アヤメ
2015年06月09日 | 花
数年前、浅間山の麓で野生のアヤメを見て、初めてアヤメを特定できた。
青森県では山野では見たことがないが、宅地周りによく見かける。
外側の花弁の基部に、黄色と紫色の綾目模様がある。
改良種か、花姿がアヤメと同じだが、色が濃く、草丈がアヤメより
10cmほど高いものが見られる。
白花アヤメもある。
アヤメと対比されるのがカキツバタ。 いずれ劣らぬ美しさの意味のようだが、
両者の区別がむつかしい。 並べて見れば区別できるが、生育場所が
異なる。 カキツバタは水辺に育ち。花弁には白い紋様がある。
多様な色彩と大きな花のジャーマンアイリスはゴージャスではあるが清楚とは対極。
キショウブもよく見かけきれいだが、やや問題の外来植物。
ただのショウブはサトイモ科でアヤメの仲間ではない。
地味な花がめったに見つからないようで、 今年初めて見た。