山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

「ベアボーンボウリング」を読み返す

2024-01-27 | ボウリング
 ボウリングを始めて一年ほど経った時に出会ったのが「ベアボーンボウリング」でした。それまでに入門書を何冊も買って読んできましたが、正直言ってあまり参考になりませんでした。その中で、宮田哲郎著「スポーツ・ボウリング」は内容的に充実しておりました。ただ、これは1991年発行のもので内容があまりにも古過ぎでした。
 この頃は、アベレージが160程度で中々上達できずにおりました。センターで開催されるレッスン会に定期的に参加してはみたものの状況は変わらずでした。そのような時に出会ったのが「ベアボーンボウリング」でした。これを読みながら少しずつ投球フォームを「スクエア」から「オープンバック」に変えていきました。しかし、レッスン会では「オープンバック」など教えてはくれません。
 そこで意を決して藤川プロのフリーレッスンを受講してみたのです。プロに「オープンバック」にしたいと相談し、少しずつ指導を受けながら現在に至っております。藤川プロから何故そのようなアドバイスを受けたのかを「ベアボーンボウリング」で振り返ると一々理にかなっていることが分かります。しかし、本を読んだだけでは投球フォームやタイミングのズレといった微妙な修正は自分自身では不可能です。いくら動画に撮って分析しても何が悪いのかさえも分からないことでしょう。身近に指導してもらえる有難さが身に沁みます。
 投球フォームやボール選択(レイアウトを含む)は藤川プロに相談できるので良いのですが、レーンコンディションだけは付きっきりでアドバイスしてもらえない限り自分で考えるしかありません。
 ということで「ベアボーンボウリング」のレーンアジャストに関する部分を読み返すことにしました。入門書ではほとんど触れられる部分ではありませんが、本書では43ページに渡って詳細に記述されております。それも一流のPBA選手が実戦で用いる手法が記されております。
 最初に読んだ時には、先ず投球フォームやスイングとフットワークの同期に関心が高かったこともあり、レーンコンディションについては流し読みした程度でしたし、あまり理解できなかったというのが正直なところでした。
 しかし、レーンコンディションに関する問題に直面した今現在読み返してみると記述されている内容が一々刺さってくるのです。やはりあることを理解できるようになるためには経験と関心が共に必要であることを痛感させられました。
 実際にゲーム中に発生した現象の原因は何か、その背景にあるものは何なのか、そしてそれに対処するためにはどうすれば良いのか、更にはそれを実現するために必要な技術は何なのかといったことを本書はある程度解明してくれるものと期待しております。
 本書を熟読し理解を深め、実戦で試して確認し、更に深く読み込み理解するといったプロセスの中でより深みに達することを目指していこうと思っております。
 と言いつつも増々弱る体力と惚けていく頭でどこまでできるか分かりませんが・・・。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。