山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

新学期は9月にしたら!?

2020-04-14 | 政治・経済・社会
 以前より議論があった9月入学ですが、長年続いてきた4月入学ですから、これを変更するには物凄い力が必要です。変更に際して、先ず一番問題なのは4月~8月のブランクをどう解決するかといったことでしょう。その期間何をするかといった問題もさることながら、空白の時間ではあっても費用も掛かります。今回のコロナ休校で現出した事象も起こります。ということで議論はいつの間にか立ち消えとなってしまったのでしょう。

 しかしながら、今回の新型コロナウイルス騒動で、実際に学校は休校になりました。当初は大騒動になるかと思いきや、準備期間がこれほどに短くても何とか乗り切ることができているようです。関係者のご努力には敬服するしかありません。
 緊急事態宣言で5月6日まで休校となっている学校等を除けば授業が開始されております。しかし、感染者の発生状況によってはいつ何時休校になるか分からない状況ですし、子供たちに集団感染のリスクを負わせていることにもなっております。更に、5月の連休明けに授業再開予定とは言うものの、本当に再開できる環境が整うのか全く予測の限りではありません。というより1カ月やそこらで、この状況が収束するとは到底思えません。再び休校延長となる可能性が高いと考えられます。このように次から次へとズルズル引き延ばされるのは、いかにも精神衛生上よろしくないものと考えます。
 現状では9月授業再開すら難しいと思います。このような状況で子供達を安心して学校に通わせることができるでしょうか。

 今回の新型コロナウイルスで休校となってしまったこの際ですから、全国一斉に9月新学期と定め、これを目標に国全体が全力を挙げ新型コロナウイルスに立ち向かうようにしませんか。学校はもとより、ライフラインに関わる事業所を除いて一斉休業にし、徹底的に感染の封じ込めを行うのです。人が生き延びていく当座の資金は国が全国民に給付してください。事業者が生き残る資金も国が面倒見てください。そうでもしない限り、集団免疫ができるまで際限なくこの状況がダラダラと継続するのではないですか。

 とにもかくにもクラスターが追えるようになるくらいに状況をリセットしなければ二進も三進もいかないでしょう。クラスターが追えるようになれば、後は個別対応で柔軟な対応も可能となるでしょう。このことをアンダーコントロールというのではないですか。そのためには、首相のリーダーシップが求められます。「憲法に書いて無いからできない!」などと言っている間に国家そのものが滅んでしまったらどうするのですか。

 強制力がないから言うことを聞かないのではなく、先が見えないから言うことを聞かないのではないですか。例えば、一人20万円給付するから2カ月間耐え忍んで生き延びてくれと言われれば大抵の人は要請を受け入れてくれるはずです。
例え、憲法に書いてあっても少数ではあっても守らない人は守りません。それはそれで仕方ないことでしょう。少なくとも80%以上の人は自覚のある行動をとれるはずです。それで状況がコントロールできれば良いのです。

 このような政治判断は安倍首相、あなたにしかできないのです。どうか果敢に大鉈を振るってください!!!





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