行動派の I love muscle beauty!

強い者は美しい・・・

大会に出てこそ、muscle beauty

2012-12-29 23:26:38 | 雑談
この2012年も、残すところわずかとなりました。
少し間が空いてしまいましたが、ここらへんで一発書いておかないといけませんね(笑)。
さて今回は、初めての試みになりますが、もう一つ私がやっているコラムとの「連動企画」といいますか、同一内容でお送りさせていただきます。
またの名を「手抜き」とも言います(爆)。

この私のブログですが、ご存知のとおり「行動派のI love muscle beauty!」と銘打っております。
「行動派」というのはボディビル関連の活動における私のハンドルネームで、「行動派musclle beautyファン」の略でもあります。
そしてその「muscle beauty」なのですが、私流の定義では「ボディビル大会に出場している現役の女性ボディビル選手」ということになります。
ここでいう「ボディビル」には、ボディビルのほかに健康美・フィットネス・ボディフィットネスも含まれます。
私はここで、「大会に出場している」ということにこだわっています。
といいますのは、私はボディビルとは無関係の「部外者」であり、muscle beautyの皆さんを拝見する機会は、ボディビル大会を除いてほかはないからです。
どんなに鍛え抜かれて魅力的な体を持っている女性でも大会に出てくれなければ、私はその体の魅力を知ることはできません。
ですから大会に出ていない人は、私にとっては「いない」ことと同じで「muscle beauty」とは言うことはできないのです。
逆に言えば極端な話、ボディビルの競技歴がまったくなく鍛えられていない体の女性であっても、選手としてボディビルの大会に出てきた以上は、私的には「muscle beauty」であるということになります。

なぜこういう話を切り出しかと言いますと、例年のことではあるのですが今年も数多くのmuscle beautyの方々が大会から姿を消していき、それを非常にさびしく思ったからであります。
率直なところ、ボディビル競技において女子選手の入れ替わりはかなり激しいものがあります。
10年以上の長期にわたって活躍を続けている選手がいる一方で、1年間活躍してそれっきりという選手も少なくありません。
中にはたった1回大会に出て、以降姿を見ない選手もしばしば見かけます。
せっかく魅力的に鍛えた体を勇気をもって披露しながら、それが長く続かないことはとても残念に思えてなりません。
だから私は、muscle beautyの皆さんとは常に「一期一会」の出会いであるとの心構えをもって、真剣に観戦及び撮影に臨むよう心掛けているつもりです。

また、4つあるカテゴリーのうち「健康美」に関しては、他の3つのカテゴリーよりも一段低いものと考えている人が、選手や関係者の中に多く見られることを感じています。
たとえば役員の方が健康美で優勝した選手に、「健康美は一度優勝したら、その後はボディビルやフィットネス・ボディフィットネスに専念すべきだ」というようなことを言ったという話を聞いたりします。
これも考えてみれば、とんでもない話だと思います。
といいますのは、日本の女子ボディビルの歴史は実はその健康美から始まっているからです。
ボディビルで女子の日本選手権が始まったのは、1983(昭和58年)年のことでした。
そして、オールジャパンミスフィットネスが始まったのはさらに遅く、1996年(平成8年)に第1回が開催されています。
さらにオールジャパンミスボディフィットネスに至っては、第1回が行われたのは2007年(平成19年)のことでした。
一方健康美ですが、現在開催されているミス21健康美こそその名の通り、21世紀に入った2001年(平成13年)からのスタートですが、その前身である「全日本実業団ボディビルコンテスト」の「ミス健康美」部門は、1977年(昭和52年)に始まっています。
つまり、ボディビルの日本選手権よりも長い歴史を誇るのが、健康美なのです。
そして健康美から、ボディビル・フィットネス・ボディフィットネスと枝分かれしていったわけですね。
ですので、日本におけるの女子ボディビル競技のいわば「源流」でもある健康美をないがしろにすることは、けしからんと憤慨している次第です(爆)。
もし仮に、ボディビルの日本選手権とミス21健康美が同じ日に違う場所で開催されたとしたら、私はミス21健康美を観戦することを選択するでしょう。

というわけで、今回は私のmuscle beauty及び女子ボディビル競技についての考え方を、披露させていただきました。
コメント (4)
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