小牧の旅のあれこれ

あちこち旅をしている時のあれこれ

Tsenher(ツェンヘル)温泉へ

2008-08-18 21:00:44 | モンゴル
8/18 Tsenher(ツェンヘル)温泉へ

朝ツーリストゲルを出発。昨日火山へトレッキングした同じ道を行く。火山の東を通り南に向う。振り返って火口丘を見ると南側は木が生いていなくて、黒い溶岩の丘となっていて、火山だと言う事が一目で分かる。溶岩原が広大に広がり平原をなしている。その溶岩原を過ぎて草原にでても、火山弾となって飛んで来て固まった噴石が可成りの遠方まで見られた。爆発の規模の大きかった事が分かる。

      南側から見た火口丘

         溶岩原

 山間から平地に出で、Tariat(タリアット)と言う町で車の給油をする。小一時間程走ると、大地を鉈でスッパと切った様な深い谷の脇に出る。川が浸食して深い谷を作ったのでしょう。遥か下の谷底に川面が見えました。この脇に百枝の樹と呼ばれる、針葉樹(多分松?)の大木が有り、枝を無数に広げています。根元には石が積み上げられ、枝には青い布が沢山掛けられ、オボと成っています。旅人は時計回りに3回オボの周りを廻って、旅の安全を祈ります。

       Triatのガソリンスアンドで

        キャニオン

       百枝の樹

 それから二時間程走り、Shar Bulagiyn峠を超えてIhtamir(イフタミル)と言う町を過ぎる。さらにTsagaan Uanus(ツァガーン・ウラヌス)峠を越え大きな町Tsetseleg(ツェツェレグ)に到着。Ulaangom(ウラーンゴム)以来の大きな町でした。ここで小奇麗なレストランに入って昼食を食べる。モンゴルの大衆食堂での料理はメニューに無くて、注文に困りました。ここのザハ(市場)で飲料水や野菜を買い入れ、ビールを探したが見つからず、スーパーマーケットを訪ねて、やっと手に入れました。

      Tsetseleg(ツェツェレグ)の町

      ツェツェレグのバザール
 Tsetseleg(ツェツェレグ)から南に向い峠を一つ越えて、緩やかな谷に入る。谷間には多くのゲルが建ち並んでいて、幾つかのツーリストキャンプとなっていた。その内の一つNatiseland Tourist Campのゲートを潜る。谷の向かい側は松の森と成っており、其の下縁から温泉が湧き出しています。湯気がモウモウと立ち昇っていますが、硫黄の匂いはしませんでした。
 ここのツーリストゲルは20張り位有り、平屋の食堂、シャワー&トイレが別棟で在りました。そのほかに露天風呂と日本の木の風呂桶風な、やはり露天の風呂が二つありました。露天風呂は40度位で丁度良い温度にしてありました。実に久し振りにお風呂に入る事が出来、体が休まりました。

     Natiseland Tourist Campのゲル

         源泉

      露天風呂

     日本式(?)風呂

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