山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

「アベノマスク」の466億円を治療法の研究費に!!!

2020-04-11 | 政治・経済・社会
 全世帯に布マスクを2枚ずつ配布するという、いわゆる「アベノマスク」に何と466億円も掛かるということです。こんな金があったら、治療薬の研究費に回した方がよっぽど良いと考えます。これは先ほど放映されたTV番組に出演されていたノーベル医学生理学賞を受賞された本庶佑先生が
治療法の研究ののために「製薬会社以外の研究者に100億円の研究費を!」と提言されておりました。100億円などと言わず「アベノマスク」の466億円をそっくりそのまま回せと言いたい。

 はっきり言って布マスクなどは誰でも作れます。SNSや動画サイトには製作投稿が数多くみられます。しかしながら研究は一部の限られた人しかできるものではありません。貴重な税金はそのように有効なものに集中して使うべきものです。社会資本だってそういうものでしょ。個人や企業から集めた税金をまた薄くばら撒くのだったら集めなければ良いだけの話です。

 ではマスク不足をどうやって解消するかです。それは需要に応じた供給をするしかないのです。「企業に作らせる?」それも一つの方法です。しかし企業も手一杯というところでしょう。だから政府がいくら増産せよといっても市場に出回らないのではないですか?
 布マスクならば材料さえあれば家庭でもできるでしょう。一日頑張れば相当の枚数を作ることができるでしょう。外出自粛で「家に居ろ」と言われております。この時間を有効に使ってマスクを作りましょう。マスク不足を地産地消すれば良いのです。
 例えば、自治会単位に材料を供給し、マスク作りには1枚当たりの賃金を支払うことにする。出来上がったマスクは世帯に必要なだけ販売する。余剰のマスクは他の自治体へ供給するなどなど自治体はこのような事業がスムーズにできるように協力体制を組むようにすれば、マスク不足はそんなに長い期間を経ずに解消することでしょう。
 マスクに限らず不足している物資その他諸々、家庭内で生産できそうなものを知恵と工夫で上手くビジネス化しようではありませんか。家庭を生産拠点にするのです。しばらくの間ちょっと昔の家内工業に戻るのです。大量生産と異なりコストは幾分掛かるでしょうが、これは緊急避難的なものです。それくらいは我慢しましょう。

 あれが出来ないこれも出来ないと嘆いてばかりいては、この危機は乗り越えられないと思います。限られた条件の中で、やれることをやろうではありませんか?

 国は国民が努力すればできることについては関与せず、努力してもできないことにこそ注力すべきなのではないのでしょうか。

 冒頭申し上げたように「アベノマスク」配布は中止し、これに要する予算を治療法の研究費振り向けることを強く願います。
一旦走り出した政策を止めることは大変なことでしょう。しかし、これを止めて研究費に回すことができれば、安倍総理は賢者として尊敬されるでしょうが、止められなければ愚策中の愚策を遂行した責任者として後世に語り継がれることでしょう。



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