1月16日の週報で、子供2人の小学校について検討中で
あることを報告しました。その続きです。何人かの方にはアド
バイスをいただき非常に悩んだのですが、ここは何事も経験で
あるし小学校一年生であればそれほどリスクは少ないだろうと
いうことで、現地の小学校を受験させることにしました。
インターナショナル学校であれば費用が高すぎて会社の教育
費負担の制度を加えてもまったく手が届かないこと、日本人学校
は人数が多すぎること(浦東に分校ができましたが)1800名近い
人数を先生が管理できるのか不安が多かったことから、現地校
を選択しました。
現地校といっても、外国人比率が半分近い学校もいくつかあり、
何校かを選んで受験しました。妻の大学のネットワークはいつの
間にか韓国人・台湾人・香港人にまで拡大していて、何校かを
見学していたようです。面白いのは各国の人の考え方です。韓国
人はそれこそ教育熱心さでは一番です。母国で教育を受けさせる
より他国でということで父親は勧告で稼ぎ、母子が上海でがんばる
といった姿をよく見かけます。アメリカに行く例はよく聞きますが、
上海でも多いようです。
台湾・香港の人には、なぜか入学枠が大陸人と分けられて
狭き門にされてしまっている場合があります。日本人である私の
妻とあからさまに態度を変える学校の職員もいたようで、逆差別
なのか対抗意識なのか、こういった学校はさすがに回避してい
ます。
今回選んだ3校のうち、2校では両親参加型の試験や子供
だけの面談に親が付き添わないといけないとのことで私も参加
しました。親ばかと言われればそれまでですが、6歳の子供が
中国語と英語で質問されてそれに答えてきたというだけで、自分
と比較してもたいしものだと思うのですが、そこは中国人・韓国
人の子供は元気で積極的です。押しのけてでも目立ちたいと
親子でがんばる姿は日本人にはなかなかできないもの。文化の
違いも感じた一日でした。
さて、中国は日本と違い、学校は欧米型の9月始まりです。
日本人学校だと既に小学生のわが子たちはまだ幼稚園にいま
す。公文の海外版で勉強しています、とはいえ小学校にどこでも
いいから合格してくれないと小学校浪人になってしまいます(笑)。
きょう現在片方の子は合格通知が一校からきました。もう片方
の子はどうなのか、やきもきている今日このごろです。