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アジアを回る・日本を回る

年に1度の海外旅行を楽しみに1年働いています
2016年の夏はカンボジア・シェムリアップに決定
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子規堂 高知・松山一人旅

2011-10-02 20:32:30 | 2011年 国内の旅

松山城を下山して大街道へ戻った。

次の目的地、道後温泉まで「坊ちゃん列車」に乗ろう!

バス停の時刻表を見るとちょうどいいタイミングで列車が来る…

と思ったら平日は間引き運転していた!!

ということで1時間以上も待ち時間ができた。

『待ち時間 = 街時間』

子規堂までテクテク歩いて行ったのだ。

  

子規堂は、子規の文学仲間の「正宗寺」住職が

自寺の境内に、子規の家を模して造ったものである。

お堂内には子規の写真や資料の展示と子規の部屋や復元してあった。

それにしても、境内に入ってそのままお堂に行こうとしたら

「受付こっちですよ~」という声が奥から聞こえた。

入館料50円を払いに、いささか非能率的な場所まで行くのだ。

ちなみに、この受付のおばちゃん、話好きの方でした。  

 

境内に隣接するお墓には子規の遺髪塔だけでなく

内藤鳴雪の遺髪塔と高浜虚子の筆塚もある。

さらに、お堂の前には「坊ちゃん列車」と「野球」のモニュメント。

正宗寺本堂前には「子規の句」と、なんと「横綱千代の富士の書」の碑。

境内には、「斉藤茂吉」や「与謝野晶子」の歌碑もあるのだ。

国語の勉強になりました。

 坊ちゃん列車の展示

 「笹啼が 初音になりし 頃のこと」  高浜虚子

 「朝寒や たのもとひゞく 内玄関」  正岡子規

 

「正宗寺の 墓にまうでて 色あせし 布団地も見つ 君生けるがに」 斉藤茂吉 

「子規居士と 鳴雪翁の 居たまへる 伊予の御寺の 秋の夕暮れ」 与謝野晶子


松山城 高知・松山一人旅

2011-09-28 12:37:05 | 2011年 国内の旅

男一人旅で松山城に行った。

マドンナガールの案内でリフトに乗る。

リフトを降り、子規の 松山や 秋より高き 天守閣

という句碑を見て 天守までの約10分の登りが始まる。

途中の茶屋で休憩をして息を整える。

心落ち着かせてから城内へ入って行こう。

隠門    紫竹門   野原櫓 

                    乾櫓(奥) ニノ門   

三ノ門   一ノ門  

城内には戦火などを乗り越えた築城当時の建造物(重要文化財)が多数残っている。

これだけ多くの江戸期の遺産を身近に感じることができたら

歴史に興味がなくてもちょっと鳥肌ものだよ。

ちなみに大天守の歴史は下記のよう。

   松山城は寛永4年(1627年)に築城された。

   その後天明4年(1784年)の元旦に落雷で天守閣が焼失した。

   天守閣の再建は江戸時代が終わろうとする安政元年(1854年)。

   現存する、復元物でない12の天守閣のうちの一つである。

   その後、明治の廃城令や昭和8年の松山城放火事件。

   さらに、第2次大戦の松山空襲などで、多くの周辺文化財が焼失したが

   天守閣は生き残ったのだ。

運命を感じさせる名城である。

松山城へはロープーウェイか1人乗りのリフトで行く。

「ロープウェイは10分間隔ですが、リフトは今すぐ乗れますよ」

乗り場にいた‘マドンナ’のかっこうをした若い娘が案内してくれた。

 

登り口には正岡子規の句碑があった。

松山や 秋より高き 天守閣  子規  

 

またまた妙な注意書き発見!

こんどは「石垣登るな」だって。 

登る人いるのかなぁ…

高知城の「お昼寝禁止」といい、松山城の「石垣登るな」といい

四国の人って結構豪快な人が多いのか?

洒落の注意書きでなくて、案外本気の注意書きだったりして… 

天守最上階 ↑   ↓ 最上階から道後温泉方面を見る

城内展示品↑ ↓

武具の試着もできます。子供に着せている家族あり。 


宇和島風鯛めし 高知・松山一人旅

2011-09-21 19:36:12 | 2011年 国内の旅

愛媛県の旧国名は「伊予の国」。

今でも愛媛県を地域で3つに分けて

「東伊予」「中伊予」「南伊予」と言う。

でも、なんで「東」と「南」なんだろう?

「中」というものごとの中心を表す表記がある以上

「東」には「西」が対応するし、「南」には「北」だと思うのだが…??

愛媛県の地図を見ればなるほどと思ったよ。

確かに「中」を中心に「東」と「南」で、「西」と「北」はない。

でも…やっぱり若干の違和感は残るけど… …

・・・・・・・・・・・・・・・・ それはさておき ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

愛媛県の郷土料理は「鯛めし」には、地域によって違いがある。

松山市を含む中伊予と東伊予で「鯛めし」と言えば

鯛を1尾乗せた炊き込みご飯をいい

宇和島などの南伊予で「鯛めし」と言えば

鯛の刺身をご飯に乗せて醤油ダレをかけて食べるものをいう。

我が旅行では、松山は宿泊のない1日。

だったら、昼と夜で2種類の鯛めしを食べ比べようではないか。

昼飯で狙いをつけたのが「大街道(オオカイドウ)」の「五志喜」さん。

‘有名店だから平日でも絶対混む’という情報だし、一人食だったから

混む前の11時30分入りを目指して高知からのバスの時間も逆算した。

その甲斐あって「宇和島風鯛めしランチ」を待つことなくゲット。

ただ、店に入るなり「予約の方?」「おひとり?」と聞かれた。

中年男の一人客はあまり歓迎されなかったかな。 

 ↑ 「宇和島風鯛めしランチ」1280円 

まずは鯛の刺身をタレの中にしばし漬け込んだ。

漬け込むといっても10数えるくらいだけど…

タレからあげた刺身を滴るタレごとご飯に乗せていただいた。

‘ぷりっ’としながら‘もちっ’とした食感と

‘じわっ’とくる鯛本来の甘み(旨み)。

ぷりっ  もちっ  じわっ  ……  旨いんだなぁ

残りの刺身は薬味と一緒にご飯にのせて丼にした。

最初の一切れほどの衝撃はないが美味すぎるぜ。

←ジャコ天も注文しました。

 


高知・松山一人旅 なんごくエクスプレス

2011-09-16 20:59:58 | 2011年 国内の旅

高知滞在は1日。

夜行バスで早朝高知入りし、翌日朝の高速バスで松山へ出発。

ちょっと慌しいけど、綿密な計画でほとんどの市内の観光地は廻ったよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

で、松山へは「なんごくエクスプレス」というJR四国の高速バスを利用。 

乗車券は空きがあれば車内でも購入可。

よほどオンシーズンか大勢で購入しない限り、満席で断られることは無い。

値段は高知~松山間が3500円。

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購入の際、「行き先は?」運転手に訪ねられ

「ダイカイドウ」と言ったら

「オオカイドウですね」って言われたよ。

「大街道」は「オオカイドウ」でした。


ひろめ市場 高知・松山一人旅

2011-09-11 10:11:11 | 2011年 国内の旅

夕食は「ひろめ市場」で食べた。

市場だけに食料品や雑貨などのお店もあるが、飲食店もいっぱいある。

好きな店で注文して、共同食事スペースで食べるのがこの市場のシステムのようだ。

この雰囲気、数年前に行ったバンコクのナイトバザールを思い出した。

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今回は一人旅だったので共同スペースは使いづらかった。

4~6人用のテーブルに一人で座れるほど席は空いてなかったし

盛り上がっているグループの末席で寂しく食べるのも気が引けた。

どうしたものか市場をうろついていたら、地酒の店があったのだ。

3,4人分のカウンターもあり、まだ誰も座っていなかったので端の席に陣取った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

店長お勧めの冷えた地酒をまずゴクリ。

爽やかでキリリとした口当たり。

でも、胃に落ちたらドシリとくる重量感。

一応正規の夕食は「塩かつおwithビール」で控えめに済ませてある。

だから「空腹の一撃」に騙されることはない。

本物だ!!

『純米酒 岡田以蔵』

「なめたらいかんちや 土佐の酒を」

酔った勢いで、龍馬に代わって言っておこう。

 ←おつまみの『鯨さえずり』

「岡田以蔵」と「さえずり」のセットをおかわりして、味を身体に憶え込ませる。

程よい心地よさと、隣席に客人が座ったのを機にホテルに戻った。

余談だが

2杯目の以蔵を注文したら、「1杯分なかったので他のにして」とのこと。

残念だが別のお勧めをいただいた。

でも、1杯分なかったという以蔵もサービスしてくれたのだよ。

1杯分ないといってもコップ7分目ほどはあったのだ。

この店長の心遣い…うれしいんだなぁ。

お店の名前は「拍手喝采・はっ鳥くん」です。

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余談その2

不思議な言葉を見つけたよ…「たっすいがは、いかん」 

「手ごたえのないビールはダメだ」という意味である。

ひろめ市場でも

MY遊バスの竹林寺バス停でも見ました。

 


高知城 高知・松山一人旅

2011-09-09 20:43:26 | 2011年 国内の旅

ひろめ市場から歩いて5分。

街の中に公園が現れたと思ったら、そこがお城の入り口(追手門)だった。

螺旋状に廻った石段を登って本丸へ行く。

途中でミストのサービスがあったのはありがたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

高知城は江戸中期に一度焼失したが、1749年に再建され今に至っている。

国の重要文化財にも指定されているのだ。

城内を見学し、急な階段で天守閣へ上がる。

市内が一望できるのと 風の通りが心地よい。

ウトウトしてしまいそう…と思ったら

「昼寝を禁ず」 だって(笑)。

高知城は『山内一豊』によって築城された。

まさに江戸時代が始まろうとする1603年のことだそうだ。

ところで、『山内一豊』は尾張岩倉生まれの武将。

その岩倉は、私が以前住んでいた町なのだ。

歴史に疎い私でも、近所に『山内一豊生誕地碑』があったから知っているのだ。

親しみを感じる高知城。

仲間由紀恵が『功名が辻』で演じた山内一豊の妻『千代』の像

仲間由紀恵が『功名が辻』で着た衣装も展示してある

板垣退助像

 


塩かつお 高知・松山一人旅

2011-09-07 18:10:51 | 2011年 国内の旅

「土佐の鰹を食べたら、他ではカツオが食べられなくなるよ。」

何かの本で読んだ一文が頭から離れない。

だから高知へ来たら、食事は「鰹」と決めていた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ひろめ市場の『明神丸』で『塩かつお』なるものをビールセットでいただいた。

一口食べて 「あ~ これは美味いわ」 

シンプルな塩味だからこそ、鰹の旨味がストレートに伝わってくる。

カツオってこんな味していたの???

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

名古屋で鰹を食べるときは生姜醤油かポン酢。

生きが好いのはニンニクスライスでいただくことも…

今までは、醤油やポン酢の味を味わっていただけなんだね。

塩でいただく鰹 …『塩かつお』… 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2切れ目はレモンでいただいた。

レモンをつけるとやっぱりレモンの味になってしまう。

だから3切れ目からはまた塩だけでいただいた。

【お店紹介】

『塩かつおのビールセット』をいただいたのはひろめ市場内の『明神丸』さん。

←ひろめ市場

昼ご飯は『本池澤』さん ↓で『鰹の漬け丼』1050円をいただきました。

  漬け丼1050円↓

              

 ←ウツボのたたき1300円

 


路面電車が「ごめん」 高知・松山一人旅

2011-08-29 21:04:47 | 2011年 国内の旅

子供の頃、名古屋には市営の路面電車が走っていた。

この市電は、通称‘ちんちん電車’と言った。

祖母にせがんで何度も乗せてもらっていた記憶がある。

何かメモリアルな日には、一部の市電が花で装飾され‘花電車’になった。

大通りまでわざわざ行って、何台かに1台通る花電車を見ていたっけ。

高知にも路面電車が走っていた。

はりまや橋のバス停から宿泊したホテルまでは、路面電車で2駅。

早歩きなら5,6分で着く距離を、頑なに路面電車に乗って移動した。

座席の座り心地が良い訳ではないし、歩いたほうが早いんだけど…

落ち着くんだなぁ。

路面電車の行き先表示が謝っている???「ごめん」

「ごめん」という駅があるんだね。

ネットで調べれば漢字でどう書くのかもすぐに解るけど

あえて調べない。

こんなユーモアのある街が益々好きになった。

・・・・・・・・・付記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

子供の頃の名古屋の路面電車は名古屋市営の‘市電’だった。

高知の路面電車は土佐電鉄という会社が運営する民営の路面電車。

高知の人は「土電(とでん)」と読んでいるそうだ。

高知在住の方に教えていただきました。

 


闘犬センター 高知・松山一人旅

2011-08-28 20:44:26 | 2011年 国内の旅

高知といえば土佐の闘犬である。

私的には、別段闘犬に興味があるわけではなかった。

でも、せっかく桂浜に来たことだし

観光名所としての「闘犬」というものを見てみようと思った。

・・・・・・・・・・・・・それにしても・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人間って不思議だなぁと思う。

「闘犬」だけでなく「闘鶏」や「闘蜘蛛」など、同種同士を戦わせて喜んでいる。

基本的に動物愛護精神の持ち主の私には、可哀想で仕方がない。

せめて「カブト虫相撲」くらいなら許せるけどね…。

・・・・・・・・・・・・・・・・さて観戦・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「第一列の席はとかヨダレが飛んできますよ」

 ってチケット窓口で言われた。

それだけで、私にとっては恐怖アトラクションなんだけど

闘犬場に入ると、獣臭が充満している。

気持ちを素直に表すと不快感80%で義務感20%だね。

・・・・・・・・・・・・・・・・試合が始まった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この日は軽量級の試合だった。

序盤は軽量級ゆえ迫力的には欠けるが、素早い動きで相手を牽制しあっている。

そして一方が相手のバックを取った。

背後から首筋にでも噛みつくか…と思ったら

いきなり交尾(実際は擬似行為である)が始まった

離されて「ファイト!」が掛かってもまた同じ。

結果は 反則負け となった。

充満していた不快感は一気に消え、私的には最高の結末かな。

血やヨダレも飛ぶことなく、おまけに話の種にはなるは…

・・・・・・・・・・・・・・・ということで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

初めての闘犬観戦はワケの解らない結末で終わった 

余談ですが、闘犬会場内の進行係りの方から

「闘犬場内の写真撮影はOKですが、ブログなどへのアップはご遠慮下さい」

というお願いがあったことを付記しておきます。

 


桂浜 高知・松山一人旅

2011-08-24 14:15:58 | 2011年 国内の旅

「桂浜」は「月の名所」だそうだ。

「よさこい節」にも

♪ 御畳瀬(みませ) 見せましょ 浦戸を開けて 

    月の名所は 桂浜  よさこい よさこい

とある。

実際、中秋の名月の頃に「観月会」が桂浜で開かれているという。

でも、宿泊でもしない限り、観月会には参加できないなぁと思った。

余談だが

「海岸」で「月」と言うと、「今月今夜のこの月を…」の月かと思ってしまう。

我ながら教養の無さに恥じ入ってしまった。 

坂本龍馬像

フォトスポットです

アイスクリン?

坂本龍馬(龍馬記念館)

龍馬記念館


五台山・竹林寺 高知・松山一人旅

2011-08-18 20:21:04 | 2011年 国内の旅

桂浜へ行く途中に「五台山」と「竹林寺」に寄り道した。

MY遊バスの8時の始発便に乗ったから、五台山に着いたのは8時20分頃。

バスには何人か乗客はいたが途中下車したのは私だけ。

恐るおそる展望台に行ってみると…やっぱり私だけだった。

高知市内の全景を独り占めして、さて珈琲でも飲もうかと

展望台下のレストランに行ってみたら… …

なんと営業は10時からであった。

 

いくら休日とはいえ、朝の8時や9時にここに来るような人はいないのかなぁ。

涼しい場所で市内の景色見ながら珈琲飲みたかったよ~。

さて、予定した30分の展望珈琲タイムが浮いたのですぐに竹林寺に行くことにした。

展望台のバス停の左前方の石段を下りていくとそこが竹林寺だ。

竹林寺は四国霊場の札所のうちで唯一文殊菩薩を本尊とする‘学問の寺’。

我が家に受験生が2人もいながら、ほったらかして彷徨っている悪い父親としては

せめて「文殊菩薩様」にお参りくらいしておかないと…

 

ちなみに、『五台山』は中国の有名な霊山「五台山」に似ているので命名された。

また、「よさこい節」に出てくるカンザシを買う坊さんは『竹林寺』のお坊さん。

これ、私的にはけっこうなうんちくなんだけど…誰でも知ってるのかなぁ。


MY遊バス 高知・松山一人旅

2011-08-17 17:33:49 | 2011年 国内の旅

高知市内の観光には MY遊バス』 が絶対お勧め。

高知駅~はりまや橋~五台山・竹林寺~桂浜のコースを往復で運行している。

乗り降り自由だから、高知市内の観光スポットがくまなく廻れる。

通常は始発9:00~で毎日6往復。

でも、土日や夏休み期間などは8:00始発で9往復。

私も8:00の便を利用した。

料金は1日乗車券が1000円。

普通に路線バス(県交通)で行くと

はりまや橋~桂浜は往復で1220円(片道610円)かかる。

それだけでもお得だが

さらに、高知市内の市電も無料で乗れる。(ただし区間指定あり)

さらに、さらに、MY遊バスのチケット提示で

入場料が割引きになる観光施設やサービス特典のある飲食店もあるのだ。

私が割引特典で利用したのだけでも

「高知県立坂本龍馬記念館」 400円→320円

「土佐闘犬センター」 1500円→1200円 

「高知城」 400円→320円

そして鰹の漬丼を食べた「本池澤」 飲食代金の5%引き

特典つきの観光施設や飲食店等はもっともっといっぱいあるよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さらに、さらに、さらに、少し複雑なサービスだが

県交通の桂浜~はりまや橋の区間を片道1回に限り利用できる!

これはどういうことかというと

はりまや橋~桂浜は直行すれば35分程だが

MY遊バスは五台山と竹林寺を経由するので約50分かかる。

だから、行きはMY遊バスで五台山・竹林寺に途中下車して桂浜まで行き

帰りは時間短縮で県交通の路線バスではりまや橋まで帰ることができるのだ。

ちょっと理解するのに時間がかかったが、いいシステムだと思わない?

当然私もこのシステムを利用したよ。


はりまや橋 高知・松山一人旅

2011-08-14 12:14:03 | 2011年 国内の旅

期待して観に行ったら「何だこんなものか」って落胆させられる名所のことを

‘がっかり名所’等と言う。

日本3大がっかり名所は

札幌の時計台 

  高知のはりまや橋 

    長崎のオランダ坂(沖縄の守礼門という説あり)

だそうだ。

高知入りしてまず訪れたのが、そのがっかり名所の一つ「はりまや橋」。

実際に行ってみると、市電が走る大通りの交差点の脇に朱塗りの橋が見えた。

橋ということで人口川を付け、川沿いを遊歩道にして公園化してあった。

私的には別段‘がっかり’という印象はないが、何か‘追いやられている’感があったな。

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ここは昭和30年代の「南国土佐を後にして」という映画と歌謡のヒットで脚光を浴びた場所。

私自身、映画の内容は知らないが、この橋で名場面でもあったのだろう。

名場面の印象という付加価値が付くから異常な期待を持って観光客は来る。

ましてや「南国土佐を…」を知らない世代にとっては、名前だけ先行した観光地なのだ。

来て見て、実物がけっこうチャッチイから ‘がっかり度’ は大きくなる。

がっかり名所にはこんな気の毒な面もあるのだろう。

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ちなみに、私は「南国土佐を後にして」の映画は観たことないぞ。

かすかにペギー葉山の歌は懐メロ番組で聞き覚えのある程度の世代です。

   ♪ 南国土佐を後にして  都へ来てから幾歳ぞ

       思い出します故郷の友が  門出に歌ったよさこい節を

          土佐の高知のハリマヤ橋で   坊さんかんざし買うを見た

             よさこい  よさこい  

 ←はりまや橋の由来

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夜行バスで高知入りしたので、朝食はコンビニで買ったおにぎり。

照りつける南国の太陽は早朝でもきつい。

そこで、はりまや橋まで移動して、木陰の水際で涼しく食べた。

翌日も素泊まりプランの宿泊だったので

コンビニでサンドイッチを買って、はりまや橋で食べた。

はりまや橋は私にとって高知の朝食場所である。

ちなみに、屋根つきの休憩スペースがあったが

2日ともそこで寝てみえる方がいたなぁ。

 

ちなみに「世界3大がっかり」は

シンガポールのマーライオン

  コペンハーゲンの人魚姫像

    ブリュッセルの小便小僧

だそうだ。

 


高知・松山一人旅 夜行バス

2011-08-13 10:32:29 | 2011年 国内の旅

初めて夜行高速バスで旅行した。

何人かの友人からは「絶対に疲れますよ」って忠告された。

「ならば疲れてみようかナ」という軽いノリで

「夜行バスで行く高知and松山一人旅」

に行ってきた。

  

行きのバスは名古屋~高知は「ドラゴンライナー」       車内

車内で他の乗客の話し声が気になってしまうとか

そうでなくても初めての夜行バスなので寝れなかったらどうしようか…

なんて考えていたけど、杞憂だった。

養老SA(トイレ休憩)を出て完全消灯以後はよく寝れた。

途中何回か眼が覚めたが、普段でも就寝中に何回か目覚めている。

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でも、車内でこんなことがあったっけ。

名鉄バスセンターで親子5人のグループを見かけた。

家族旅行で深夜バスか…と思ったら

乗り込んだのは小学生と思われる姉妹2人だけ。

抱っこされた幼児と両親は見送り。

しかも、その姉妹のうち妹のほうは私の隣の席だった。

その姉妹はおとなしく、消灯後は静かに寝ていた…

、ふと眼が覚めたら隣でその女児がシクシクと泣いていた。

どうしたんかなぁ…声掛けたろうかなぁ…なんて思っていたら

後ろの乗客(若い女性)が寄ってきて「トイレ?」って聞いて連れて行ってくれた。

私が声掛けたらんといかんかったなぁ…

などと反省しつつまた眠りに付いた。

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高知はりまや橋高速バス停

帰りのバスは、松山~名古屋の「オレンジライナー

道後温泉バス停(道後温泉駅前)