この著者を私は全く知らなかった。新聞の出版広告をたまたま見て、タイトルに興味を抱き読むことにした。
欧州のフランドル地方に設定された小国ベルクールと日本、シンガポールが舞台となる不法金融口座の解明・捜査にまつわるフィクションである。ベルクールは世界有数のタックスヘイブンの国である。その金融センターの中心に君臨するのがバロー銀行。プライベートバンクである。その銀行の口座に預けられたマネーの存在。グローバルに不法な方法を駆使して、法の間隙を巧みにくぐり抜け、脱税行為により巨額なマネーをプライベートバンクの口座に預けた組織或いは人物が日本に存在するのだ。その不法行為を如何に立証していくか。そのためには確実な証拠を見出し、累積して、論理的に立証しなければならない。
本書は国際金融経済の中で、裏経済につながる局面を取り込んだ非合法なマネーの動きの有り様の一事例をフィクションの形で鮮やかに描き出している。国際金融経済とその市場を教科書的アプローチをすると眠くなるが、こんな風に描かれて行くとそのプロセスに引き込まれつつ、国際金融経済と実態ということにも、眠気が覚めていく気がする。
本書を読了後に奥書を読んで、なるほどな・・・と思った。「世界四大会計事務所の一つに税務コンサルタントとして入社。国内大手証券会社でIPOコンサルティングやプライベートバンキングに関わる税務業務に従事した後、税理士法人を設立し代表税理士に就任。」というプロフェッショナルだった.国際金融の枠組みや金融取引の実態、手続きに詳しいのはあたりまえなのだ。裏世界につながる手口についての知識・ノウハウなどにも強いであろう。そのバックグラウンドを充分本書に反映させていることが窺える。
このストーリーの冒頭は、ベルクールに君臨するバロー銀行の本店に、ドイツ金融当局とベルクール金融当局が合同捜査に入るという決定的瞬間の報道描写から始まる。総勢80人による強制捜査が始まった直後、銀行内から1発の銃声が聞こえたのだ。
なぜ、この合同捜査が日本に関係するのか?
合同捜査をしたドイツ当局の情報を受けたマネーロンダリング対策の国際組織であるFATF(資金洗浄に関する金融活動作業部会)から、わが国の金融情報機関FIUにある案件が通報されたのだ。それにより、FIUがその捜査にあたることになったという訳である。FIUは警察庁刑事局の組織犯罪対策部に設置されている。ここはマネーロンダリングやテロ資金にかかる情報を一元的に受理・分析し、捜査機関に提供することを業務とする部署である。
もたらされた捜査案件は、バロー銀行の捜査過程で、日本人が関与していると思われる裏口座が発見され、そこに1000億円近い大金が眠っていたという。10億USドルの金額がセプタム口座と呼ばれるナンバーズアカウントの裏口座に預金されていたのだ。口座は記号だけで管理され、氏名や住所などの顧客情報は一切記録されていないというもの。バロー銀行の大口顧客であれば開設できる裏口座なのだ。同じ預金者が表と裏の2つの口座をバロー銀行に持つことができ、銀行の一部関係者以外では表口座と裏口座の関係解明は非常に困難という代物なのだ。
この案件はドイツ当局が内部告発者から聞き出したセプタム口座の情報であり、顧客担当制でプライベートバンカーは相互の情報交換が禁止されている中、たまたま該当口座の担当バンカーが日本人顧客専任だったというのだ。さらに、その担当バンカーが、強制捜査のさなかにピストル自殺をしたという。それが銀行内から聞けた1発の銃声だったのだ。
著者は明白にこう記す。「この手の金融犯罪では必ず銀行が犯罪者の手を貸し、そこから何らかの恩恵を受けている。直接関わっていなかったとしても幇助がなければ名ね-ロンダリングはできない」(p23)と。
FIUはそれまでのマネーロンダリングやテロ資金にかかる情報の一元的受理・分析及び提供から、法改正により捜査権限が付与され、組織変更が加わっていた。その組織に、今回バロープロジェクトチーム(BPT)が結成されたのである。
本作品の主な登場人物はこのBPTのメンバーと関係者である。
特に中心となるのは「私」として記載されていく岸一真と相棒となる石田。石田は警視庁からの出向者である。
岸一真のプロフィールに少し触れておく。
彼は、東亜監査法人からの出向した公認会計士としてBPTに参画し、捜査に関わる。しかし、彼はある時期に一緒に仕事をした永友武志に声を掛けられて、一旦永友が経営陣に加わった東亜監査法人に入社した形を取っての出向者である。岸は、大学時代に公認会計士の資格を取得。かつて東亜監査法人の監査部勤務からコンサルティング部に異動し、IPO(新規株式公開)支援業務で永友とチームを組んだ経験があるのだ。その後、岸は大学時代の友人・打田に誘われてSOLインベストメントに勤務する。そこで、SOL本社が仕組んだM&Aファンドの日本企業買収の業務に打田とともに関わっていく。その折、インサイダー取引の嫌疑でロンドンの金融当局から打田とともに事情聴取受けるのだ。その最中、SOL本社ビルの1階で打田と立ち話をして、岸が外に出た直後に本社ビルが爆破され、大参事が発生する。その爆破事件で打田は死亡。岸のインサイダー関与疑惑ははれるのだが、打田の爆死はこの時の業務への関与とともに、岸にとってその後トラウマとなる。
永友は岸に言う。岸の財務分析力を評価している上に、岸が金融庁へ出向し銀行検査の現場を熟知していることや欧州駐在経験のあることを知っている。さらに、岸に取って、爆破事件は乗り越えねばならないことであり、今回の案件は岸が過去を清算するいい機会なのだと。つまり、内心のトラウマと戦いながら、岸はBPTでの捜査活動を始めるのである。
本書のストーリー展開のおもしろさは、全く手がかりのなさそうな状況から、地道に論理的に基礎的情報の収集を集積し、論理的なフィルター掛けを繰り返し、針の穴のようなちょっとした手がかりを見つけたことを契機に、少しずつ情報をたぐり寄せていくところにある。日本に捜査基盤を置きながら、実際のマネー移動の取引手続き・操作の実行などに関わる側面はシンガポールが舞台となる。シンガポールの警察の協力を得て、シンガポールでの捜査プロセスが克明に描かれ、展開していく。そして、真相は、岸がベルクールに捜査の最終段階でに行きつくことによってやっと解明されていくのだ。それは岸個人のトラウマ現象に結末をつけることにもなっていく。実に巧妙なストーリー展開であり、謎解きでもある。
セプタム口座を利用したマネーロンダリングの捜査解明という本筋と絡むように、主人公岸の人生におけるトラウマ現象の発生・継続・結末という経緯の筋が徐々に語られながら、解明されていく。そして、プライベートバンクであるバロー銀行の経緯がもう一つの筋として、織りなされていくのである。すべてはバロー銀行が絡んで始まり、バロー銀行の転変によって結末が生み出されていく。
本書の最終段階で、ベルクール大聖堂が登場する。その一番奥に見える祭壇の背後に、『神に選ばれし者たち』という壮大な三連祭壇画が輝いている場面が描写される。岸はその祭壇画に近づいていくのだが、主祭壇に行く前に小祭壇の傍で、大きな油絵を見る。その題名は『マモンの追放』だと書かれている。その小祭壇はマグリット家の祭壇なのだった。マグリット家はベルクールで最も権力を持っていた貴族だったという。
この作品は巨額なナネーの操作、セプタム口座に関わった人々に対する審判劇なのだ。本書のタイトルは、このマモンから取られているようだ。マモンの審判である。
本作品の巧みさはこの3つの筋が織りなされていくプロセスにある。どこでどのように絡んでいくのか。それが本書を読む楽しみとなる。最初は金融用語に取っつきにくさを感じる向きもあろうかと思う。しかし、それよりストーリー展開のロジックとおもしろさに引き込まれ、金融用語にも馴染んでいくことと思う。
なかなか、読ませどころがあるフィクションだ。いや、事実は小説よりも奇なりで、もっと現実の国際金融の裏世界は、生々しいのではなかろうか・・・・。
国際金融経済に関心を持つきっかけにもなる作品だと思う。
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本書に出てくる用語から関連する関心事項をネット検索した。一覧にしておきたい。
IPOとは? :「やさしいIPO 株のはじめ方」
株式公開 :ウィキペディア
五菱会事件 :ウィキペディア
「裏社会から見た『五菱会』事件」(東京新聞) - これは必読!梶山は小物のようです。 :「阿修羅」
旧五菱会系ヤミ金事件 Part1 :「金は海外に隠すな!!」
プライベートバンク :ウィキペディア
プライベートバンクはどんな銀行? :「海外投資の歩き方」
プライベートバンキング :ウィキペディア
マネーロンダリング → 資金洗浄 :ウィキペディア
マネーロンダリングに関する金融活動作業部会(TATF) :ウィキペディア
マネーロンダリング対策 :「金融庁」
JAFICと国際機関等の連携 :「警察庁」
犯罪収益移転防止対策室(JAFIC)とは :「警察庁」
「租税条約」ってなに?──ものすごくカンタンな3分間レクチャー (2006.6/5)
:「国際税務研究会」
我が国の租税条約ネットワーク :「財務省」
タックスヘイヴン :ウィキペディア
リヒテンシュタイン :ウィキペディア
世界税制事情 シンガポール 関口俊克氏 ZEIKEITSUSHIN '10.6
シンガポール進出に関する基本的なシンガポールの制度 :「JETRO」
デリバティブ取引とは :「グッドイシュー」
4. 国際的な銀行倒産処理手続 :「預金保険機構」
外国銀行支店の預金者保護 :「Connecting the Dots」
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欧州のフランドル地方に設定された小国ベルクールと日本、シンガポールが舞台となる不法金融口座の解明・捜査にまつわるフィクションである。ベルクールは世界有数のタックスヘイブンの国である。その金融センターの中心に君臨するのがバロー銀行。プライベートバンクである。その銀行の口座に預けられたマネーの存在。グローバルに不法な方法を駆使して、法の間隙を巧みにくぐり抜け、脱税行為により巨額なマネーをプライベートバンクの口座に預けた組織或いは人物が日本に存在するのだ。その不法行為を如何に立証していくか。そのためには確実な証拠を見出し、累積して、論理的に立証しなければならない。
本書は国際金融経済の中で、裏経済につながる局面を取り込んだ非合法なマネーの動きの有り様の一事例をフィクションの形で鮮やかに描き出している。国際金融経済とその市場を教科書的アプローチをすると眠くなるが、こんな風に描かれて行くとそのプロセスに引き込まれつつ、国際金融経済と実態ということにも、眠気が覚めていく気がする。
本書を読了後に奥書を読んで、なるほどな・・・と思った。「世界四大会計事務所の一つに税務コンサルタントとして入社。国内大手証券会社でIPOコンサルティングやプライベートバンキングに関わる税務業務に従事した後、税理士法人を設立し代表税理士に就任。」というプロフェッショナルだった.国際金融の枠組みや金融取引の実態、手続きに詳しいのはあたりまえなのだ。裏世界につながる手口についての知識・ノウハウなどにも強いであろう。そのバックグラウンドを充分本書に反映させていることが窺える。
このストーリーの冒頭は、ベルクールに君臨するバロー銀行の本店に、ドイツ金融当局とベルクール金融当局が合同捜査に入るという決定的瞬間の報道描写から始まる。総勢80人による強制捜査が始まった直後、銀行内から1発の銃声が聞こえたのだ。
なぜ、この合同捜査が日本に関係するのか?
合同捜査をしたドイツ当局の情報を受けたマネーロンダリング対策の国際組織であるFATF(資金洗浄に関する金融活動作業部会)から、わが国の金融情報機関FIUにある案件が通報されたのだ。それにより、FIUがその捜査にあたることになったという訳である。FIUは警察庁刑事局の組織犯罪対策部に設置されている。ここはマネーロンダリングやテロ資金にかかる情報を一元的に受理・分析し、捜査機関に提供することを業務とする部署である。
もたらされた捜査案件は、バロー銀行の捜査過程で、日本人が関与していると思われる裏口座が発見され、そこに1000億円近い大金が眠っていたという。10億USドルの金額がセプタム口座と呼ばれるナンバーズアカウントの裏口座に預金されていたのだ。口座は記号だけで管理され、氏名や住所などの顧客情報は一切記録されていないというもの。バロー銀行の大口顧客であれば開設できる裏口座なのだ。同じ預金者が表と裏の2つの口座をバロー銀行に持つことができ、銀行の一部関係者以外では表口座と裏口座の関係解明は非常に困難という代物なのだ。
この案件はドイツ当局が内部告発者から聞き出したセプタム口座の情報であり、顧客担当制でプライベートバンカーは相互の情報交換が禁止されている中、たまたま該当口座の担当バンカーが日本人顧客専任だったというのだ。さらに、その担当バンカーが、強制捜査のさなかにピストル自殺をしたという。それが銀行内から聞けた1発の銃声だったのだ。
著者は明白にこう記す。「この手の金融犯罪では必ず銀行が犯罪者の手を貸し、そこから何らかの恩恵を受けている。直接関わっていなかったとしても幇助がなければ名ね-ロンダリングはできない」(p23)と。
FIUはそれまでのマネーロンダリングやテロ資金にかかる情報の一元的受理・分析及び提供から、法改正により捜査権限が付与され、組織変更が加わっていた。その組織に、今回バロープロジェクトチーム(BPT)が結成されたのである。
本作品の主な登場人物はこのBPTのメンバーと関係者である。
特に中心となるのは「私」として記載されていく岸一真と相棒となる石田。石田は警視庁からの出向者である。
岸一真のプロフィールに少し触れておく。
彼は、東亜監査法人からの出向した公認会計士としてBPTに参画し、捜査に関わる。しかし、彼はある時期に一緒に仕事をした永友武志に声を掛けられて、一旦永友が経営陣に加わった東亜監査法人に入社した形を取っての出向者である。岸は、大学時代に公認会計士の資格を取得。かつて東亜監査法人の監査部勤務からコンサルティング部に異動し、IPO(新規株式公開)支援業務で永友とチームを組んだ経験があるのだ。その後、岸は大学時代の友人・打田に誘われてSOLインベストメントに勤務する。そこで、SOL本社が仕組んだM&Aファンドの日本企業買収の業務に打田とともに関わっていく。その折、インサイダー取引の嫌疑でロンドンの金融当局から打田とともに事情聴取受けるのだ。その最中、SOL本社ビルの1階で打田と立ち話をして、岸が外に出た直後に本社ビルが爆破され、大参事が発生する。その爆破事件で打田は死亡。岸のインサイダー関与疑惑ははれるのだが、打田の爆死はこの時の業務への関与とともに、岸にとってその後トラウマとなる。
永友は岸に言う。岸の財務分析力を評価している上に、岸が金融庁へ出向し銀行検査の現場を熟知していることや欧州駐在経験のあることを知っている。さらに、岸に取って、爆破事件は乗り越えねばならないことであり、今回の案件は岸が過去を清算するいい機会なのだと。つまり、内心のトラウマと戦いながら、岸はBPTでの捜査活動を始めるのである。
本書のストーリー展開のおもしろさは、全く手がかりのなさそうな状況から、地道に論理的に基礎的情報の収集を集積し、論理的なフィルター掛けを繰り返し、針の穴のようなちょっとした手がかりを見つけたことを契機に、少しずつ情報をたぐり寄せていくところにある。日本に捜査基盤を置きながら、実際のマネー移動の取引手続き・操作の実行などに関わる側面はシンガポールが舞台となる。シンガポールの警察の協力を得て、シンガポールでの捜査プロセスが克明に描かれ、展開していく。そして、真相は、岸がベルクールに捜査の最終段階でに行きつくことによってやっと解明されていくのだ。それは岸個人のトラウマ現象に結末をつけることにもなっていく。実に巧妙なストーリー展開であり、謎解きでもある。
セプタム口座を利用したマネーロンダリングの捜査解明という本筋と絡むように、主人公岸の人生におけるトラウマ現象の発生・継続・結末という経緯の筋が徐々に語られながら、解明されていく。そして、プライベートバンクであるバロー銀行の経緯がもう一つの筋として、織りなされていくのである。すべてはバロー銀行が絡んで始まり、バロー銀行の転変によって結末が生み出されていく。
本書の最終段階で、ベルクール大聖堂が登場する。その一番奥に見える祭壇の背後に、『神に選ばれし者たち』という壮大な三連祭壇画が輝いている場面が描写される。岸はその祭壇画に近づいていくのだが、主祭壇に行く前に小祭壇の傍で、大きな油絵を見る。その題名は『マモンの追放』だと書かれている。その小祭壇はマグリット家の祭壇なのだった。マグリット家はベルクールで最も権力を持っていた貴族だったという。
この作品は巨額なナネーの操作、セプタム口座に関わった人々に対する審判劇なのだ。本書のタイトルは、このマモンから取られているようだ。マモンの審判である。
本作品の巧みさはこの3つの筋が織りなされていくプロセスにある。どこでどのように絡んでいくのか。それが本書を読む楽しみとなる。最初は金融用語に取っつきにくさを感じる向きもあろうかと思う。しかし、それよりストーリー展開のロジックとおもしろさに引き込まれ、金融用語にも馴染んでいくことと思う。
なかなか、読ませどころがあるフィクションだ。いや、事実は小説よりも奇なりで、もっと現実の国際金融の裏世界は、生々しいのではなかろうか・・・・。
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株式公開 :ウィキペディア
五菱会事件 :ウィキペディア
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プライベートバンク :ウィキペディア
プライベートバンクはどんな銀行? :「海外投資の歩き方」
プライベートバンキング :ウィキペディア
マネーロンダリング → 資金洗浄 :ウィキペディア
マネーロンダリングに関する金融活動作業部会(TATF) :ウィキペディア
マネーロンダリング対策 :「金融庁」
JAFICと国際機関等の連携 :「警察庁」
犯罪収益移転防止対策室(JAFIC)とは :「警察庁」
「租税条約」ってなに?──ものすごくカンタンな3分間レクチャー (2006.6/5)
:「国際税務研究会」
我が国の租税条約ネットワーク :「財務省」
タックスヘイヴン :ウィキペディア
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世界税制事情 シンガポール 関口俊克氏 ZEIKEITSUSHIN '10.6
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4. 国際的な銀行倒産処理手続 :「預金保険機構」
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