これまでの日本の安全保障政策は、アメリカ政府の要求によって日本政府がそれに従うという、どちらかというと受け身的な形で、憲法9条の平和主義を歪めつつも専守防衛、個別的自衛権という基本概念がギリギリのところで守られてきた。
日本の集団的自衛権行使の解禁は、アメリカ政府にとっては、これまでであれば喜ぶべきことであったのが、アメリカ政府の反応は形式的に見える。
おそらくオバマ大統領をはじめアメリカ政府の外交、国防当局者は、アメリカの完全なコントロール下での日本の集団的自衛権行使はYESだが、安倍総理はアメリカの指揮下ではなく、イコールパートナーを思考していると疑っているのではないか? いわば本質的にアメリカからの自立思考が見え隠れしていることを警戒しているのでは。
だからアメリカ政府にとって、歴史的快挙である集団的自衛権行使解禁を双手をあげて評価ができないのではないか。
対中国、対韓国への安倍政権の対応は、アメリカとの協調よりも、日本国家の「建前」という誤ったメンツを大事にしようというものであり、東アジアにおいてアメリカの死活的な利害に係わる、特に中国との関係に横からハリを入れてパンクさせてしまうという恐れを持っている。
安倍という人は明確な思想や戦略はないが、彼のジイさんである岸信介の表面ヅラを継承しようとしている。安倍のリアリズムなき外交感覚という底の浅さが、日本とアメリカを危機に陥れることが危惧されるのだ。
安倍政権を一刻も早く退陣させることは、日本、アメリカ、東アジア全体にとっても、共通の利益になる日が近づいていると思う。
底の浅い自立思考は、日本だけではなく他国も危機に陥れる。
昨日は、あいさつまわり。
日本の集団的自衛権行使の解禁は、アメリカ政府にとっては、これまでであれば喜ぶべきことであったのが、アメリカ政府の反応は形式的に見える。
おそらくオバマ大統領をはじめアメリカ政府の外交、国防当局者は、アメリカの完全なコントロール下での日本の集団的自衛権行使はYESだが、安倍総理はアメリカの指揮下ではなく、イコールパートナーを思考していると疑っているのではないか? いわば本質的にアメリカからの自立思考が見え隠れしていることを警戒しているのでは。
だからアメリカ政府にとって、歴史的快挙である集団的自衛権行使解禁を双手をあげて評価ができないのではないか。
対中国、対韓国への安倍政権の対応は、アメリカとの協調よりも、日本国家の「建前」という誤ったメンツを大事にしようというものであり、東アジアにおいてアメリカの死活的な利害に係わる、特に中国との関係に横からハリを入れてパンクさせてしまうという恐れを持っている。
安倍という人は明確な思想や戦略はないが、彼のジイさんである岸信介の表面ヅラを継承しようとしている。安倍のリアリズムなき外交感覚という底の浅さが、日本とアメリカを危機に陥れることが危惧されるのだ。
安倍政権を一刻も早く退陣させることは、日本、アメリカ、東アジア全体にとっても、共通の利益になる日が近づいていると思う。
底の浅い自立思考は、日本だけではなく他国も危機に陥れる。
昨日は、あいさつまわり。