山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

ターゲットは通すもの!?

2019-11-11 | ボウリング
 大半のボウラーはターゲットとしてスパットを使っていらっしゃるのではないでしょうか。
私は以前投稿したようにドットを使っております。(参考:「「ドット・ボウリング」が泥沼脱出のきっかけとなるか!?」「「ドット・ボウリング」やってみました」)
 その他フッキングポイントをターゲットとしている方もいらっしゃると聞いたことがあります。何れにしても投球する際に何がしかの目印に向けて投げているのです。闇雲に投げてもダメに決まっているのですが、ターゲットを通すことに躍起になり過ぎてもこれもあまり意味の無いことのように思えてきました。そりゃ正確にターゲットを通すことができれば良いに決まってますが、ターゲットを通すことに拘ることによる弊害もあるのではないかと。ターゲットに合わせようとして小手先で調整してしまうことになってしまい、ボールの回転にばらつきが出てしまう方が1枚や2枚ターゲットを外すことより結果的に大きくポケットを外してしまうことにならないのだろうかと思ったのです。それよりもオイルパターンを読み、最適なラインを見つけたり、レーンの変化に如何にアジャストするかに集中した方が良いのではないかと・・・。
 そんな折、例の「ベアボーンボウリング」を読み直していると次のような記述がありました。

 -以下同書P29より引用 - 
 「本書を通して「ターゲットライン」について触れることが多々ある。それが何を指すのかを判断するのに、これらの情報を使用してほしい。君が目で追っていることは自分の体をそこへ向けて移動させるための参考でしかない。ターゲットを通すことに執着し過ぎないこと。信じられないかも知れないが、ほとんどのプロはターゲットを気にしていないのだ。」-引用終わり-

 なんとこの行にはしっかりとアンダーラインが引かれておりました。つらつらと考えたことが、実は過去に読んで潜在意識の中にあったものが、あたかも自分の思い付きであったかのように顕在化したものだったのです。

 ということで後は実践あるのみです。先ずは、立ち位置を定めてフッキングポイントを想定し、立ち位置からそこに至るまでのラインを描き、それを同書の指摘のようにターゲット(私の場合はドット)はアプローチやスイング面の方向に定めます。そして腕の方向を定めてターゲットに向けてアプローチを開始します。プッシュアウエイの方向もターゲットに向けて行います。後は一連の動作の流れに任せます。そこを通そうと意識せずターゲットの方向に漠然と向かうようにします。

 最初は何か違和感のようなものを感じましたが、数ゲーム投げるとターゲットを勝手に通るようになりました。そうなんだターゲットは通すものではなく、通るものだったのだ!

 スイング面が安定していればアプローチの方向さえ間違えなければ勝手にターゲットを通過するものだったのです。ということはファールラインのドットを利用してもいい訳で、むしろこの方が近くにある分ターゲットとして相応しいし、理想の無音リリースに近づけることになるかも知れません。
 次回はクラブリーグの最終戦(ポジションマッチ)です。思い立ったが吉日、ちょっと無謀かも知れませんがチャレンジしてみたいと思います。




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