ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

ベンセ湿原

2015年06月14日 | 

           

           今年はどこの花も開花が早い。 ベンセ湿原のニッコウキスゲは例年6月中旬が

           見頃だが、今年はすでに盛りが過ぎて枯花が目につく。

        

       カキツバタは最後の一花。             センダイハギは実になった。

               

              主役交代でノハナショウブはこれからだが、密度が疎になった。

   

  少し離れた一角、ノハナショウブの去年の花殻が林立。   林の奥にはゴミの不法投棄。

  今年の花が全く見られない。

  

       木道を歩くと トキソウ、ミズチドリなど小さな花がかろうじて目に入る。

          

                エゾノレンリソウ

 


アヤメ

2015年06月09日 | 

 

  

    数年前、浅間山の麓で野生のアヤメを見て、初めてアヤメを特定できた。

    青森県では山野では見たことがないが、宅地周りによく見かける。

      

  外側の花弁の基部に、黄色と紫色の綾目模様がある。

            

     改良種か、花姿がアヤメと同じだが、色が濃く、草丈がアヤメより

     10cmほど高いものが見られる。

       

                    白花アヤメもある。

   アヤメと対比されるのがカキツバタ。 いずれ劣らぬ美しさの意味のようだが、

          

 両者の区別がむつかしい。 並べて見れば区別できるが、生育場所が

 異なる。  カキツバタは水辺に育ち。花弁には白い紋様がある。 

 

 多様な色彩と大きな花のジャーマンアイリスはゴージャスではあるが清楚とは対極。

    

     キショウブもよく見かけきれいだが、やや問題の外来植物。

     

       ただのショウブはサトイモ科でアヤメの仲間ではない。

       地味な花がめったに見つからないようで、 今年初めて見た。