三十日月無し 千年の杉を 抱く嵐 芭蕉
貞享元年(1684)「野ざらし紀行」で芭蕉が外宮で詠んだ句
外宮御正宮
平日と言うこともあり、朝の外宮は人の出もまだ少い。
雲一つない青空は、
天気予報が告げた「穏やかな一日」の始まりを予見させるに充分だったが
夜のうちの放射冷却で陽の差さない朝の参道を肌寒くしていた。
冷やりとした、そして身の締まるような神聖な肌寒さだ。
火除橋
【参観順路】駐車場→北御門参道→御正宮→多賀宮→土宮→風宮
自家用車で来ると駐車場から表参道までは遠いのでこのコースになる。
三ツ石
多賀宮
土宮
風宮
外宮には食物・穀物を司る神「豊受大御神」が祭ってある。
衣食住の神、さらにそこから産業の守護神として崇められている。
だから
天照大御神の「内宮」と比べられると‘格’が落ちるし
伊勢志摩のツアーでは飛ばされることもあるのだが
商売をしている人には内宮よりもご利益があるようだ。
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