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ブラチスラバ 旧市街

2007-12-01 21:11:14 | 2004年8月中欧3カ国7泊8日
ブラチスラバの旧市街区はこじんまりとしている。
私たちはバスターミナル側から旧市街区入りしたのでまず「旧市庁舎」にでた。
いかにも中世を思わせる建物は、今は歴史博物館となっている。
中庭に噴水があり、建物が日影を作ると夏でも涼しく感じられた。

旧市庁舎を抜けると旧市街の中心、「フラヴネー広場」が現れる。
ぽっかり開いた広場の空間に陽光が指し込み、色とりどりの屋台が並ぶ。
周りを囲む建物もおしゃれな感じで華やいでいる。
この日は日曜だったから各地から観光客もそこそこ来ていたようだ。
それまでのブラチスラバで見た、なんとなく寂しいモノクロのイメージがいっぺんに吹き飛んだ。

昼食後も入り組んだ石畳の路地を歩いた。
ヨーロッパならどこにでもあるような、路上にテーブルと椅子を置いたカフェがここにもあった。
また「マンホールから顔を出して町を覗き見している軍人」の銅製のモニュメントもあった。
ちょっと子供っぽいがもてなしの心が感じられる。
遊び心を満喫させてくれる町だ。

名所のひとつ「ミハエル門」は14世紀から今に残る唯一の門。
当時は町を囲む城壁がありミハエル門はそのうちの一つだったそうだ。
周りから頭一つ抜け出した『中世の町への入り口』は旧市街を暖かく見守っている。
「聖マルティン教会」は旧市街のはずれ、城の手前に位置する中世の教会。
何しろ、時間に余裕がないから写真だけ撮って城へ向かってGoだよ。

 
旧市庁舎中庭の噴水        石畳の路地

 
フラヴネー広場の屋台


広場の一角には日の丸を掲げた日本大使館もあった。

 
      遊び心いっぱいの銅のモニュメント      

 
ミハエル門               聖マルティン教会

旧市街では旧市庁舎、ミハエル門、聖マルティン教会で館内見学(有料)できたがパスした。
展示されている所蔵物にはあまり興味がないんだなぁ。
時間がなかったのも事実だが、それよりもあちこち歩いて町全体を体感したいと思った。
レストランで食事をしたり、屋台で買い物をしたりしたほうが楽しいし、
現地の人に道を尋ねながら散策するとその町のことが一層好きになれる。

旧共産圏っというイメージを払拭した1日だったが最後に一つ、フラヴネー広場の屋台の店員について。
さすが旧共産圏と言うべきか。
チェコでもそうだったが、スロバキアでも店員は無愛想だ。
店の前で品定めをしていても全く知らん振り。
気に入ったマグカップを私が差し出すと、一言も発せずに紙に包んでくれた。
ゆっくり買い物が出来るという点では、この方がありがたかったが・・・
何故かホッとした瞬間。

  
                     自分へのお土産となったマグカップ


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