がすごい
   ので、安藤がへろへろだって逆転はしてくれる。だけどこれ以上あくと
   困ることが…

    球児がでてこれない 

   4点差もあいてしまうと、セーブがつかないのだ。
   阪神ファンの願いもむなしく8回終わった時点で7対3。これでは球児は
   今日は投げないな…

   去年みにいったときも点差の開きすぎで、球児は投げなかった。
   きょうもだろうか

                

  球場内にLINDBERGの曲が流れる。みんなのえ  ホントに?という驚きと
  期待の眼のなか、藤川球児がピッチング練習を開始。

       

  開幕戦だからお披露目なのか、確実に勝ちをとるんだという真弓監督の
  執念の表れか、本人の希望なのかわからないけれど、ともかく初めて
  実物をみたっ  

LINDBERG[every little thing every precious thing]


   
  もちろんこの曲がかかると、球場がコンサートよろしくメガホンを左右にふり
  かざす姿も初めてみた。
  渡瀬マキがスタンドで観て感動したというけれど(自分の声でも感動するんだ
  ろうか?)、そのとおりだ。

 

  そして、試合は無事終了。7対3。開幕を白星スタート。

             

  開幕のご挨拶か、1塁側で整列する選手一同。
  そしてブランケットをかざすスタンド。

      あー、そんなルールだったんだ

    

 

                     

   スタンドが黄色一色。これって悪くないね。真夏にブランケットは暑いから
   タオルでいいかもしれないけど春先と秋はこれで黄色にするのも悪くない。

   本日は城島と桜井がinterview。桜井のくそおもしろくもない通り一遍の応対
   に比べて、城島の面白さが際立つ。

    (アナウンサー)大阪のタイガースファンに自己紹介をどうぞ
    (城島)あー。長崎県の佐世保から来ました城島健司です。

   なんだそれ  君はシアトルからでしょうが…
   関西人の大好きそうなボケで笑いをとって、一気にみんなに受け入れられた
   城島くんでした。 

  

   今年からそうするのか、開幕戦の特別なのか、interviewを受けたきょうの
   HEROふたりは、外野スタンドに走り、ボールを投げ入れる。

            

    そしてお約束の六甲おろし。トラッキーは球団旗を地面において大開き
    にして、拍手を煽る。

    阪神戦は最後の最後までスタンドからなかなかファンを返さない。
    このすごさは他の球団にはないだろうと思う。

   

    勝って帰る帰り途はとても楽しい。
    そして今回はブランケットもあって、女性はこんな感じで。
    大阪の、阪神ファンの女性もきれいになったと思う。球場を走り回る
    女の子もきれいになった。以前はおばちゃんみたいなのばっかりだったけど
    やっぱり勝ってくると、みんな観に来るからだろうか。

    これも「よしまた来ようか」っていう原動力なのかもしれない。

        

   今年はあと何回か来ることがあるだろうか?
   そういえばRinNonはまだ野球を観に来たことがない。ルールがわからない
   からつまんないだろうか?風船や歌を歌うあの一体感のあるノリは一度
   経験させておきたいのだけれど。

★京セラドーム
  大阪市西区千代崎3-中2-1
  06-6586-0106
  http://www.kyoceradome-osaka.jp/

    



最新の画像もっと見る